Synth1update:2015.5.12
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Mac版(beta8)が64bit対応し、AU/VSTともに64bitDAWで動作するようになりました。新フィルタも追加。(2015.5.12)
64bit版(Windows VST 64bit beta版)をリリースしました。新しいフィルタが追加されました。(2014.7.8)

Synth1とは

DTMソフトで使用することを目的としたソフトウェアシンセサイザーです。 VSTiプラグイン/AUプラグイン形式に対応しています。 本ソフトはフリーウェアです。最新バージョンはVer1.12(Windows), Ver1.13beta(Mac)です。

機能的には、あの赤いシンセ Clavia NORD LEAD2を手本にしていて、下記の特徴があります。

  • 2オシレータ+1サブオシレータ、FM変調、リング変調、シンクロ、モジュレーションエンベロープ
  • 4タイプのフィルタ、ディストーション
  • 2LFO(ホスト同期可能)
  • アルペジエ-タ搭載(ホスト同期)
  • テンポディレイ(ホスト同期)、ステレオコーラス/フランジャ搭載
  • レガートモード、ポルタメント
  • 32音ポリフォニック
  • プリセット128音色つき。
  • 動作軽量化の徹底。SSE利用等。
  • オートメーション対応

デモ曲

HIROYA氏による、とてもキャッチーなテクノポップです。 リズムパートを含む全パートがSynth1で作られています。同時使用はその数なんと20台! 聴いた瞬間、あまりのハイクオリティさに驚きました。センスも技術も抜群です。 デモ曲として採用させていただきありがとうございます。 (2002.11.8)

※作品の著作権はHIROYA氏が所有するもので、無断使用・転載等、一切ご遠慮下さい。
HIROYA氏へのコンタクト:hiro@zelfx.com

作成ソフト:SONAR2.0
使用エフェクト:EQ、Delay、マスタリングコンプなど各種

JASRAC許諾
第J020906729 号

古典的ですが、おなじみYMOの曲です。キックとスネア(SC88-Pro)以外のすべてのサウンドはSynth1によるものです。 ほぼ完全にあのサウンドを再現したつもりです。 PCM系のDTM音源とは音がまったく違うのが分かるのではないかと思います。 なお、作成にあたり電子楽器博物館の館長さん作のMIDIデータを 若干修正して使わせていただきました。ありがとうございます。

作成ソフト:SONAR2.0のお試し版
使用エフェクト:SONAR付属のディレイ、EQ、コーラスの3つのエフェクトを使用。また、アウトボードでRFX-2000(ZOOM製)のFINALエフェクト使用。
※実はこのデモを作成した時点では、Synth1にコーラス/EQは実装していませんでした。

動作環境/制限事項

  • Windows
    対応CPUSSE2に対応しているx86/x64 CPU。※余程古いCPUでなければ大丈夫です。
    対応OSWindows XP, Windows Vista 32Bit, Windows7 (Windows Vista HP sp2にて開発)左記以外は未確認。
    ※Windows98では動作しません。

    対応ホストReaper, Abelton Live, SONAR 6 LE, 左記以外は未確認
    ※たいていのVSTホストで動作すると思いますが上記以外は未確認
    プラグイン形式VSTi2.0
    サンプリング周波数任意
    制限事項 マルチティンバー音源ではありません。

  • Mac
    対応CPUIntel Mac
    対応OSMac OSX10.9 ※左記以外は未確認。掲示板で動作情報を報告していただけるとありがたいです。
    対応ホストGarage Band, Mu.LAB free, Ugly VST Interface, 左記以外は未確認
    プラグイン形式AU / VSTi2.4
    サンプリング周波数任意
    制限事項 マルチティンバー音源ではありません。

ダウンロード Download

  • Synth1 for Windows
  • Synth1 for Mac
    • Synth1 AU(32/64 universal) Ver 1.13beta8 1217K bytes (2015.5.12)
    • Synth1 VST(32/64 universal) Ver 1.13beta8 634K bytes (2015.5.12)
      • インストール手順
        1. 本体のインストール
          ダウンロードしたzipファイルをFinder等で解凍し、Synth1.component(AU版)または、Synth1.vst(VST版)を以下のフォルダにコピーしてください。
          AU版Macintosh HD/ライブラリ/Audio/Plug-Ins/Components
          VST版Macintosh HD/ライブラリ/Audio/Plug-Ins/VST

        2. バンクフォルダの作成
          自分で作成したパッチや、ダウンロードしたパッチを格納するフォルダを作ります。
          自分で作成したパッチは読み書き可能なバンク00~99に保存され、他人のパッチ(拡張子は.zip)をダウンロードした場合は、ZIPバンクに格納(コピー)して使います。
          バンク00~99と、ZIPバンクに対応するフォルダはデフォルトでは以下の通りです。Finder等でフォルダを作成(青字の部分を新規作成)してください。

          通常の場合
          バンク00~99Macintosh HD/ユーザ/{ユーザー名}/書類/Synth1Patches/soundbank00 ~ 99
          100フォルダまで管理できますが、まずはsoundbank00、soundbank01、soundbank02の3つくらいを作っておけばいいでしょう
          ZIPバンク(=読込み専用)Macintosh HD/ユーザ/{ユーザー名}/書類/Synth1Patches/zipbank

          Garage Band 10の場合
          バンク0~99Macintosh HD/ユーザ/{ユーザー名}/Library/Containers/com.apple.garageband10/Data/Documents/Synth1Patches/soundbank00 ~ 99
          100フォルダまで管理できますが、まずはsoundbank00、soundbank01、soundbank02の3つくらいを作っておけばいいでしょう
          ZIPバンク(=読込み専用)Macintosh HD/ユーザ/{ユーザー名}/Library/Containers/com.apple.garageband10/Data/Documents/Synth1Patches/zipbank

          ※Garage Band 10用にフォルダを作る場合、Libraryフォルダが隠しフォルダになっているため表示できません。
          以下の二つコマンドをターミナルから打ち込めば隠しフォルダも表示できます(OS X 10.9にて確認)。
          defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
          killall Finder
          元に戻す場合は、以下です。
          defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles FALSE
          killall Finder

        3. ファクトリープリセットのダウンロード
          Mac版ではデフォルトのファクトリー音色プリセットは付属していないので、別途ダウンロードする必要があります。 下の音色パッチからSynth1 factory presetとRydeen sound patch filesをダウンロードしてZIPバンクのフォルダへ格納(コピー)してください。 ダウンロードしたファイルの拡張子は.zipですが解凍する必要はありません。

        4. その他
          • beta8で32bit/64bitDAWでも動作可能となりました。
          • beta8でAU認識バグ対応により識別コードを変更したため、旧バージョン(beta7)を使っていたプロジェクトの音色を引き継げなくなりました(AU版のみ)。ごめんなさい!
          • DAWにReaperを使っている場合、マウスホイールがReaperのデフォルト設定のままでは効きません。Reaperの"Option"-"Preferences..."画面で、"Mousewheel targets : Window with focus"へ設定してください。
          • DAWによってはソングデータと共に保存したパッチデータが復元されない(CUBASEで確認)。
            DAWがCUBASEの場合は、オプションダイアログの"Receive Program Change" のチェックボックスをオフにしてください。 さもないと、ソングデータと共に保存したパッチデータの復元に失敗します。
          • もし不具合を確認されたら、Synth1の掲示板に報告いただけると助かります。

      • Installation
        1. Install downloaded file.
          Please extract downloaded zip file into following folder.
          for AUMacintosh HD/Library/Audio/Plug-Ins/Components
          for VSTMacintosh HD/Library/Audio/Plug-Ins/VST

        2. Make bank folders.
          Let's create a folder in which to store the patch that you have created. And Let's create a folder in which to store the patch you've downloaded.
          Patch that you have created are stored in the read-write bank 00-99.
          If you downloaded the patch file, you will need to store it in a ZIP bank.
          Bank 00-99 and ZIP bank folders are as follows.
          Please create the following folder using the Finder or the like.

          Usually
          Bank00-99Macintosh HD/Users/{UserName}/Documents/Synth1Patches/soundbank00 ... 99
          Synth1 can manage the 100 folder. But first, it would be sufficient to make the three folders(soundbank00,soundbank01,soundbank03).
          ZIP Bank(=read only)Macintosh HD/Users/{userName}/Documents/Synth1Patches/zipbank

          If you use Garage Band 10.
          Bank00-99Macintosh HD/Users/{UserName}/Library/Containers/com.apple.garageband10/Data/Documents/Synth1Patches/soundbank00 ... 99
          Synth1 can manage the 100 folder. But first, it would be sufficient to make the three folders(soundbank00,soundbank01,soundbank03).
          ZIP Bank(=read only)Macintosh HD/Users/{UserName}/Library/Containers/com.apple.garageband10/Data/Documents/Synth1Patches/zipbank
          Library folder can not be displayed because it is a hidden folder.
          To view the LIbrary folder, run the following two commands from the terminal.

          defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
          killall Finder

          To return to the non-display, run the following two commands from the terminal.

          defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles FALSE
          killall Finder

        3. Download Factory preset
          Factory tone preset is not attached. So, it is necessary to download separately. Please download 'Synth1 factory preset' and 'Rydeen sound patch files' from the link indicated below. And store it to ZIP Bank folfer. Extension of the downloaded file is a .zip, but you do not need to extract.

        4. etc
          • If you use Reaper, MouseWheel is not effective by default Reaper setting. So please change Reaper setting as follows.
            Option - Preferences - Mouse - Mousewheel targets: -> Window with focus.
          • The patch data saved with song data is not restored (in CUBASE).
            If your DAW is CUBASE, you must turn off the check box 'Receive Program Change' in Synth1 OPT-MIDI dialog. Otherwise, restoration of the patch data saved with song data goes wrong.


  • 音色パッチ
    • Synth1 factory preset
      Synth1のファクトリープリセット(128音色)です。ただし、初期バージョンの機能しか使われていないので、音色的にはショボイです。
    • Rydeen sound patch files 5K bytes (2002.10.27)
      デモ曲Rydeenで使用した全音色データです(15音色)。 デモ曲作成後に再エディットし、イコライザ・ディレイ・コーラスをかけています。好みで変更してください。XXX.sy1ファイルが一音色に対応しています。
    • KVRのパッチダウンロードページ
      このページのplug-in:でSynth1を選んでサーチすると、多くのパッチをダウンロードできます。

    • Synth1 Extra Banks Package 151K bytes (2003.9.20)

      以下の名義による音色パッチ集です(Windowsインストーラ形式)。Biontさんがまとめて送ってくれたものです。Thank you! Biont!
      Summa and DocT このページではデモ曲なども紹介されています。
      Author1: Summa
      Author2: DocT
      Contact: http://www.trippler.net/music
      128 by AudioWhore Author: Damien Chamizo
      Contact: (リンク切れ)http://www.mp3.com.au/rarefusion
      Synth1 Techno Essentials Author: Damien Chamizo
      Contact: (リンク切れ)http://www.mp3.com.au/rarefusion
      Synth 1 bank 1 / Teksonik Synth1 Tekconicは、これぞアナログシンセ!という感じの音が多いですね。プリセットサウンドとはだいぶ違った派手な(?)雰囲気があります。 さらに、このパッチ集には入っていない新たなパッチ集は、Free Vst Synth Patches にて 公開されています。
      Bank1: Synth 1 bank 1 (001-064)
      Author: synthgeek
      Contact: http://www.skincontact.com/synthgeek

      Bank2: Teksonik Synth1 (065-128)
      Author: Teksonik
      Contact: http://www.freewebs.com/teksonik
      Braindance Bank 1 / The 80s Braindanceは、SFチックなサウンドが多いです。また、パーカッション系の音も含まれています。
      Bank1: Braindance Bank 1 (001-064)
      Author: elektronicabcn.com
      Contact: http://www.elektronicabcn.com/

      Bank2: The 80s (065-128)
      Author: NEKO
      Toast / Synthhunter / Atonal Abstractions Bank1: Toast (001-032)
      Author: MisterToast

      Bank2: Synthhunter (033-061)
      Author: Christoph Mueller

      Bank3: Atonal Abstractions (062-083)
      Author: aMUSEd


楽曲・動画の紹介 Video

個人的にいいと思ったSynth1を使った楽曲・動画の紹介です。ここで紹介してない方も含めて、多くの方に使っていただいて感謝です。
  • Synth1の使い方など  ニコニコ動画(視聴にユーザ登録が必要かもしれません)

    作者はももさん。とにかく懇切丁寧な説明です。 「パソコンをシンセサイザーにしてみよう!」がSynth1等の導入の仕方の説明です。 DTMがまったく初めてとか、そもそもSynth1ってどうやって使うの?というレベルの方には特にお勧めです。 続いて、「アナログシンセサイザーの基本の基本」シリーズへと続いています。

  • Synth1を使ってみよう  ニコニコ動画(視聴にユーザ登録が必要かもしれません)

    「Synth1の使い方など」と同じく作者はももさん。 「アナログシンセサイザーの基本の基本」の続編になっています。Synth1の音に関する全機能にわたって親切に説明してくれます。かなり労力を費やしたと思います。私からもお礼を言いたいです。本当にありがとうございます。

  • sound making 6  ニコニコ動画(視聴にユーザ登録が必要かもしれません)

    作者はsound_desさん。3分間クッキングのように、リアルで演奏しながらトラックを重ねていって曲ができてしまう動画です。 中盤から出てくるシンセソロには痺れます。なんとこれがSynth1でした。音色がかっこいいですね。パッチ下さいという感じですw。 そして何よりも演奏がうますぎです。動画サイトの名前通りニコニコしてしまいました。 また演奏中、リアルタイムにディレイのテンポをグリグリやってくれています。ディレイタイムが滑らかに変化するように実装した私も本望です。

  • Happy End -TDMX edition【非作業用BGM】  ニコニコ動画(視聴にユーザ登録が必要かもしれません)

    作者はTDMXさん。坂本教授の名曲(YMOのアルバムにも入ってますね)。リードシンセにSynth1を使っているようです。 Synth1がどうこうよりも、曲としての完成度がすごく高いです。ダブっぽいMIXや映像が妙に曲にマッチしていて癒されます。

  • YMO-CUE  Youtube

    作者はSFPGさん。YMOの名曲。シンセ音の再現度の高さは異常です。ここまで再現度の高いCUEは聞いたことがありません。すばらしいです。 SFPGさんは他にもBehind The Mask等のYMOの曲をアップされていて、再現率の非常に高い曲が多いです。緻密に作りこまれている感じです。 YMO好きは必聴です。

  • Synth1 Project 「S1」  アルバム

    全曲mp3でダウンロードできます。作者はEff、S.Shin、Wahiko、Yukke、Only さん達。 オムニバスアルバムで、リリースされて時間がたっています。ドラム含めて全てSynth1でできてます。 Synth1の可能性に挑戦して頂きました。 こちらがメインページで、続編の「S2」もあります。

  • ニコニコ動画でSynth1  ニコニコ動画(視聴にユーザ登録が必要かもしれません)

    最近、開発者の私は、こうやってチェックして視聴してはニヤニヤしています(笑)。

サポート、その他

■不具合、バグ、要望など
不具合・バグなど発見されましたらメール(アドレスはページ下部参照)でご連絡いただけると幸いです。 出来る限り対応したいと思います。


■今後のエンハンス等
2011.10.2
beta6をリリースしました。既知のバグは全て修正したつもりです。お使いのDAWで動かないとか、バグを発見されたら掲示板へ報告いただけると助かります。 このまま何もなければ、betaを外して正式版へ格上げ予定です。 今回もMT氏にお世話になりっぱなしです。あとはAU版。そしてiOS版へと続きます。

2011.9.17
Win版からMac版への移植を行ったのは実は私ではなく、友人のMT氏です。本当に感謝です。あの汚いソースを良くぞやってくれました。 今、AU版の開発をやっていただいているので、そう遠くないうち(未定ですが1ヶ月以内くらい?)にリリースできると思います。 そして、次はiPhone版をやるとかやらないとか・・・

2010.5.23
ZIPファイルをzipbankフォルダにダウンロードするだけで、そのバンクが使えます。 自分で言うのもなんですが便利です。サンプルとして、ファクトリープリセットとRydeen用のパッチを 同梱しています。ちなみに、内部的なZIPの解凍にはzlibというオープンソースなライブラリを使っています。 パッチ管理に関しては、検索機能をそのうちやりたいと思います。
あとレジストリから脱却しました。レジストリ絡みのトラブルとはこれでオサラバできるかな。 しかし、開発当初になぜレジストリを選択したのか?、記憶もドキュメントもない、単にレジストリ好きだったのかな。
今回はサウンドエンジンは唯一ディレイ部のみです。
次回のアップデートはどうなるか今のところ未定ですが、おそらくパッチ管理(検索等)をやるんじゃないか と思います。

2010.5.9
サブオシレーター追加です。1オクターブ下だけでなく、同じピッチにもできるので、 サイン波や、三角波を選んで基音を強くする事ができます。 この時に気づいたのですが、今までのSynth1のノコギリ波のままだと、同じピッチの サイン波を重ねたり1オクターブ下のノコギリ波を重ねた時に、音を打ち消しあう方向に働いてしまいます。 結果、変な音になるので、思い切ってノコギリ波を変えました。 気になるのは今までの音色の再現性ですが、ノコギリでSyncや、ノコギリをソースにしてFM(このケースは少ないと思いますが)を 使っていると、音が変わっているものがあるかもしれません(自分ではまだ確認できていません)。
SSE2に対応していないCPUは切りました。Synth1の開発はPentiumIIIから始めたので、自分も名残惜しいですが、もう無理ですw。 古いCPUの人はごめんなさい。Atomなんかどうですか?
あと、結構バグフィックスがたくさんありました。ボイシング周りを拡張した時に結構弄ったので、その余波が来ているようです。
今後マルチレイヤー化をしたいなと考えてはいるんですが、いろいろとハードルが高くて、 今のSynth1のままでは無理かもしれません。。。

2010.5.4
サウンドに手をいれると言いながらバグフィックス中心になってしまいました。 ホスト側にプログラム数を1と通知するスイッチを追加しました。 100バンクの弊害はこれで落ち着いてくれればいいんですが。。。
しかし二度とやりたくないくらい面倒な作業でした。 ホストによってプロジェクトロード時のシーケンスが結構マチマチなんですね。 今回はREAPERとSONARでテストしました。一応どんなシーケンスでも 問題なく処理できるようにしたつもりですが、ホストによっては プロジェクト保存時の状態(パッチ番号、ノブの位置)がうまく復元で きないとかいう事があるかもしれません。その時は掲示板にてご連絡ください。
Synth1の音色管理をVSTi2.x標準に則らないで、独自管理するのが 悪いって話もありますが、VSTiの音色管理は個人的には 好きではないしw。VST3はどうなってるでしょうか。
次こそサウンドに手をいれたい。

2010.5.1
今回はサウンドエンジンに手をいれました。大きいのは位相のコントロールです。 地味であまり馴染みのないパラメーターかもしれませんが、オシレーターを重ねる場合には有効なパラメータです。 音のアタック感に大きく関係します。よく、Synth1の音は軽いという意見を聞きますが、僕ももその通りだと思います。 原因の一つに、この辺りのコントロールがまったくできないから、ってのがあったと思います。 音を重ねる場合は是非活用してください。
あと、ポリ数を上げました。上げるかどうか迷ったんですが、KVRのフォーラムでは上げてほしい要望が強かったので、 上げました。ただ、同時にCPU負荷も2倍になる可能性が高まったので、ボイスのビジー状態を表示するようにしました (画面が余ったからっていうのもあるんですが)。ボイス状態を見ながらCPU負荷がかかりすぎないように ポリ数等を調整する、みたいな使い方を想定していますが、どうでしょう。。。
あとは、ホイールのアサインですね。アフタータッチをフィルターにアサインするとかができるようになりました。 次回のアップデートもサウンドに手を入れたいと思っています。

2010.4.23
V1.08では要望の多かったバンク数を増やしました。
DXi版は廃止になりました。VSTi対応していない古いSONAR系のDAWの方はごめんなさい。
Synth1の初版はDXi版しかなかったので、断腸の思いですが、自然淘汰されるものはしょうがない。
音に関する部分はおいおいやっていこうと思います。
あと、コンパイラをVisual C++ 2008 Express Editionに変更しました。これにともなってパフォーマンスが 若干変化してるかもしれません。
64bitに関する質問も来るようになったのですが、自分はまだ動作させる環境も開発環境ももっていいないので、 なんともわかりません、すみません。
OSとDAWの組み合わせでケースがありそうですが、現状64bit環境でSynth1は動作してるんでしょうか?

2006.5.3
うう、いまだにマニュアルに着手してない。。。

2003.9.20
長らくおまたせして、すみませんでした。 昨年末から、諸事情により開発をストップしてました。結局9月に入ってから再開 しました。
さて、V1.06ですが、なんとか当初の予定通りの機能を盛り込めました。 売りは、フィルタですね。特にレゾナンスを最大まで上げた時には、自己発振で 原音がほとんど聞こえなくなるくらいまでになっています。あとカクカクもなくしました(笑)。 従来ディストーションと呼んでいたパラメタを、サチュレーションに変更し、まともに 使えるようにしました。音に迫力を出す時や、昔のS/Nの悪いアナログシンセをシミュレートする時に は是非使ってください。結構いけます。 なお、音に関してはフィルタ以外にも、かなり突っ込んでブラッシュアップしています。 unisonモードなんかも、強力です。
知らない間に、discoveryなるnordlead2クローンがリリースされますね。 時代に取り残されてます。お試し版をインストールしてみました。見た目はそっくりですね。。。 音の方もなかなかで、だいぶnordlead2に近いです。弱点は、重い事。 少なくとも自分のPC(Celeron1.4G)には重すぎます。
さてSynth1,次は何に手をつけましょうか。要望の多いのは、GUI関連です。スライダー表示をなくす、 かっこいいGUIにしてほしいなど。自分としては、次はアルペジエータに手をいれたいなと思ってます。 あまり大きな声では言えませんが、リリース目標2003.12としておきます。あくまで目標です(笑)。

2002.11.24
V1.06でのエンハンス項目として下記を予定しています。
・ユニゾンモード
・CUBASE等の音色インスペクタ表示(?)に対応
・フィルタのクオリティアップ
・外部のmidiコントローラからのつまみ操作
・mono/legato時のプチっと鳴るノイズの解消
・など、他未定
先週にpro-53というソフトシンセをゲットしました。 pro-53はさすが、市販品だけありますね。効果絶大だと思ったのが、ユニゾンモードと、 モジュレーション付のディレイエフェクトです。 あのディレイを考えた人すごいですね。(あれも研究して、搭載したいなあ・・・) それとpro-53では、パネルで音色チェンジするときちんとインスペクタ表示が 更新されますね。私はいままでその機能はVSTiにはないと思いこんでいました。なのでSynth1では、 "no vsti preset"状態ですが、次版では改良予定です。
(余談ですが、同時にaudiophile2496というオーディオカードもゲットしました。 今までは3年くらい前に\3,000くらいでゲットしたAOpenのサウンドカード(AW744)をずっと使ってたんですが、 レイテンシが小さく、音もよさそう(すくなくとも\3,000カードより)だったので購入しました。 Synth1もレイテンシが1msecで発音できるようになり、結構感動しました。 音の方は、高域がクリアに聞こえるようになりましたが、劇的に変わったという印象はあまりないです。)
最近、某2ch掲示板でのSynth1の意見を興味深く(笑)よませてもらいました。 「フィルターがカクカクしてる」という話あり。確かに言われてみればその通り。 自分では慣れてしまってたせいで、ぜんぜん気にしてなかったんですが、 次版では改善します。(今のフィルタはクリップ防止のために若干波形が歪むんですが、これも改善予定。) あと外人さんからのリクエストで多いものが、外部コントローラからのノブ操作でした。これも対応予定。 その他、気分で(笑)アルペジエータなども機能追加するかもしれません。 リリース時期は未定ですが、12月の中旬くらいには出したいと思ってます。

2002.11.6
今のとことろ、V1.05でのエンハンス項目として下記の開発がほぼ完了しています。
・LFO拡張(テンポシンク、キーシンクなどなど)
・各種サンプリング周波数対応、48K,96K,etc
・MasterTune
・FM関連の機能/質アップ。k-v-rの掲示板で不評だったようなので、
 意地になってみました(笑)。次版はLead2そっくりです。
 つまみをちょっといじれば、もう涙もんです(笑)。
当初はLead2のクローンを作ろうと思ってたわけじゃないんですが、 その方がウケがよさそうなので、調子にのってみました。 その他user envelopeやGUIがらみについても次版で改良予定です。 リリース時期は早ければ今週末。おそくて来週末を予定してます。

2002.10.31
LevelUp事項として理想を含めて以下を検討中です(順不同)。 簡単に済みそうなものから対応予定です。 時期は未定ですが、気長にお待ちいただければ幸いです。 またご要望や、ご意見などあれば掲示板にどうぞ。

・音に関すること
	・Master Tune
	・48K、96K対応
	・Morphing/VelocityによるParameter変化
	・Wheelの変調先がLFO1のみなので増やす
	・LFOのTEMPO Synchro
	・FMおよびp/wのEnvelope
	・Legartモードの新しい方式を追加
	・基本波形そのものをEdit/入れ替え(手書きなど?)する機能、S/Nの向上、QualityUp等
	・UNISON MODE
	・Voice単位のStereo化(要検討)
	・フィルタにバリエーションが欲しいところだけど。。。難しそうだ。
	・音色を重ねる機能(要検討)

・エフェクト類
	・Chorus/FlangeのQualityUp(とはいうものの、ノウハウが。。。)
	・DelayのStereo対応

・MIDI/Arpeggiator関連(要検討)
	・Sustain Pedalの対応
	・アルペジータの拡張、StepSequncer機能?

・GUI関連
	・KEY等のLCDパラメタが選びにくいので、改良
	・変更前のパラメタが見たい!?

・MAC版への対応(要検討)

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