共和国空軍試作ゾイド『RXZ-022』(プテラノドン型)  


機体解説
本機体はより高高度で、より長い航続距離を確保することを目的に開発された実験機である。その目的を本機体は高効率、高出力なマグネッサ-システム(外観上ではその巨大な翼として見出せる)とストームソーダーで初めて本格的に実用化されたジェットエンジンの組み合わせにより実現しようと試みている。実験は現在も継続中であり当初の目標が完遂されれば高高度における哨戒偵察任務、電子戦はもとより精密爆撃をこなす有用な飛行ゾイドとなることが期待されている。  

製作記事
実は私、サラマンダーやプテラスなどのいわゆる『翼竜型』ゾイドって奴が長年好きになれませんでした(好きな方、申し訳無い)。理由はやはり飛行生物のくせによたよた歩く事、全体のフォルムがどうしても翼竜にみえないことなどでしょうか。しかしながら忠実に翼竜の体型をトレースするととても歩行はできそうにないし、かといって飛べるわけでもない(笑)。商品としてはあのカタチが良い線なのではとあきらめていました。しかし最近よくよく考え、ゾイドとしては『生物の特徴的な動きを再現』していれば良いのではないかと思い、思いきって歩く事をあきらめ、羽ばたきを生かす事で翼竜を表現しようと思うようになりました。というわけで出来あがったのが羽ばたきのみの半ディスプレイモデルで翼竜のフォルムを再現したコイツなわけです。
追記すると、こいつには元ネタがあって、それは極初期のゾイド書籍『戦闘機械獣のすべて』の作例として載った改造サラマンダ-『EX-α』(やはり足をとりさり体をまっすぐに伸ばしギミックは羽ばたきのみでした)です。また最近では飛行状態にしたストームソーダーが『バタ足』するのがどうにも興ざめだったこともあり足を非可動にすることにしました。
頭部:本来のコックピットを芯にジャンクパーツでデコレート、トサカは垂直翼として設定しました。
胴体:プテラスの胴を前後逆(首が尻尾になり、尻尾が首に)して使用。尻尾は途中で切り頭を接続しました。
脚部:コマンドゾイドディノチェイスの足を移植。一応動きますが自重は支えられませんでした(笑)。
羽根:プテラスのものにジャンクにあったサラマンダ-の翼の一部(ちょっと贅沢。ちなみに本体は跡形も在りませんでした)を足し、ジャンクでデコレート。エンジンポッドはコマンドウルフ用ブースターを転用しました。接続は本来とは上下逆にしただけで元のジョイントを使ってあるので可動もスムーズです。
塗装:白立ち上げMAX塗りです。ポイントに蛍光色を多めに使ったオレンジを各部に入れました。


  


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