ZenFone Max Proを購入 いいぞーこれ!
2018年12月13日追記
ついに日本でも発売されました。ビックカメラグループ専売で税別29,800円で販売中です。
ビックカメラの販売ページはこちら
追記ここまで
先日ZenFone Max Proのマイナーチェンジの記事を書きました。
日本向けバンドに対応して日本でも発売されそうだと。その時の記事がこちら。
必要充分なスペックに価格も低価格。これはいいぞ!の勢いで買ってしまいました。
今回はETORENで購入してみました やたらと安かったんです
今回は初めてETORENさんから購入しました。
ETORENさんは手元に届くまで3~7日程度と超スピーディーなのが特徴です。
その代わり無料配送はありません。2,001円の有料配送のみ。
海外通販の無料配送って届くまで20~30日とかザラなので、すぐに届くのならむしろ有料配送は有り難いと思っています。
ETORENさんの場合商品受け取り時の輸入消費税はかかりません。ETORENさんが支払っているそうです。
商品代金 + 送料2,001円 = 手元に届くまでの総額
となります。分かりやすくていいですね。
実際に購入したのがこちら。
エイスース ASUS Zenfone Max Pro ZB602KL Dual Sim 32GB Black (3GB Ram) 【SIMフリー】
ZenFone Max Pro 3GB/32GB版です。購入時の価格は23,100円。
他の海外通販サイトでも売っているのですが、そちらは3万円前後が多くて若干お高いです。送料含めてもETORENで購入した方が割安でした。
ETORENの商品ページでは「内容」タブが盛大に文字化けしてますが、商品の紹介なので気にしなくていいでしょう。機械翻訳で文字化けしたんでしょうね。
仕様を確認するとドコモのプラチナバンドに対応していないエディションでした。
後述しますが、届いたのちに設定変更でB19のドコモプラチナバンドに接続できています。
購入から届くまでは以下の通り。
ETORENで購入から実際に手元に届くまで
8月20日 15:30 購入手続き・支払い手続き(Paypal)完了
8月21日 17:58 商品発送メールが届く
以下は荷物の追跡番号より
8月21日 18:00 Picked up (SINGAPORE SG)
8月22日 01:47 Arrived at FedEx location (GUANGZHOU CN)
8月22日 10:37 International shipment release – Import (NARITA-SHI JP)
8月22日 16:21 In transit – Tendered to authorized agent for final delivery (TOKYO-KOTO-KU JP)
8月23日 13:20 手元に到着
こんな感じでした。3~7日って幅広いし実際に届くまで5日くらいはかかるだろうと思っていましたが、3日で届きました。恐るべきスピード。
特にシンガポールで発送されてから中国を経由して日本に届き、配達完了するまで37時間程度というのが本当にすごい。九州から都内に宅急便送るのと大差無いですね。
ZenFone Max Pro 届きました!早速開けます
海外通販でありがちな紙袋包装ではなく、段ボールにプチプチの組み合わせで届いたからでしょうか、箱潰れなどはなく非常に綺麗な状態。
勝手に開けてアプリをインストールされるようなこともなく、未開封の状態です。
背面。スペックは書いてありますが対応バンドの記載はありませんね。
ETORENの商品ページには特に記載がありませんでしたが、ガラスフィルムが同梱されていました。ありがたいオマケ。
本体の質感は至って普通 良い意味で普通
サクッと本体を取り出してみました。
表面。数年前までZenFoneはナビゲーションキーが画面下に独立してましたが今回は画面表示されるので画面下には何も無し。一枚ガラスですね。
背面です。背面の大部分はアルミ製で上下が樹脂製になっています。
中央やや上にASUSのロゴ、更に上に指紋センサーがあり左上にはデュアルレンズカメラがあります。
iPhone X以降は縦に並んだデュアルカメラが増えましたね。
デザインはシンプルでスッキリとしています。
下にはIMEIやシリアルが印刷されたシールが貼り付けられていますがこのシールが曲がっているところなんか廉価製品らしくて素晴らしいですね。
カメラはいわゆるデベソカメラなのですが、出っ張っているのはほんの少し。1mmも無さそうです。
薄型ケースでもカメラは保護されそうですね。
右側面には音量ボタンと電源ボタン。左側面にはSIMカードトレイのみでボタンはありません。
上下の樹脂部分は側面沿いに繋がっています。上下が樹脂製なのはアンテナのためでしょうが、このデザイン悪くないと思うんですよね。Dリングよりはよっぽど自然でスマートです。
高級感があるわけでもオシャレなわけでも無いんですが、奇をてらわないシンプルでスッキリとしたデザイン。良い意味ですごく普通で好感が持てます。2年使ったとしても「そのスマホ古臭くてかっこ悪い」とは言われないんじゃないかなと。
SIMカードトレイはこんな感じ。
2枚のSIMとmicroSDカードを同時に利用することが出来ます。
防水ではないためパッキンなどは付いていません。
付属品の中にケースが 3GB/32GBには無いんじゃなかったの?
付属品は TPU素材ケース・ACアダプタ(要プラグ変換)・microUSBケーブル・イヤホン・イヤーピース・小冊子x2。
ASUSの公式サイトでは6GB/64GBにのみ付属すると書いてあるはずのケースが同梱されています。対応バンドのように販売国で付属の有無が違うのかもしれません。
これが付属していたケース。
TPU素材のクリアケースなのですが、光の当たり方によってはかなり乳白色強めに見えます。
装着してみました。
これは何とも言えない安っぽさです。ケースを買うまでの繋ぎとして割り切って使う分には充分でしょう。
もっと透明感のあるクリアか、本体カラーに合わせてクリアブラックだったら良かったのですが。オマケなので贅沢は言えませんね。
好みでない場合はamazonでケースを購入しましょう。
日本未発売なので売っているケースは少なめ。ZenFone Max Proで検索するとZenFone 4 Max Proのケースが大量に出ますが全くの別製品なのでご注意を。
私がいいなと思ったケースがこちら。
送料込みワンコインで買えるプレーンなクリアケースです。対象機種がZB601KLとなっていますが筐体は共通なので使えます。
日本語に対応 もちろんGoogle関連サービスが使えます
電源を入れると初期言語は英語ですが、日本語の選択が出来ました。
初期状態のホーム画面はこんな感じです。
ピュアAndroidなので実にシンプル。ASUSのアプリでさえほとんど入っていません。
初期状態のストレージ使用状況は下記の通り。
9.15GBを使用中で残りは約23GB弱です。
そしてSDカードへのアプリのインストールは非対応。
最近のAndroidではもはや標準機能だと思っていたのですがピュアAndroidではSDカードへのアプリの移動は出来ないようです。
容量に不安のある人は6GB/64GBモデルを選ぶといいかもしれません。
ドコモのプラチナバンドに接続してみる
ZenFone Max ProにはAバージョン・Bバージョンという対応バンドが異なるエディションがあります。
私が購入したのはAバージョン。
対応しているバンドが少なく、ドコモのネットワークを使用している格安SIMでは郊外・山間部で圏外になってしまいます。
ソフトバンク回線(ワイモバイル・格安SIMソフトバンクプラン含)であればプラチナバンドにも対応しているため日本でも不自由なく使えそうです。
私の手持ちのIIJmioSIM(ドコモ回線)で使えないものかと設定を弄ってみました。
ダイアラーで隠しコマンドを入力
まずダイアラー(電話アプリ)で隠しコマンド「*#*#4636#*#*」を入力します。
スクリーンショットは最後の*を入力する直前のもの。入力すると「テスト中」という画面に切り替わります。
「携帯電話情報」を開きましょう。
右上のメニューから「無線バンドを選択」を選んで
「Japan」を選択します。
この画面が出れば設定完了です。
うまく設定出来ているか確認してみます。
画面中央の赤枠で囲っている部分がバンド情報です。
276がBand1、6100がBand19です。ドコモのプラチナバンド掴めていますね。
同じことが出来るとは限らないので良い子のみなさんは真似しないようお願いします。
真似する悪い子も自己責任でお願いします。ちなみに私は繋がらなかったらワイモバイルにMNPするつもりでいました。
antutuベンチマーク v7のスコアは11.5万点
新しいスマホを購入したらまずはantutuですよねということでやってみました。
総合スコア115038点 3Dスコア20925点です。
同じSoCを使用しているZenFone 5はAIブースト有効で総合14万点を出すそうですが、ピュアAndroidであるMax Proの11.5万点がSnapdragon636の本当の実力でしょう。AIブーストすごい。
10万超えのスコアが出れば普段使いで困ることは無いでしょう。実際に使っていても、もたつくことなくサックサク動作しています。
ただし3Dゲームをやる場合は次項目を参照。
ゲームをプレイしてみました
どの程度動作するのか、ゲームをプレイしてみました。
アイドルマスター ミリオンライブ シアターデイズ
THE iDOLM@STER MILLION LIVE! THEATER DAYS
通称ミリシタと言われる所謂音ゲーです。
音ゲーはAndroidの最も苦手とする分野ですが、これが予想以上に快適でした。
まず驚きなのがタップ音の遅延が非常に少ないです。
Android端末ではタイミング調整をどんなに完璧に行っても常にタップ音はズレ続けます。
タップする前にタップ音を出すなんてアプリ側じゃ調整出来ませんからね。こればっかりはどうしようもない。
ZenFone Max Proは非常にタップ音の遅延が少ないです。
完全に違和感が無いと言ったら嘘になりますが、他のAndroid端末に比べて明らかに遅延が少なく、タップ音を出してプレイすることも充分可能と感じました。これがピュアAndroidの軽さでしょうか。
ただしフルコンボを狙う場合やハイスコアを狙う場合はやはりタップ音無し推奨。少なくとも音ズレは感じます。
動作に関しては非常に軽快でタップ抜けも無し。
初期設定ライブ画質は「3D軽量」に設定されています。確かにこの辺りがちょうどいいかも。
試しにPrincess Be Ambitious!!を3D軽量・13人ライブでプレイしてみましたが、コマ落ちしました。後半はフレームレート半分くらいまで落ちているかも。
3D軽量・5人ライブであればコマ落ちは感じなかったので13人はMVだけにしておくのがいいかもしれません。
MVは3D高画質・5人でコマ落ち無し。3D高画質・13人ではややコマ落ちが発生するものの個人的には許容範囲内です。
フレームレート下がってる事は感じるので嫌な人は素直にSnapdragon845の機種にしましょう。Oneplus6では13人最高画質でライブ・MV共にコマ落ち無しでスルスル動きます。
星のドラゴンクエスト
通称星ドラです。簡易なグラフィックかと思いきや実は意外と動作が重いことで有名。
実際にプレイしてみましたが何不自由なくスルスルと動いています。
2018年のiPad 第6世代(性能はiPhone 7相当)と比べると、やや画面の切り替えや装備・道具欄のスクロールがもたつきますが、ストレスを感じるほどではありません。
見た目・スペック・価格帯のよく似たHUAWEI nova lite 2と比べたら明らかにZenFone Max Proの方が軽快です。
プレイ中のスキルスクロールもスルスル動いてピタッと止まります。
ソロ・マルチ共に快適プレイ可能でした。
ファーストインプレッションはここまで
ファーストインプレッションはここまでとします。
安価な端末ではありますが私の普段の使用用途(Chrome・LINE・Twitter・Googleマップ・上に挙げた2つのゲームアプリ)では全く不満を感じていません。
むしろゲームアプリ以外でSnapdragon845搭載のOneplus6との差を全く感じません。必要充分なスペックはやはりこの辺りかもしれませんね。
これだけ快適なら6GB/64GBモデルを買っても良かったかもとさえ思っています。
次回一週間ほど間を置いてカメラ・バッテリー持ちなどを中心としたレビュー後編を予定しています。
追記
バッテリーの持ち時間やカメラ画質などレビューを書きました。
よろしければこちらも御覧ください。