私はあなたの肩を抱いた 満月はゆっくりと 光を放ち浮かび上がる 二人の間の夕暮れは そっと紅く咲いてた いつまでも終わらない この時を夢に観てた ゆっくりと吐息の中 太陽すら止まっていた 二人の間の夜空には そっと星が瞬いて 街灯はぼんやりと 囁きも見逃さずに 二人の影は動かずに 尾を伸ばし揺らいでいた 二人の間の道すじの 足跡は消えない 公園のベンチの上 肩を寄せうつむいて そういえばあの時も こんな眩しい月明かりの夜 二人の間の星空は 不思議なほど輝いて 今日は明日へと確実に繋がっている? 今は全てを着実に受け入れている? 研ぎ澄ます耳の奥 黄昏が聴こえてきて 繰り返す現実に 停止した信号機 二人の間のざわめきは 朝と共に目を覚ます 今日の最後 手を取った あなたの指の温かさ 爪先の感触は 今もなお 痛いほどに 二人の間の微笑みは 遠く残るだろう 二人の間の儚さは 今も残っている 二人の間の言葉はもう 朝焼けに隠れて |
僕的には結構お気に入り。 |