舞台『炎の蜃気楼 瑠璃燕ブルース』を振り返って | 荒牧慶彦オフィシャルブログ「慶びの詩」Powered by Ameba

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こんばんは



今日はね、昼間にとある撮影をしてきました(・∀・)ノ☆


なんの撮影だったかはまた後日詳細発表しますね(^^)



そしてそのあとぷらぷらと買い物をして、
家路につき、
布団でごろごろしながらこのブログを書いていますむーキラキラ



そして
昨日の記事の宣言通り、舞台『炎の蜃気楼 瑠璃燕ブルース』を振り返ろうと思います。


きっと長~くなってしまうと思うので
お時間があるときにお読みくださると幸いですキラキラ










舞台『炎の蜃気楼 瑠璃燕ブルース』








舞台『炎の蜃気楼』
通称ミラステは昨年の夜啼鳥ブルースからちょうど一年経っての上演でしたね。


これは何度も言っていますが
去年はめっっっちゃくちゃ苦戦しました。


何に苦戦したのか。


それは役柄にです。


直江信綱という人物。


この人物像を掴むのに悩んで悩んで
一度嫌いになって
でもそこで諦めず直江という人物にぶつかっていった結果去年のミラステがあったわけです。


そこまで悩んだ直江をもう一度やる。



ちょぴり不安でした。



去年せっかく掴んだ直江にまた苦しめさせられるのかとか、去年からまるで成長してないと思われてしまうんじゃないかという気持ちで一杯でした。


今回の最大敵は去年の荒牧。


そう思い始まった稽古。


不安の気持ちは杞憂でした。


一度覚えた自転車の乗り方を忘れないのと同じように、
泳ぎ方を忘れないのと同じように


一度掴んだ役を忘れてはいませんでした。




稽古のときから桑原先生や辻プロデューサー、演出の史也さん。


『まっきーの直江、すごく良いよ!』
と仰ってくださったのがすごく嬉しかった。


去年があるから今の直江ができる。

一度皆様に直江を認めてもらえたのはすごく大きかったです。




なんか、俳優としての物事はこうしてきちんと自分の中に蓄積されて昇華できているんだなぁってしみじみと思えました。


でもそこで油断しちゃいけないのが「直江信綱」という人物。

油断してたら急に牙を剥いてくる人物ですからね。

最後まで試行錯誤して追求していこうと思ってました!



だから今回は割りと楽しんで役に挑戦できました。


そしてファンの皆様に今回は去年より更に良いと言ってもらえて(もちろん至らない点は多々ありますが)
もう感激です。





それができたのも…

忘れてはいけない景虎役、しょうさんの存在。


きっとね、俺だけじゃ今の直江は絶対に出来なかったと思うんです。


しょうさんが引っ張って引っ張ってさらにさらに引っ張っていってくれたから

より直江になれた。



しょうさんという座長は本当に周りをよく見て皆を楽しませることのできるすごい人です。



そんなにしょうさんに、

「千秋楽のまっきーには(芝居で)負けるかとおもった」

と言ってくださったんです。



もうね、この言葉が嬉しくてたまらなかった。
今もその言葉を思い出しては余韻に浸ってます。笑

景虎様とのシーンはまさに文字通り戦い。

氷のシーンは特に。

役として、俳優として負けられない戦いでした。

無音で物音一つしない中、
威圧で相手をどう屈服させるか。

あのシーンは皆様がいて初めて完成したシーンです。
張り詰めた空気感。
無音がBGMのようでした。


だから景虎様を首閉めるところとかは若干力が入ってしまったときも少なくない。笑

それでもしょうさんは一度も苦しいなんて言わなかった。

そこにさらにしょうさんの景虎としての負けられない戦いがあるんだと感じました。






直江という人物に出会えたから、しょうさんがいたから
一役者としても成長が出来たのだと思っています。


俳優として至らないところはきちんとそれを受け止めて、認めて消化、さらに昇華していくことが大事なこと。


それに気づかせてくれたミラステ。









ミラージュファンを最大限楽しませようと必死に頭をうねらせていた辻Pさん。


舞台8公演すべてを見届けてくださった桑原先生。


当日券まで並んで買ってくださった集英社の方々。


ミラステの基礎を作り上げてくださった伊勢さん、その伊勢さんの意思を尊重し、さらに自分の色を加えてパワーアップさせてくださった演出の史也さん。

皆で最後まで良いものを作ろうと切磋琢磨したキャスト陣。

仕事ぶりが脱帽物の素晴らしいスタッフ陣。

25周年というとても大きな作品を愛してくださっているミラージュファンの皆様。


舞台を観に来てくださったたくさんのファンの方々。



本当に皆様には感謝しかありません。

ありがとうございます。






今では胸を張って言えます。


直江に会えてよかった。


ミラステに会えてよかった。





そして
ミラステはまだ終わりません。


来年10月にまた戻ってきます。



そのときまでにまた役者として更なる成長をしてくるとと約束します。

皆様、一年という長い間が空いてしまいますが、ぜひ楽しみに待っていてください。







高坂弾正。
あんまり直江をいじめちゃだめだぞ。



朽木…いや、信長。
朽木と信長の演じ分け、すごかった。



三千夫。
次郎と三千夫、どちらにも愛が注がれていてりゅうくんはさすがだなと思いました(σ・∀・)σ



打ち上げの席にあった九郎左衛門。
なおえぇぇ。


バイ!
のうまくさまんだぼだなんばいしらまんだやそわか!!

我に御力!!…与えたまえ…!

調伏!!









また会う日まで。







長文乱文失礼しました。


久しぶりの振り返りブログでした!ヽ(・∀・)ノ



ではー!!

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