雨に撃たれば
夜明け前のベッドの上で
凍る汗が片目に落ちた
昨夜の雨が一間に冴えて
オレンジライトが目を突き抜ける

DANCE!
窓を打つ雨が叩き落つ前に

未だ濡れている白シャツに
通り雨の夢
蹴飛ばした傘は
今も雨の中

久しぶりの夜 ベッドの横で
思い出そうと一杯の水
息漏る口 唇噛み
悔しさより痛み残して

DANCE!
肩に圧し掛かる静けさの隣

未だ濡れている白シャツに
通り雨の夢
蹴飛ばした傘は
今も雨の中

「DANCE!」が気に入らない。