みなさんいかがお過ごしですか??
俺はミラステの余韻に浸りつつも
新しい挑戦を始めたりして、
充実した毎日です
今してる挑戦、
言えるようになったら報告しますので、
楽しみにしていてください☆
さて、
ミラステを振り返ろうかな。
例によって
多少長くなってしまうと思いますので
お時間あるときにお読みくださると幸いです。
舞台「炎の蜃気楼」夜叉衆ブギウギ 振り返って
今作のミラステは
過去二作とは少し違う
オムニバス形式からなる作品でした。
過去二作は
景虎と直江を中心とした物語でしたが
今作は
夜叉衆一人一人をピックアップしたお話。
もちろんよく知っていたキャラクター達だったけど
より深く知れるお話でした。
まずは
稽古。
今回の稽古は
全体が揃うまでけっこう時間がかかりました。
オムニバスですからね。
「がめ医者エレジー」や「黄浦江ワルツ」の稽古をしているときは
僕は稽古なかったり。
逆もまた然り。
なので常に稽古場には
必要最低限の人しかいない状態で、
今までのミラステ稽古からすると
人がいなくて少し寂しいなぁなんて感じました。
でもその分
稽古が進んでいって
通しをすることになったときの
感動は大きかったです。
「小説で読んではいたけど、
この話めっちゃいい話じゃん!!
みんなすげー!」
と普通に感動してしまいました。笑
景虎や直江は
今までの作品は出ずっぱりだったから
中々外から観ることは出来なかったんですが、
自分が全く出ない話を観て
ミラージュの世界観を初めて客観視できた気がします。
「夜叉衆ブギウギ」という括りではあるものの
一つ一つの話が独立していますから、
この感動を
僕達が出ている作品でも繋げていけたらな、
と思いました。
同じ板の上で芝居をするチームプレーもあれば、
個々の話を上手いこと繋ぐチームプレーも
また素敵ですね。
今回、
僕は
直江として、
笠原尚紀だけでなく
山口利之としても
演じさせて頂きました。
最初山口もやることになると聞いた時は
正直、荷が重いんじゃないかと
思いました。
恋花火ラプソディでの
山口の年齢は40代前半。
40代の役なんてやったことないから
自分自身の引き出しにはない。
まして今20代だから
40代の渋さってだせるのか??
これ、
どうすりゃいいんだ!
ってなってました。
直江には
いつも困らされっぱなしです。笑
せっかく
笠原尚紀の直江を体得してきたのに、
今度は
山口利之の直江かぁ。
と。
肉体は違うけれど
魂は同じ。
つまり同じ直江。
でも肉体が違う。
山口の姿で尚紀のような演技をしても
当然尚紀にしか見えない。
あーーーー
頭が破裂しそ!
ってなりました。笑
演出の伊勢さんと
どういう方向性でいくべきかを
たくさん話し合って、
自分なりに試行錯誤してみたけれど
しっくりこない。
もうこれはあれだ。
「人の振り見て我が振り直せ」ってやつだ!
意味はちょっと違うけど!
他の人を参考にしよう!!
と思い立ち、
身近のダンディでナイスミドルな人。
あ!
水谷あつしさんだ!
と行き着きました。笑
そこからは観察の日々。
あまりじろじろ見るのも失礼ですから
チラ見チラ見チラ見。
あつしさんを参考に
自分なりの山口を作りました。
そこからは早かったです。
二役やるのは
Kの
クロと仁希で一度経験したことがあるので
別々の役をやるのは
そんなに苦ではない。
切り替えというか、
山口の衣装を見に纏えば
もう気分は山口。
そんなこんなで山口を演じさせて頂きました。
皆さんに僕なりの山口を受け入れられていたら嬉しいです。
そして
肝心の
「やどかりボレロ」。
このお話は
舞台だけの桑原先生オリジナル脚本。
換生がもたらす周りへの影響を
描いた物語でした。
この話、
ほんとに魂が削られました。
「死」による山口の両親との別れ。
仕方ないとはいえ
尚紀を殺してその身体を乗っ取ってしまった罪悪感。
尚紀のことを待っていた和歌子への罪。
それを景虎に
「青臭い若造の理想」と一蹴されてしまう直江の心。
………。
ちょっと直江辛すぎやしませんかね??笑
でもそれが怨霊征伐を生業とする
夜叉衆の使命なんですもんね。
改めてミラージュの世界は
とても言葉にできないほどの苦悩で
いっぱいなんだな。
と感じました。
ここからは僕自身の話なんですが、
ミラージュは重い話で
複雑な心が入り乱れている世界なんですが
その世界を自分なりに落とし込んで
演技をするというのは
役者として願ってもない経験になります。
今までは
「直江にならなきゃ」
と直江に振り回されていましたが、
今回は
「直江を俺のものにする」よう挑戦しました。
自分だけの直江。
荒牧だからこその直江にしたい。
そう思って演技してました。
それができていたかはわかりませんが、
今までよりも
「より直江になっている」と感じて貰えていたら僕の挑戦は間違ってなかったのかな。
こういう挑戦をしたこと、
そして
ミラージュに出演することによって
僕自身、また成長できたかな、と思います。
それも
しょうさん演じる景虎様がいてこその成長。
しょうさんには本当に感謝していますし、
尊敬しています。
しょうさんは
自慢の先輩です。
そして
面白い人です。笑
改めまして、
舞台「炎の蜃気楼」夜叉衆ブギウギ
にご来場くださった皆様、
そして応援してくださった方々。
本当にありがとうございました
お手紙、プレゼント、色紙等もありがとうございます
お手紙、色紙は全て読ませて頂きました
プレゼントも大切に使わせて貰います
本当にありがとうございます(^^)
次皆さんにお会いできるのは
刀ステのイベントかな?
その前に何かあったらその時はよろしくお願いしますヽ(・∀・)ノ
そしたなニコ生もやりますので
ぜひご視聴ください。
長文乱文失礼致しました。
ではー!!