色んな意味で忘れられない くの一レポ その2 |
じゃん! まぁ…すったもんだありましたが、無事、福知山城到着です。 当然ですが、一番最初に到着していました! ミテクダサイ。 まだ、受付の準備すらされていません。(笑) 本当に、マジで、スタッフの皆様方が円陣組んで、「これから一日がんばりましょう~」 的な時に到着しました(有る意味、いい迷惑) そして、その中に見覚えの有るおっちゃん…もとい。 大木雅之助先生が居る!! おお~……!ここで間違いない…!と、思うと、色々あっただけに 本当に…感激もひとしおです。 やった、やったよー(笑) さて、大木先生…何とも恐れ多い事に…!!どうやら、前回の集いで、にらの事を記憶していらっしゃったらしく… (今振り返ると…そんなにインパクトの有る奇行は晒していないはずなんですが… …いない…よなぁ???うーん? くの一申込の際にハガキに4コマ描いて、着色して送ったからかなぁ…?? あて先面にもモリモリ落書きしたからかなぁ?←あくまで、控えめ。) 「長野県から来てたやつだろ?」 とのお言葉を賜りました!!! ぎゃふん!!! ごごごご…ご記憶力が非常によろしいんですね…流石、忍者…!! 雅之助「早いな~。まだ、受付始まっていないから、そこら辺で適当に時間潰せ!」 にら「は、は、はい!!」 雅之助「夜行バスで来たんか?」 にら(真っ先にそれを聞くか!?)「あー…ええ、その予定でした…」 雅之助「予定?」 にら「あはははは!いや~…夜行バスに乗り遅れまして…(苦笑)」 雅之助「?じゃ、どうやってここまで来たんだ?」 にら「…………タクシーで…」 雅之助「!?タクシー!?」 にら「…タクシーです。……京都まで…」 雅之助「長野から京都までか!?」 にら「そうです!」 雅之助「アホか!」 にら「アホですッ!」 その会話を聞いてしまったスタッフさん方が、本ッ当に、物凄く可哀想な目でにらを見つめてくれました。(泣笑) やっぱり、そうだよね~…普通は、そんな反応だよね~…とほほ… い、いいもん!!大木先生と会話出来たから!! さて、まだまだ会場は準備すら出来ておりません。 そこで、この福知山城…内部を見学させていただく事にしました。 すると… 何か、こんな可愛い看板が…!!! な、何これ!? どうやら、明智光秀公とその愛妻ひろこさんらしいのですが… 光秀君、しんべヱ成長バージョン?と、思うくらい可愛いんですけど…!! こんな光秀公…!ほっぺ、ふにふにしたいよ!! そして、ひろこさんも可愛い…!! この福知山城は、昭和に入って復元された城なので、内部は博物館に なっていました。 しかも、石垣の石に何故か大量の墓石や五輪の塔らしき物が…何故?(笑) 城=松本城(日本最古の城で、内部は戦国時代のつくり。一度、明治時代に補習が行われたが、ほぼ、当時の面影を残す。階段は鋭角だし、中は、案外暗い)のイメージが強い長野県民としては、お城ってもっと、古い文化財っぽいイメージだったので、少々びっくり。 でも、よくよく見て回ると、そう言う古い城の方が珍しいみたいでした。 …白鷺城、行って見たい…! ちなみに、内部には… こんな可愛らしい案内板が……!!! 本当は、もっと幾つもあったのですが、これより上は写真撮影禁止ゾーンなので… 是非、福知山へ行って生で拝みましょう。 本物の貴重な資料も見られます。 ちなみに、写真禁止と言っても…当然、展望台はまた話が別でして… 見よ!!この眺め!!! はい、幻覚が見える方は、あの屋根の上に忍者が何匹か群れているのが 見えるかと思われます(笑) はい、見えましたか(笑) (いや、もうちょっと、お前…加工するなら力入れようよ…笑) お城を堪能し、ふと、下をみると、そこには大きな井戸が。 本当に、人間が寝そべって入れるくらいの大きな井戸で… ついつい…ああ、ここが、涸れたなら、十分ヤれるな…(笑) と言う、イケナイ妄想が過ぎったのはワタクシの脳味噌が「発酵」を通り越えて 「薄幸」を始めちゃったせいです。 そして…!!!その横を見ると…!!! そこには、衝撃の物体が!! じゃん!! に、に、に、忍術学園の入り口の門だーッ!!!! (記念にチビ留三郎とチビ伊作もセットで) これで、テンションは一気に急上昇です。 でも、ここ、門の奥はいきなり荷物置き場で…(笑) 正門から、いきなり用具倉庫へ、ぶち込まれた 錯覚を覚えました(笑) ちなみに、この奥がくの一大会出場者の皆さんの着替え室です。 そう、この大会、忍び服、貸してくれるんですよ☆ もちろん、自前もオッケーさ!!! さてさて、そんな事をして遊び呆けていると…そろそろ会場には受付が…! ちらり、ほらり、と参加者の皆様も集まってまいりました! …ん?な、何か…見覚えの有る方…… 確か、あのお方は、以前の集いで「新野先生」のコスプレをなさっていなかったか? あ、あちらのお方は確か…水軍の「義丸様」?そして、あちらは水軍の「ミヨ」だったよな? おおおおおお!?あ、あの面影は長伊のぺ、ペンギンさん!!! (まてこら。名前を覚えろ・笑) そして、以前、大変お世話になった茶オル様にお友達のあーや様!! と、何か、こう、おぼろげに記憶に有る方が(笑) しかも、皆様…準備が凄い!!! 決して、一泊二日の旅行とは思えません…!!! まるで、数週間、山篭りで修行に励んでも良いんじゃないか!?と、 心の隅っこで考えちゃう程度のお荷物をお抱えのお嬢様方がちらり、ほらり(笑) 正直…にらは初心者丸出しでした…!!! 辛うじて、水分としては500ミリのペットボトルを2本、日焼け止めクリーム、替えの靴下、替えの下着…この程度しか準備していなかったので…す…が… ベテラン様は2リットルのペットボトル2本が標準装備、アイスノンやら、冷えピタ等のクール系アイテム、 そして、ダイレクト「氷」数袋。 (勝手に融けて、冷たく美味しい水になる) さらに、塩分補給の塩あめや梅干。貧血に備えてのブドウ糖… 凄いのは、「保健委員からご注意申し上げます」と言う、小袋まで全員配布!!! 日焼け止めはもちろん、タオル・日傘もばっちり!! さらに、参加される方によっては、コスプレ用衣装に夜の衣装、さらに下着は水着! と言う猛者…もとい、準備万端な方も!(←水着、凄い羨ましかった…!!) しかも、皆さん…優しい…!! にらのような初心者は大概、炎天下でのこれらの競技の恐ろしさ(?)を理解してません。 それ故、水分不足は火を見るより明らか!! …だったのに、めちゃめちゃ分けてもらっちゃったよ…!? ありがとうございます! ありがとうございます!! ありがとうございます!!! 何となく、参加者がスタッフと一丸になっている、と言う印象を受けました。 (事実、参加9回目とかになる超ベテラン参加者様は、半分スタッフ様みたいに受付チェックを手伝っていらっしゃったりしてました。) で、スタッフ様からはカキ氷食べ放題とのお達しが。 ………。 ………。 ………何ここ?(笑) どんだけ、至れり尽くせり!? ちなみに…以前もその前も、暑さにやられ(?)ぶっ倒れた方がいらっしゃったらしく… その場合、バケツに用意されていた水だけでなく、参加者の皆々様から、アクエリアスやらポカリスウェットやら、食べかけのかき氷やらが容赦無くぶっ掛けられる、と(恐らく冗談交じりの半分…以上本気)で、にこやかにご忠告いただきました。 気分が悪くなったら、絶対、 日陰に逃げ込もうと心に決めた 瞬間(笑) カキ氷のシロップを頭にかけるとべたべたになるよ(笑)←経験済かよ そして、参加者様いがいにも、見学者様…(申し込んだのだけれど、残念ながら落選してしまったが、お友達は受かった、的な)も複数名いらっしゃいました。 今回、最大50名中、申込は94名だか96名いらっしゃったみたいで… うおおお!?そ、そんな確率だったのか!?と、軽く衝撃を覚えました。 か、確率、約二分の一やんけ…(大汗) そのときの、見学者様の「いいな~…私もやりたいな~…」と言う言葉が何だか胸に染みました… (でも、この夜のことを思い出すと、人数は正直50人が限界だと言うのは感じました。 むしろ、50人って凄い大人数ですよ!!) ↑それについては、後ほど(苦笑) さて、時刻は10:00。 早速受付を済ませると、そこで忍者服を貸してくれます。 色は3色、「赤、青、黒」 にらは黒忍者さんでした。 黒~~♪先生カラーだ~~~♪と、喜んでいたら…実は、黒は… 太陽光を吸収してべらぼうに熱くなる色だと言う事に気づいたのは 直射日光のまぶしい外に出た瞬間でした(笑) そうか…先生方、真夏はあの忍び服、暑かったんだねぇ…(しみじみ) 受付を済ますと、弓矢術と手裏剣術の練習をさせてくれます。 …これだよ… これのために、僕は、あんな無茶な行動に出たのだよ…!!! 何としても、練習して、そして、優勝は無理でも、準優勝くらいして、 景品である「忍者刀」と「巻物」をもぎ取って持って帰らないと 色々ともったいないわ!!(やる気) にらは、走る系とか、バランス系競技は…その手の一流選手とは 比べる余地は無いけれど、でも、一般成人女性レベルだったら、 割と自信が有るほうなので…多分、ネックはこの弓矢と手裏剣です。 そんな訳で、早速練習~~~♪ そして、今回の参加者の中に、ドイツからいらっしゃった方が!! 忍術を『見せる』ためのショーとして、祖国で紹介したいらしく(ちなみにその方の彼が 大道芸人だそうです←大道芸人という単語から、連想する物が私たち日本人と同じかどうか判りませんが…)舞台演義(?)、と言うか芸、と言うかを磨いていらっしゃるみたいでした。 す、凄いなぁ… 日本に来て1年半らしいですが、もう、日本語会話なら完璧だし…! …人生、一こっきりなんだから、やりたい事は、やるべきだな… と、思った瞬間でした。 ちなみに、この、練習タイム…1回やったら終わり、ではありません。 己の体力と相談して(それでも、練習場所は炎天下なので)何度でも挑戦できます。 偶然にらは、弓矢がほこほこ簡単に命中したので(最初は弓の先生が一緒に教えて、弓を引いてくれるので、初心者でも、案外当たります)全く命中しなかった手裏剣を中心に練習する事に! 手裏剣と言ってもですよ? 的に当たればいいよ~、と言うやさしい物ではなく… 畳に張ってある「的」に、手裏剣が突き刺さらないとダメなんです。 …これが、意外と…曲者でねぇ…(遠い目) 思いっきり力を入れないと突き刺さらないんだけど、力の加減を間違えると、とんでもない方向に、手裏剣が飛んでいってしまうのですよ。 ああ、何度、城の石垣の隙間に手裏剣を投げ入れてしまった事か(苦笑) あんなに、石垣に手裏剣打ち込んだの、にらだけです。(マジで) そして、それを取り出すのに、石垣を登るのが、非常に楽しかったのはここだけの秘密(笑) でも、わざとじゃないんですよ! 本気で、全力で投げたら、手を離すのが少し早かったみたいで、的の上方向(城の石垣の方向)向かって風を切って進んでしまったのです…!! なお…この手裏剣、非売品で、大木先生が特注で作ったらしいんですけど… 石垣にぶちあてすぎて…刃の一部が曲がってしまったような…気が…するんですが…(汗) 気のせいである事を祈ります。(………。) ごめんなさーい!!! もう、延々手裏剣ばかり投げてました(苦笑) でも、練習で、せめて、的の張って有る「畳」に命中くらいさせたいじゃないですか!(涙) (数十発投げても、畳にすら、かすらなかった) その願いが通じたのか…時間間際の最後一投が、辛うじて畳に突き刺さりました!! やったね!!! (すでに、達成した感満載) その3へ |