アレクサンドル・アンドレーエヴィチ・シショフ


歩兵、迫撃砲兵。入隊後すぐに迫撃砲の教育を受けているが、インタビューを読む限りでは最初から最後まで歩兵として勤務したものらしい。数度にわたり重度の負傷を経験しながらも、その都度実戦部隊に戻って戦い続け、故郷ベラルーシの解放作戦にも参加した。恐ろしい損害を出しながら、常に軍の中核として勝利に貢献したソヴィエト歩兵の粘り強さを象徴するような経歴と言えよう。英雄中心の戦争物語の中では、シショフ氏のような兵士は単なる背景、無個性な集団の一部としてしか描かれないのだろうが、現実には一人一人に人生があり、戦う理由があり、そして(生き延びていれば)戦後の生活があったのである。こうした「名もなき兵士」の回想は、実は凡百の英雄伝よりも価値が高いものではないかと思う。

(出典:http://iremember.ru/minometchiki/shishov-aleksandr-andreevich.html


アレクサンドル・シショフへのインタビュー:

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