オーバーロード<落書き集> 作:焼きプリンにキャラメル水
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この話に出て来る『ルべド』は99%捏造です。
苦手な方は見ないことをおすすめします。
ナザリック地下大墳墓 第八階層 荒野
「完成した・・・」
そう言ってアインズ・ウール・ゴウンの『大錬金術師』こと『タブラ・スマラグディナ』は満足げに微笑んだ。
「私の最高傑作・・・『ルべド』」
「さて・・・『たっち・みー』さんと戦わせてみようか」
タブラはルべドを紹介すると同時に『たっち・みー』と戦わせることに決めた。
「<
・・・・
・・・・
・・・・
彼らは『タブラ』の横にいる女を見つめる。
人間の女性・・・美女にしか見えない存在。
褐色の肌に銀髪のロングヘア。真っすぐに下された髪は綺麗であった。眉毛や睫毛も銀色で瞳はルビーを思わせる赤色。その容姿から人ではなく女神の様な神々しさすら感じた。
頭には赤いヴェールが掛けられており、全身には赤いウェディングドレスを着用している。地面に着くギリギリ手前にまで伸びたスカートは彼女の足元を隠している。
ただその表情から浮かんでいるのは笑顔である。
アルベドが『大人の笑顔』ならばルべドか『子供の笑顔』といった所だ。
ウエディングドレスから僅かに出ている美しい肢体は大人の女性そのもである。
「へぇー。滅茶苦茶美人じゃん」
そう言って『大災厄の魔』こと『ウルベルト・アレイン・オードル』は感心する。
「正直好みなんだけど」
そう言って笑顔のアイコンを出すのは『ぺロロンチーノ』だ。
「しかし最終兵器と聞いていたので・・・てっきりもっと明らかにモンスターって
感じがすると思ったんですが・・」
『たっち・みー』がそう呟く。
「舐めないで下さいよ。私が作った『ルべド』は最強ですからね」
「へー。ワールドチャンピオンの『たっち』とどっちが強いんだ?」
それを気にしたのは『ザ・サムライ』の『
「ルべドですね」
「!!はっ?・・・そんなに強いの?」
タブラの即答に周囲が驚愕する。
「えぇ。何なら試しますか?」
「いいんですか?倒すかもしれませんよ」
『たっち・みー』が食いつく。
「そうならないので安心して下さい」
「タブラさんがそこまで自信満々になるなんて・・・・気になりますね」
そう言うと『たっち・みー』は剣を抜くと構えた。
「それでは『モモンガ』さん、お願いしますよ」
「えっ、私ですか・・・・ゴホン・・・始め!!」
『タブラ・スマラグディナ』が作った最高傑作の『ルべド』
『ワールドチャンピオン』という最強の聖騎士『たっち・みー』
二人の対決が始まった。
・・・
・・・
・・・
・・・
『たっち・みー』は目の前にいる女を見る。
彼女がこちらに右手をかざすと自身の足元が土で拘束されるのが分かった。
「くっ・・」(足が動かない!)
ルべドの赤い瞳を中心に血管のように光るものが走り、中腰の姿勢になり右足だけ伸ばす。やがて右足に赤い光が到達する。
ルべドは飛び上がるとこちらに向かって右足を向ける。『ぺロロンチーノ』がしゃがみ中身を見ようとするが叶わなかった。右足を中心に赤い光のエフェクトが輝き彼女のスカートの中身を隠したからだ。
彼女の右足を中心にスカートが真逆に変形し、円錐の杭の様な形状に変化する。それが赤く光り輝く。
ルべドは『たっち・みー』の純銀の鎧の中心に位置するサファイアを狙ってキックを入れる。
赤く光り輝く円錐が彼の胸部を削る様に高速回転してダメージを与える。
それは威力だけならば第10位階魔法の
「なっ!!?」
『たっち・みー』のHPが0(ギルド内での『決闘システム』のものであるためHP1は必ず残る仕様のためレベルダウンは無し)になり、地面に倒れた。
「勝負ありましたね」
「嘘・・・・『あの』たっちさんが負けた?」
モモンガの言葉を聞いてニヤリとしたタブラが口を開く。
「えぇ。どうです。ルべドは?」
「凄いですね。一体どうやってここまでの強さを?」
真っ先に聞いたのは『ウルベルト・アレイン・オードル』だ。
「ふっふっふっ。そりゃあ
その代わりというか・・・・戦い方は鎧を着た
ユグドラシルでは
『たっち』さんが作った『セバス・チャン』が良い例だろう。
「まぁ・・ナザリックの『最終兵器』と仮定して作りましたからね」
「攻撃してもまるで手応えが無かったんですが、一体どういうことですか?」
「ふっふっ・・・よくぞ聞いてくれました。・・・ですがそれは最高機密です」
「えっ・・・あぁ・・『最終兵器』ですもんね。確かに知る人は少ない方がいいですもんね」
「察してくれて感謝しますよ。『たっち』さん。ですがギルド長である『モモンガ』さんには教えますよ」
「えっ!?いいんですか?」
「ギルド長は特別ですからね」
ゴーレムは土から作られた存在。
土から作られた存在だから土に触れている間は自動回復できるし、攻撃を受けても土の上ならある程度であれば回復できる。
その為第八階層の『荒野』に配置することが最適なのだ。第八階層『荒野』階層守護者のヴィクティムが宙に浮かぶのもルべドの配置のこともあるからだ。
第五階層でも可能ではあるがあそこは余分なものが多く効率的に稼働は難しいのだ。『フィールドを通して』植物や植物系モンスターを吸収してしまうからだ。そえゆえフレンドリーファイアに成功してしまう。
それにルべドはあくまで『最終兵器』。第八階層に置くのが最適だろう。
「よくこんな凄いの思いつきましたね。どうやって?」
「ふふ。よくぞ聞いてくれました。『旧約聖書』を見て知りましたが、神は一番最初に人間を造ったのですが・・その方法は知っていますか?」
「いえ」
「『土』から『神自らに似せた存在』を造ったのですよ。そしてそれが・・」
「ルべドだと?」
「えぇ。錬金術が作られた目的は『不完全なものを完全なものに変えること』です。それは人間を神にすることであり、どんな病を治す薬だったり、不老不死だったりします。『不完全なものを完全なものに変えること』即ち『奇跡』を起こすというものでしょう。生命の起源・・・それこそが『奇跡』だとは思いませんか?」
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
そう言ってタブラからモモンガはルべドについて全て聞かされた。
「タブラさん凄いですね」(マジか・・『るし☆ふぁー』さんとは別方向でぶっ飛んでるな。でも何か嬉しいな)
「ありがとうございます。『彼女が』いればナザリックの防衛は大丈夫でしょう」
「でも『システム・アリアドネ』は大丈夫なんでしょうか?」
『システム・アリアドネ』
ギルド拠点を作る際に発生する拠点管理システム。
絶対に侵入できない、絶対に攻略できない拠点などが作られないように管理するシステム。例えば今回作ったルべドがこのシステムに違反しないかどうかモモンガは心配になった。何故ならこのシステムの違反したギルドはペナルティとしてギルド資金が一気に目減りするからである。
「問題ありませんよ。第八階層は超位魔法は使用不可ですが、位階魔法は使えます。ヴィクティムが何故浮かんでいるかなどもヒントはありますし、フィールドそのものを破壊や変化させられた場合、ルべドはそれなりに弱体化します。まぁ気付けるかは分かりませんが、攻略のヒントはありますから十分でしょう」
「成程・・・それでしたら問題なさそうですね」
「この『大錬金術師』タブラ・スマラグディナに死角はありませんよ」
そう言ってお互いに笑顔のアイコンを表示させた。
「しかしワールドチャンピオンのたっちさんに勝てるなんてヤバいですね」
「ヤバいですね・・・・まぁ『
ギルドのみんなで話し合った際に三つの提案があった。
1つは『るし☆ふぁー』が発言した『ゴーレム作成』
もう1つは『あまのひとつ』さんが発言した『装備品作成』
だがどちらも多数決を得るのは難しかったからだ。
何故ならどちらも『男のロマン』的な要素が強かったからだ。
アインズ・ウール・ゴウンがナザリック地下大墳墓を得てからかなりの時間が経過したが不安要素は多く、貴重な
だがタブラが言った一言でこの議論は解決することになる。
『ナザリック地下大墳墓の防衛の為のゴーレム作成はどうですか?』
その『現実的な』提案に大半のものが支持した。
その中にはモモンガいた。
「いえいえ、タブラさんこそルべド制作をしてくれましたし、お互い様じゃないですか。これからもお願いしますね。『タブラ』さん」
「はい、こちらこそ」
お互いに笑顔のアイコンを表示する。
アバターが表情が変わらなくて良かった・・・・
心の底からそう思った・・・・
(『これからも』・・・か)
賢者の石は
不老不死は『異業種』ゆえに不老『最強』ゆえに不死。
『奇跡』の体現者・・・・
それこそが『ルベド』である。
ルべド 設定
設定文
第八階層荒野を守護する存在。
階層守護者ヴィクティムの部下であり、守護者統括アルベドの妹である。
神の手で造られし唯一無二のゴーレム。ただし従来のゴーレムとは異なり、聖書に書いてある通りこの世に一番最初に作られた人間である。そのため人間種の始祖である神に限りなく近い存在。神に微笑むことを条件にあらゆる錬金術の全てをその身体に刻まれた存在。彼女の器量はノアの大洪水を引き起こす程である。何故なら彼女を見初めた神を他の神が見て彼女の微笑みを向けられた嫉妬から激怒し起こしたのがかの有名な大洪水である。そして神は彼女の器量を罪とし、彼女を人間ではなくゴーレムとして作り替えてしまった。だが彼女はゴーレムという種族を極めることで元の姿を取り戻づことに成功する。それからは神と敵対する道を選び、ナザリック地下大墳墓の為に尽くすことにした。
敵に対して敵意は持つが殺意や悪意は持たない。狂気とは真逆の純粋無垢な存在。
その性格は花や虫さえ愛でるなど非常に温厚で慈悲深い、ただし激怒した際はかの大洪水が可愛く見える程の大災厄を撒き散らすなど激しい二面性を持つ。
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名前:ルべド
レベル構成
種族Lv100/職業Lv0
ゴーレムLv15
ハイ・ゴーレムLv10
グレイト・ゴーレムLv5
クレイマンLv5
オリジン・ゴーレムLv10
オリジン・ヒューマンLv5
など
種族:ゴーレム
「種族レベルを取らない方が強いキャラが出来る」の真逆を行く存在。
ゴーレムの性質上、土に関する耐性は強い。
常時発動型スキル・神の模造体
効果:運営狂っている
性質
①神聖属性に対する完全耐性を持つ。
②土に関するスキルや魔法、フィールド上の全てを吸収して回復することが出来る。
③土の上であれば上位転移の使用がMP消費無しでパッシブスキルにより可能。
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異業種が職業レベルを取らないことで極められるもの。
異業種の中でも装備を可能する種族レベルは存在する。ただし装備できるのは『神』の名前が付く神器級アイテムのみ。神器級未満の装備は無条件で装備不可。
また異業種レベルのみを取得することで得られる特定の種族レベルが存在し、ルべドはこれを取得している。
超接近戦を得意とし、戦士職・魔法職からすれば最悪の敵。
間合いが近すぎて戦士は武器を振るえず、魔法使いは詠唱が間に合わない。
また異業種の特性で体力や物理攻撃力や物理防御力は非常に高く、さらに全身に纏う神器級アイテムによりバランス良くステータスを上昇させられている。かの1500人のプレイヤーを全滅させた際もルべドの稼働が大きい。
対アインズ・ウール・ゴウン対策に『神聖属性』『カルマ値プラス』を意識すればする程、ルべドに対する勝率が低くなるという。
土(地面)に依存した存在であるため、それらを破壊や変化させられた場合はかなり弱体化する。
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ステータス(非装備時)
カルマ値 500/極善
HP100
MP10
物理攻撃100
物理防御100
魔法攻撃10
魔法防御10
素早さ5
特殊100
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※ちなみにルべドは非常に特殊な作成方法がされている。
作者個人では『熱素石』ともう一つの非常にレア?なアイテム?をベースに作成された存在だと仮定しています。