15年前、阪神淡路大震災でＮＨＫ神戸放送局とラジオ関西が被災し壊れました。 現...

一番有名なのはBSN新潟放送
１９５５/１０/１の新潟大火にて本社社屋があった建物が全焼
しかし社員らは炎上１５分前まで屋上からラジオによる実況中継を決行
近隣の建物に引火したことを確認して脱出送信所に避難した
最後まで放送を続けていたため持ち出した備品はレコード数枚だけであった
翌朝TBS等からの緊急物資や支援隊が到着したが一番関係者たちを喜ばせた差し入れは
隣県秋田放送から駆けつけた技術スタッフが持参したトランク２個にぎっしり詰まった各種工具類と絶縁テープであったとのこと
秋田放送技術部長が火事で燃えてしまって一番今ほしい物は工具類だろうということで緊急にかき集めて届けてくれたとのことです
あと1964/6/16の新潟地震でも被害を受けましたがTBSの協力で危機を脱しましたこのときは新潟市の電話が壊滅していたため
ラジオを利用して各種行政連絡が行われました
例 新潟市内に現在いる自衛隊員は所属を問わず●○に集合せよ
現地では●○陸曹の指揮下に入れ
●○工場の関係者にお願いします 化学消防車を新潟市の昭和石油の火災現場に派遣して下さい等

1993/8/6の鹿児島豪雨の際はMBC南日本放送の本社社屋が冠水し水没寸前になり
テレビマスター室が冠水しそうになりましたが社員総出の防水作業により危機を脱しました

鹿児島市の
KKB鹿児島放送
KYT鹿児島読売テレビは台風で高潮が来るたびに局舎周辺が冠水し孤立します
南日本新聞も同様の場所にありますが当初から高潮の可能性を配慮し地盤をかさ上げしたうえで防水施設を備え
本社とは別に印刷工場を作り備えています