朝8時にはTVの前に正座。じっとTVに見入る。そして時間になると黙祷…。僕の父親、親戚、大好きだったおばあちゃんも皆被爆者だったので、死んだ後は慰霊碑の中の名簿に名前が記帳されている。だから、慰霊碑を破壊するという事件が起きたが、それは僕にとって祖母の墓を壊すも同じで、とてもショックで、とても腹が立つ出来事だった。どんな理由があろうとも許す気にはなれない。スピーチ、市長も首相も感情込めなさ過ぎ。もっと熱意、もっと感情を出せないものか。広島市の市長としての熱い思いというのは表せないものだろうか。
日中は暑いので外出を控え、PCに向かいあれこれ作業 & 連絡。そして夕方になって家を出て、市内に向かう。途中、本川沿いの空鞘橋のたもとの河川敷では、毎年恒例の広島メサイア・レクイエム合唱団による、コンサートが開かれていた。たしかここって女学院大学の先生か誰かが主催しているのではなかったか。予定があって市内に向かっていたにも関わらず、立ち止まって聞き入ってしまった(汗) 待ち合わせてるドイツ語クラスの世話人のおじさんから電話があり、正気に戻って、慌てて待ち合わせ場所に向かう。そして軽くお腹に物を入れて平和公園に向かう。今日のお目当て広島平和コンサートだ。僕は整理券外れたのだけど、ドイツ語クラスの世話人さんが当たったので一緒に入れてもらう。しかしスゴイ人手だ。ステージもかなり大きなしっかりしたものが作られている。なんとか芝生広場内の席に座れたが、ステージから遠くて非常に見づらい…。おまけにポツリポツリ来ていて本格的に雨が降りそうで怖い…。
コンサート開始前に秋葉市長が今朝の平和宣言を英語で読み上げ、それを録画していた。著名な数学者であり、海外も長かった市長が自慢の英語を見せたかったのか。あんなもの?という気もしなくはなかったが。しかし、こんなのやられたら次の長崎市長、やりづらいだろうな(苦笑)
19:30、平和コンサートスタート。NHK総合でも放送されているので、勿論Vにも録ってある。司会は広島出身の杉浦圭子アナ。空模様がおかしいので、しきりに雨を心配している。確かに雨は降りそうだが、その代わり川風が強く吹いてとても涼しい。この方がいい。まずは佐藤しのぶサンによるヘンデルの「涙の流れるままに」。演奏は、我等が誇る広響とワールドユースオーケストラ、指揮はバーンスタインの弟子の佐渡裕。ただ全然見えない…。オペラグラス用意しとけばよかった…。ついついスクリーンの方ばかり見てしまう。音はスピーカーから出てくるので大丈夫だが。
そして平和の歌に続き、吉永小百合サンの原爆詩の朗読を東京から中継。来ないのが残念だ。ま、来てたら客がもっと多かったろうが。僕と20以上年が離れてる人達にとっては絶対的存在だからな。
いよいよ本命ミーシャ・マイスキーの登場。が、やはり肉眼で確認するのは難しいーっ! 演奏は「鳥の歌」スピーカーを通してだけど、いいなぁ。1曲だけでは勿体無いからか、アンコールの曲もやってくれた。だが、2曲じゃ物足りない。リサイタルじゃないから仕方ないけど。無理矢理納得しながらの満足(苦笑)
その後は、五嶋龍がクライスラーのLiebesfreudを演奏したり、槇原敬之が見上げてごらんを歌ったり…。槇原には、周囲からも「自分の歌を歌えよ」とのツッコミも(笑)
フィナーレは、バーンスタインのカディッシュとメイク・アワー・ガーデン・グロウの演奏。カディッシュは非常な難曲なのだそうだ。なんだか聞いてても大変そう。詞の部分は日本語に変更され、俳優の平幹二朗が朗読していた。そしてTVの放送時間の終了である20:45、定時に終了。
終了後、元安川に出てみるが灯篭流しはもう終わっていた。いつもなら、この写真のように綺麗なのに。因みにこれは昨年のもの。
ドイツ語クラスの世話人サンと別れた後、帰宅途中空鞘橋を通りかかると、まだレクイエムをやっていたので、今度は最後まで通して聞く。なんかアメリカから来たヴァイオリニストが急遽演奏したりもしてたし。
まだ、その気になったらコンサートのハシゴ出来たけど、疲れたのでヤメ。しかし、平和を祈る日でもキリギリスか、オレ(苦笑)