銀河英雄伝説はSF歴史小説と(スペースオペラとも)言われ、時間の流れがおよそ1400年に渡り考えられています。
西暦から始まるこの長い時間によって、さらに物語を厚みのあるものとしているのです。
OVAは「アスターテ星域会戦」から始まります 帝国暦から・新帝国暦から
年代 | 出来事 | 詳細情報 |
西暦1945 | 核兵器実戦使用 | |
1957 | 初の人工衛星打ち上げに成功 | |
1961 | 初の有人宇宙飛行に成功 | |
1969 | 地球以外の天体(月)に到達 | |
1981 | GTN生まれる | |
2029 | 「13日戦争」勃発、熱核兵器の応酬が行われる 以後90年に渡り戦乱が続く | 北方連合国家(ノーザン・コンドミニアム)と 三大陸合衆国(ユナイテッド・ステーツ・オブ・ユーラブリカ) |
2129 | 地球統一政府(グローヴァル・ガバメント)成立 | 首都は戦争被害の少なかったオーストラリアのブリスベーン |
2166 | 火星までだった開発圏が木星の衛星イオに到達 | |
2253 | 人類初の恒星間宇宙船アルファ・ケンタウリに向け進発 | しかし、以後20年経っても帰還せず |
2360 | 超光速航行に成功 | アントネル・ヤノーシュ博士と宇宙省技術陣は全人類の英雄に |
2391 | 超光速航行の完全な実用化 | |
2402 | 恒星間植民時代の始まり | カノープス星系に居住可能惑星の発見 |
2404 | 第一次恒星移民団がイオから進発 | |
2480 | 人類の生存圏は地球を中心とする半径60光年 | |
2482 | 宇宙軍の成立 | |
2530 | 人類の生存圏は地球を中心とする半径84光年 | |
2580 | 人類の生存圏は地球を中心とする半径91光年 | |
2630 | 活動圏の停滞が明瞭になってくる | 人類の生存圏は地球を中心とする半径94光年 |
2682 | 殖民星系は結束し地球に対し訴えを起こすが、 地球側は人類議会の資金拠出を停止する | 宇宙軍の縮小・人類議会の選出数配当分変更・内政不干渉 を殖民星系は求めた |
2689 | シリウス星系が「反地球戦線」の盟主であるとした地球は シリウス星系第6惑星ロンドリーナを占拠 シリウスを始めとする反地球連合宇宙軍は壊滅 | ここから2801年(宇宙暦1年)までの戦闘を「シリウス戦役」という この時の地球軍は「羞恥心と自制心の欠如した軍隊」と 地球軍中将クラレンボーは日記に記している |
2690 | 5月14日 「ラグナン市事件」の発生 残党狩りと証した市民の虐殺が地球軍によって行われる 殺害された市民は90万に達し後日35万人が加わる | カーレ・パルムグレン、ウィンスロー・ケネス・タウンゼント、 ジョリオ・フランクール、チャオ・ユイルンら4人 (ラグナン・グループ)はこの時それぞれ復讐心を抱く |
2691 | フランクール率いる反地球戦線実戦部隊 「黒旗軍(ブラック・フラッグ・フォース)」、 地球軍を「ヴェガ星域の会戦」で撃破する | 2月28日プロキシマ星系第5惑星プロセルピナにて 上記4人は会合を持ち、反地球戦線の適材適所の働きに着く なお、黒旗軍は以後84回の戦闘にことごとく勝利する |
2703 | 地球軍、最後の決戦「第2次ヴェガ星域会戦」で完敗 | 地球軍6万隻はわずか8000隻の黒旗軍に敗れる |
2704 | 反地球戦線、地球を包囲「シリウス戦役」戦闘の終了 | 「ラグナン市の惨劇は規模を100倍にして」再現された |
2706 | 「シリウス戦役」立役者の一人カーレ・パルムグレン病死 | シリウス内部で権力闘争勃発 |
2707 | 「ラグナン・グループ」は完全に崩壊 | フランクール、クーデター未遂で射殺、チャオ・ユイルンは、 タウンゼントに謀殺され、タウンゼント自身、テロに倒れる |
2801 宇宙暦 1 | アルデバラン系第2惑星「テオリア」を首都星とする 銀河連邦(ユナイテッド・ステーツ・オブ・ギャラクシー) 設立、同時に西暦の廃止、宇宙暦(UC)1年とされた | 「シリウス戦役」の終結 パルムグレンが生存していたなら1世紀は早く設立していた (小説では宇宙暦はSE、OVAではUCとなっている) |
106 | C・ウッド提督、M・シュフラン提督らにより 宇宙海賊(スペース・パイレーツ)の一掃に成功 | これにより、銀河辺境への開拓がさらに発展した |
三世紀後半 | 銀河連邦社会「中世的停滞」期に入る | 経済不況、精神的退廃、オカルティズムの流行、犯罪検挙率 低下、発生率の激増、権力者の汚職、宇宙海賊の復活など |
268 | ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム、誕生 | 彼は軍人の家庭に生まれた |
289 | ルドルフ、連邦軍士官学校を主席で卒業 リゲル方面で苛烈な取り締まりを海賊に行う | 裁判を求める海賊どもを宇宙船ごと焼き払うなど 一部の批判と、停滞に嫌気の差した民衆から喝采を浴びる |
296 | ルドルフ、28歳で連邦軍少将となり退役、政界へ 「首相」と「国家元首」兼任、自らを「終身執政官」とする | ルドルフは「国家革新同盟」の若きリーダーとして 熱狂的多数支持、少数の批判、無関心の中で勢力を伸ばす |
宇宙暦 799 | 帝国暦 490 新帝国暦 1 | 6月 22日 ラインハルト戴冠 「ローエングラム王朝」、始まる 7月 6日「キュンメル事件」 皇帝暗殺未遂事件 地球教オーディン支部、壊滅 10日御前会議、地球への攻撃決定 メルカッツ提督生存の噂が流れる ユリアン、地球に到着 14日ユリアン、地球教本部に潜入 16日メルカッツ艦隊、レサヴィク星系において 同盟廃棄予定艦艇1000隻以上を強奪 20日レンネンカンプ、同盟政府に対し ヤンの逮捕勧告をする 22日ヤン、同盟政府に拘禁される シェーンコップ、アッテンボロー、 第8ハイウェイにて同盟軍と戦闘 23日シェーンコップら、レベロ議長を人質に取る ヤン、同盟政府に謀殺されかける ヤンら、ホテル・シャングリラ襲撃 弁務官、レンネンカンプ上級大将を拉致 レンネンカンプ、自縊(じい) 24日ワーレン艦隊、太陽系到着 ワーレン、地球教の信徒に襲われる 25日ヤンら、ハイネセンを脱出 26日ユリアン、地球教の洗脳方法を知る 27日帝国軍、ヒマラヤ山脈の地球教本部攻撃 ユリアン、地球教本部で騒ぎを起こす ユリアンら、身分を偽りワーレンに協力 総大主教、ヒマラヤ山脈を崩し生き埋めに 地球教本部、壊滅 30日ワーレンより地球制圧の報が入る ハイネセンよりレンネンカンプ拉致の 公式報告が入る 8月 1日ワーレン艦隊、オーディンへの帰路に着く 8日ラインハルト、大本営をフェザーンへ移転 させることを布告 メックリンガー上級大将、後方総司令官に 13日エル・ファシル星系、独立を宣言 ヤン一行、ダヤン・ハーン基地で メルカッツの別艦隊と合流 30日ミッターマイヤー、フェザーンへ移動 9月 17日帝国軍大本営、フェザーンに移動 10月 9日レンネンカンプの訃報、帝国軍に伝わる 11月 1日レンネンカンプの密葬 ラインハルト、同盟への出兵を決意 10日ビッテンフェルト、フェザーンより出撃 「バーラトの条約」、破棄 12日ビュコック退役元帥、現役復帰へ チュン・ウー・チェン大将、フィッシャー らにヤンへの譲渡艦艇を託す 12月 2日ミッターマイヤー、惑星ルジアーナの 造兵廠を破壊 9日ヤン一党、エル・ファシル星系に姿を現す 11日ヤン一党、エル・ファシルに到着 ユリアンら、ヤンと再会 | 主犯のキュンメル男爵、死亡、またこれにかかわったとして、 地球教は壊滅させられ、ゴドウィン大司教逮捕される ワーレン上級大将、地球討伐軍司令官に任命される 担当していたマスカーニ少将によれば、 「4000名ものお調子者がついて行った」とか 薔薇の騎士団が途中から参戦した この後同盟軍にヤンの解放を求めたが、逆に危機的状況に… フレデリカの救出により、まさに九死に一生を得る 「自縊」:自ら首を絞めること、自殺の手段、首吊り自殺 レンネンカンプの死は、しばらく公表されることはなかった このために、ワーレン上級大将は左腕を負傷し、失うことになる 劇物のサイオキシン麻薬を、毎日の食事に混入されていた、 ポプランが気づいたときには、すでに拒絶反応が出始めていた 混乱の中、資料室を発見、資料をコピーし帝国軍と接触する フェザーンの、独立商人と名乗った 帝国軍は、予想以上の損害を出した ユリアンらは、ワーレン艦隊に同行し、オーディンへと向かう エル・ファシル自治政府主席は、フランチェシク・ロムスキー エル・ファシルに身を寄せるか検討したが、保留された 彼は、死後元帥にはなることはできなかった ラインハルト決意の一言、「ビッテンフェルトの言やよし!」 チュン大将によれば、この譲渡契約書はジョークだそうで、 この譲渡契約書により、ヤン艦隊に5560隻譲渡と書いてある ルジアーナの造兵廠より艦艇の半数が離脱成功、 ヤン艦隊への合流を計る |
800 | 2 | 1月 2日「第10次イゼルローン攻防戦」 バグダッシュ、イゼルローンへの情報工作 3日ラインハルト、フェザーンを出撃 ルッツ、ヤンの計略により、 イゼルローン要塞守備命令を信じる 7日ラインハルト、ルッツに出撃命令を出すも ルッツ、ヤンの偽装と思い出撃せず 12日ヤン艦隊、ルッツに捕捉される ルッツ、ヤンの罠にはまったと 見せかけるために偽装出撃 13日イゼルローン要塞にキーワード送信 イゼルローン、要塞主砲使用不可能に ヤン艦隊、イゼルローン要塞内に侵入 ルッツ艦隊、ヤン艦隊に占拠された イゼルローン要塞から攻撃を受ける ヤン艦隊、イゼルローン要塞奪取成功 14日 16日帝国軍、マル・アデッタ星系へ進出 「マル・アデッタ星域会戦」 帝国軍、同盟軍の地の利と、機雷攻撃 により、予想以上の苦戦を強いられる 同盟軍は、この時攻撃能力が限界になる 同盟艦隊、戦線離脱艦ヤン艦隊へを逃す 23:45「マル・アデッタ星域会戦」終結 17日ラインハルトにイゼルローン陥落の報入る 22日ヤン、イゼルローン要塞に帰還 1月末日 フィッシャー、ムライ、パトリチェフが ヤン艦隊に合流 2月 2日潜伏中のルビンスキー、 ロイエンタール不穏の流言を流させる レベロ議長、ロックウェルらに暗殺される 自由惑星同盟、降伏 9日ラインハルト、ハイネセンに到着 20日「冬バラの勅令」発布 「自由惑星同盟」、滅亡 ヤンら、フェザーンと地球教の関係を知る 27日ロイエンタール、大本営への出頭命令 メックリンガー、オーディンより イゼルローン方面へ出撃 3月 1日「ゼッフル粒子失火事件」 19日ロイエンタール、統帥本部長解任、 新領土総督任命内示を受ける シュタインメッツ、幕僚総監に就任 ルッツ、フェザーン警備司令官に就任 4月 2日 ラインハルト、ハイネセンより イゼルローンへ出立 カーテローゼ・クロイツェル伍長、初陣 4月中旬 ハイネセンの精神病院が全焼、そこから アンドリュー・フォーク行方不明に 12日フェザーンにおいて爆弾テロ事件 メックリンガー艦隊、オーディン方面から イゼルローン回廊に侵入するも撤退 20日ビッテンフェルト、ヤン一党に降伏勧告 27日ヤンとアッテンボロー、メルカッツの 名を借りてビッテンフェルトに返信 29日「回廊の戦い(前編)」 戦闘開始 30日ファーレンハイト上級大将、戦死 5月 ヤン艦隊、同盟側回廊入り口に機雷設置 エルフリーデ、子供とともに行方をくらます 2日帝国軍先陣部隊、本体と合流 3日帝国軍、イゼルローン回廊に突入 「回廊の戦い(後編)」 4日帝国軍、機雷源に5つの小さな回廊を作る バイエルライン艦隊、ヤン艦隊と対峙 アッテンボロー、帝国軍に応戦 6日ヤン艦隊、攻勢に出る シュタインメッツ上級大将、戦死 7日ヤン艦隊、全面攻勢に出る ミュラー艦隊、ラインハルト大本営を援護 11日ヤン艦隊、帝国軍の波状攻撃を受ける 12日 14日ヤン艦隊、帝国軍第3次攻撃陣を撃退 15日黒色槍騎兵艦隊、回廊内突入 攻撃の中、同盟軍フィッシャー中将、戦死 16日ラインハルト発熱、倒れる 17日帝国軍、イゼルローン回廊から撤退 18日ラインハルトから停戦の申し出あり ヤン艦隊、イゼルローン要塞に帰還 25日ヤン、ラインハルトとの会見に向かう 28日ボリス・コーネフ、 ヤン暗殺計画の情報をもたらす ユリアン、ヤンを追って出発 6月 1日 フォークらの武装貨物船、レダIIに迫る 帝国軍駆逐艦、レダIIへの接触 ユリアンらレダIIに強行侵入、 帝国軍駆逐艦は、2隻とも撃破 ユリアンら、ヤンの死を知る 3日ユリアンら、ヤンの遺体とともに帰還する フレデリカ、イゼルローンの政治的主導者に なることを承諾 ユリアン、イゼルローン革命軍司令官に なることを承諾 5日ユリアンが、イゼルローン革命軍司令官に 就任することを公表 ムライ中将、不満分子を従え イゼルローン要塞離脱を表明 6日イゼルローン、ヤンの死を発表、葬儀を行う ラインハルト、ヤンの死を知る エル・ファシル独立政府解散 7日ミュラー、弔問の使者として イゼルローンに向け、出発 ラインハルト、フェザーン帰還を命令 12日、ミュラー、イゼルローン弔問 20日、ロイエンタール、新領土総督に着任 イゼルローンからの離脱者、ハイネセン到着 ボリス・コーネフ、離脱者に紛れハイネセン潜入 7月 フェザーン代理総督ニコラス・ボルテック、逮捕 獄中において服毒自殺 1日ラインハルト、フェザーンに帰還 7日ファーレンハイト、シュタインメッツ、 シルヴァーベルヒの国葬 9日ラング、ルビンスキーと会談 29日「フェザーン遷都」 トリューニヒト、新領土総督府参事官就任 8月 ド・ヴェリエ、ロイエンタールが反逆するよう画策 8日「イゼルローン共和政府」樹立 29日戦没者墓地完工式 「皇帝暗殺未遂事件」、犯人は投獄される ラインハルト、ヒルダと一夜をすごす 30日ラインハルト、ヒルダに求婚するが、 即答を得られず 皇帝暗殺事件の犯人、自殺 ロイエンタール叛意の噂が流れる 9月 1日帝国軍大本営、フェザーン迎賓館に移る 「9月1日事件(グエン・キム・ホア事件)」 7日ヒルダ、元帥府へ出仕 10日ラインハルト、ハイネセン行幸を発表 22日ラインハルト、フェザーン出発 10月 7日ラインハルト、ウルヴァシー基地に到着 22:30ウルヴァシー基地に変事発生 「ウルヴァシー事件」の発生 10月中旬イゼルローン、ロイエンタール叛乱の報入る 8日ラインハルト、ブリュンヒルトで脱出するも、 ルッツ上級大将が死亡する グリルパルツァー大将、 ウルヴァシー事件の情報を隠蔽 29日ラインハルトら、ワーレン艦隊により保護 11月 1日ミッターマイヤー、ロイエンタール討伐の 勅命を承諾 ラング、ボルテック冤罪の件で逮捕 ムライ中将、ロイエンタールの使者として イゼルローン要塞を訪問 同日、メックリンガーよりイゼルローン回廊の 通行許可の交渉を求めてくる 14日ミッターマイヤー、フェザーンを進発 16日ロイエンタール、元帥号を剥奪される 24日「第2次ランテマリオ星域会戦」 25日 29日討伐軍、新領土軍の一角を崩す 12月 1日新領土軍、黒色槍騎兵艦隊の孤立を謀る 3日イゼルローン要塞のユリアン、 メックリンガー艦隊に回廊通過を許可 7日グリルパルツァー、新領土軍を裏切る グリルパルツァー艦隊の攻撃で、 ロイエンタール負傷 新領土軍約4000隻がハイネセンへ撤退 8日新領土軍、戦線より離脱 メックリンガー、ウルヴァシーにて事件調査 グリルパルツァーの隠蔽明らかになる 11日メックリンガー、ミッターマイヤーらと合流 16日ロイエンタール、ハイネセンに帰還 ロイエンタール、トリューニヒトを射殺、 エルフリーデと再会、息子と対面、 子をミッターマイヤーに託すよう遺言 16:51 ロイエンタール、死去 ベルゲングリューン大将、自殺 ラインハルト、 ロイエンタールに元帥号返還 30日ミッターマイヤー、フェザーンに帰還 ラインハルト、ヒルダの懐妊を知る | 参加艦艇、帝国軍約1万5000隻、ヤン艦隊約1500隻 真反対の命令をそれぞれ発して、ルッツを混乱させた ルッツ動かずの報は、ラインハルトに激怒されたが ヤンの計略であろうと諭されて落ち着いた キーワード内容は「健康と美容のために、食後に一杯の紅茶」 ヤンが、「神々の黄昏」の際に残した本物の置き土産だった 23:20 第4予備管制室占拠 23:25 要塞主砲封印解除 解除コードは「ロシアンティーを一杯、 ジャムではなくママレードでもなく蜂蜜で」 00:45 帝国軍、要塞放棄を申し出る 00:59 帝国軍要塞司令官ヴェーラー中将、自決 参加艦艇、帝国軍15万隻以上、同盟軍約2万2000隻 10:30 戦闘開始 10:50 グリルパルツァー艦隊、回廊に突入するも突出し苦戦 12:10 グリルパルツァー艦隊、回廊を脱出 ファーレンハイト艦隊、同盟軍背後に布陣 同盟軍、回廊にとどまり帝国軍を追撃せず 13:00 クナップシュタイン艦隊、回廊に突入 しかし、回廊内に多数の機雷、進軍できず 15:40 ファーレンハイト艦隊、同盟軍背後を攻撃 16:20 同盟軍、カールセン提督率いる潜伏艦隊が攻撃開始 20:30 カールセン提督、帝国軍大本営を攻撃 ビュコック元帥、帝国軍大本営に接近するも後退 21:18 帝国軍、アイゼナッハ艦隊投入 22:50 黒色槍騎兵艦隊、戦場到着、攻撃開始、突入 23:10 戦艦ディオメデス沈没、カールセン中将、戦死 23:30 帝国軍ミッターマイヤー元帥、同盟艦隊に降伏勧告 ビュコック元帥、ラインハルトとの通信を行う ビュコック元帥、チュン参謀長、戦死 帝国軍、戦場通過時に、全将兵起立敬礼の命が出る ラインハルトは、怒りのあまりワイングラスを叩き割った 攻略戦の指揮官はメルカッツ提督で、ヤンはいなかった これによりヤン艦隊は、飛躍的な戦力増強を果たす ラインハルトに、オーディンから 「ロイエンタール元帥に不穏の気配あり」との報告が入る バグダッシュよりレベロ議長暗殺の報がヤンに入る 正式名称「新帝国暦2月20日の勅令」だが、 布告がハイネセン国立美術館敷地内冬バラ園で行われたから 内容は、自由惑星同盟の完全滅亡、存在の容認など ユリアンの持ち帰った情報をメンバーらと見た ハイネセンポリスでの爆発事件、ゼッフル粒子発生装置誤作動 が原因、人々を安心させるため地球教と関係のあった、 憂国騎士団を処罰、検挙者2万4600名中5200名抵抗し射殺 1000名が逃走、残り多数が逮捕された これら一連の人事は、イゼルローンを陥落せしめた後、 正式な効力を発する 戦果、ワルキューレ1機撃墜 ド・ヴェリエ大主教、フォークにヤン・ウェンリー暗殺を吹き込む この事件で、工務尚書ブルーノ・フォン・シルヴァ・ベルヒ、死亡 オーベルシュタイン元帥、ルッツ上級大将、 フェザーン代理総督ニコラス・ボルテックらは負傷 ヤンが、全艦隊を出してくるというトリックを見破れなかった 返信として、案が考えられたが、どれも上品とは言い難かった 参加艦艇、帝国軍約3万9000隻、メックリンガー艦隊参戦せず エル・ファシル革命予備軍、約2万8840隻 新帝国軍初の上級大将の戦死者となった、 ファーレンハイト艦隊は、黒色槍騎兵艦隊に編入される ファーレンハイト上級大将、元帥へと昇進 参加艦艇、帝国軍約14万6600隻、革命予備軍、約2万隻 2:20 指向性ゼッフル粒子により、機雷源を突破 12:10 ブリュンヒルト、回廊に突入、帝国軍、橋頭堡確保 20:15 ミッターマイヤー、最前線にでる ヤン、バイエルライン艦隊を半包囲攻撃 11:50 戦艦フォンケル沈没、彼は死後、元帥に 6:45 ミュラー艦隊、回廊内突入、交戦に ミュラー艦隊後退、アイゼナッハ艦隊突入、後退後、 バイエルライン、ビューローらの第3次攻撃 戦艦シヴァ、沈没、脱出艇確認できず 帝国軍、戦死者約200万人、艦艇約2万4400隻撃沈、 革命軍、全体的損害約40% ラインハルトの夢の中にキルヒアイスが出てきたのだという 死んだようにヤン艦隊全将兵は眠りについた アンドリュー・フォークらが武装貨物船を手配し、 ヤン・ウェンリー暗殺を企てていると伝えた 後方から来た帝国軍駆逐艦2隻によって破壊される 1:15 帝国軍を装った地球教徒、レダIIに侵入し、 白兵戦を展開、ロムスキー代表、死亡 パトリチェフ少将、死亡 2:55 ヤン・ウェンリー、地球教徒に撃たれ、死亡 ブルームハルト中佐、死亡 スール少佐、重傷 ユリアン、フレデリカにヤンの死亡を報告 兵士たちの混乱はさらに高まったらしい これにより、不満分子がいなくなったが、 男女の人口比が著しく偏る結果となった ミュラーに弔問の使者としてイゼルローンに行かせることを決定 ユリアン、ミュラーと面識を持ち、離脱者の安全を約束させる 実質、宇宙2番目の軍事力、影響力を持つようになる そこで、地球教徒がトリューニヒトの私邸宅に入るのを見る 罪状は、4月12日の爆破テロの首謀者 内国安全保障局局長ハイドリッヒ・ラングが摘発 ロイエンタールを大逆罪に陥れるよう密約を結ぶ 俗に「八月政府(ニュー・ガバメント・イン・オーガスタ)」という 総人口約90万人、新帝国400億人との人口比435000:1 犯人は、ヴェスターラントの遺族で、ラインハルトはトラウマを 刺激され、1人でいることに耐えられなかった ヒルダ自身も混乱し、ラインハルトと話したのは父、 マリーンドルフ伯であった ラインハルトは、処罰してはならぬと言っていた この頃から、ラインハルトには「芸術の秋」が訪れる (ビッテンフェルトとオペラを鑑賞したり…) ハイネセン、グエン・キム・ホア広場で発生、戦死者追悼式が 何者かによって、大暴動に発展した、死者約5000人、負傷者 約5万人、負傷者の中に、シトレ元帥がいた ミュラー、ルッツ、キスリングがラインハルトと合流した 基地にいた兵士約40万人が一斉に反乱、皇帝を襲う ルッツは死後、元帥に昇進 ラインハルトらは、ブリュンヒルト単艦で20日以上遭難する グリルパルツァーは地球教が関与していることを知ったが、 ロイエンタールらに報告をしなかった この間、ラインハルトにロイエンタールの謝罪が1度もこなかった 後ミッターマイヤーは、ラングを殺しかけケスラーに止められる 伝達内容は、協力すれば旧同盟領の支配権を明け渡すなど ユリアンは、ロイエンタールの申し出を拒否した ミッターマイヤー、ロイエンタールに最後の説得を試みるも決裂 俗に「双璧の双破戦」という 参加艦艇、討伐軍約4万2770隻、新領土軍約3万5800隻 9:50 戦闘開始 8:30 黒色槍騎兵艦隊、戦場に到着 19:00 ワーレン艦隊、戦場に到着 新領土軍、クナップシュタイン艦隊崩壊、クナップシュタイン戦死 ビッテンフェルト、後退を指示 グリルパルツァーはこの後、ワーレンに降伏する ディッタースドルフ中将が討伐軍に防戦を展開 グリルパルツァー、自決を命ぜられる ロイエンタールは、何度か失血による意識不明の状態に陥った 最後の言葉は、「マイン・カイザー、ミッターマイヤー、ジーク、死」 ミッターマイヤー、ロイエンタールの子どもを引き取る ミュラーが迎え出て、あえて帰還を喜んだ ミッターマイヤー、子どもにフェリックスの名を付ける |
801 | 3 | 1月 1日ラインハルト、新年祝賀会で ヒルダとの婚約を発表 3日帝国宰相マリーンドルフ伯、辞意を表明 25日アンネローゼ、フェザーンに到着 29日ラインハルト、ヒルダの結婚式 同盟領において大規模な反乱 30日帝国軍航路局のコンピューター情報消失 しかしオーベルシュタインの指示の、 事前処置によりことなきを得る 2月 7日イゼルローン軍、帝国本土側に動く 8日ワーレン艦隊、ハイネセンより イゼルローンへ出撃 12日ヴァーゲンザイル艦隊、 イゼルローン軍と交戦 14日ヴァーゲンザイル艦隊、 イゼルローン要塞射程距離に入る ワーレン艦隊、ヴァーゲンザイル艦隊救出 ワーレン艦隊、撤退 18日ラインハルト、ハイネセン親政を表明 19日ラインハルト、発熱 22日ラインハルト、回復 25日オーベルシュタイン元帥、皇帝代理として ハイネセンに派遣される 26日ビッテンフェルト、ミュラーが オーベルシュタインに随行 3月 20日オーベルシュタイン、ハイネセン到着 21日「オーベルシュタインの草刈」始まる 4月 6日ダウンディング街騒乱事件 10日オーベルシュタイン元帥、 イゼルローン共和政府に出頭命令 イゼルローン革命軍首脳部、 出頭命令に則しイゼルローン出発 16日「ラグプール事件」発生 フェルナー少将、味方に誤射され負傷 17日ワーレン、市街地の混乱を鎮圧 ラグプール刑務所、制圧 イゼルローン首脳部、ラグプール刑務所の 事件を知り、イゼルローンに帰還 29日ルビンスキー、逮捕 5月 2日ラインハルト、ハイネセン一連の事件を聞く イゼルローン政府に改めて召還命令を出す 14日「柊舘炎上事件」発生 柊舘、地球教徒の襲撃を受ける 22:50 皇太子出産 17日オーベルシュタイン麾下の部隊と、 ビッテンフェルト麾下の部隊が衝突 「エフライム街の戦闘」 地球教フェザーン支部、壊滅 20日ラグプール刑務所の政治犯釈放 イゼルローン軍、「新世紀」号を救出 29日「シヴァ星域会戦」 30日帝国軍黒色槍騎兵艦隊、突入開始 31日ラインハルト、昏倒する イゼルローン軍に皇帝不予の情報はいる 6月 1日 イゼルローン軍、全面撤退開始 追撃に出た帝国軍前衛、イゼルローン軍 の艦艇1000隻の自爆に巻き込まれる イゼルローン軍、総旗艦ブリュンヒルトに 突入、白兵戦を展開 イゼルローン軍、戦線崩壊 ブリュンヒルト内部の白兵戦激化 ユリアン、ラインハルトの下へたどり着く 帝国軍、イゼルローン軍、全面戦闘停止、 講和成立 3日ユリアン、カリンに告白 10日帝国軍、ハイネセンに降下 イゼルローン軍、ハイネセンに到着 13日ルビンスキー、生命維持装置をはずし自殺 「ルビンスキーの火祭り」 ルビンスキーの情婦、 ドミニク・サン・ピエール逮捕 27日ラインハルト、ハイネセン出発、 フェザーンに帰還、ユリアンも同行 7月 8日幼帝誘拐犯、シューマッハ逮捕 18日ラインハルト、ユリアン、フェザーン到着 26日ラインハルト、容体悪化 「仮皇宮の攻防」 地球教、皇帝暗殺を試みる オーベルシュタイン、地球教を誘き寄せる ユリアン、地球教大司教ド・ヴェリエ射殺 フェリックス、アレクサンドルの手をとり 誓約を誓う 23:29 皇帝ラインハルト、死去 | すでにヒルダが懐妊していることを伝えると、 会場の雰囲気は頂点に達した しかし、ラインハルトはしばらく認めなかった 式の途中オーベルシュタイン元帥が、同盟領内の反乱を伝え、 不興を買う、なお、この事件を「ハイネセン動乱」と言う この事件の首謀者はルビンスキーであった 軍務省は、このためにコンピューターの中身をいくつか消去した この一連の戦闘を「第11次イゼルローン攻防戦」という 参加艦艇、新帝国軍約2万4100隻、イゼルローン軍約1万隻 イゼルローン軍、2日に渡り後退戦を展開 要塞主砲の砲撃を受け撤退 ユリアン、イゼルローン要塞の反対側に転進 しかし、伏兵メルカッツ艦隊に後方から攻撃され、さらに要塞の 砲撃を2度受け、40万人の犠牲を出して撤退 ハイネセン親政は延期 旧同盟政府の要職にあった人物を一斉逮捕する、 5000人を超える逮捕者が出た オーベルシュタインの草刈で旧同盟の要職にあった人たちが 収容されたラグプール刑務所で暴動発生 ムライ中将、シトレ元帥、刑務所内で負傷 ワーレン、副官ハウフ少佐の判断で狙撃されるも回避成功 この後、事件に地球教残党が関わっていることが判明 途中、巡航艦ザグレウスが機関部故障、艦隊の足を止める ラインハルトは自ら解決するため、ハイネセンへ赴く 柊舘(シュテッヒパルムシュロス)はラインハルトらの新居だった ケスラー、アンネローゼの活躍でヒルダ無事、直後産気づく 名は、アレクサンデル・ジークフリード・フォン・ローエングラム アレク大公(プリンツ・アレク)の名で呼ばれるようになる 原因は、イゼルローン開城の方法が問題で、ビッテンフェルトが オーベルシュタインをつかみ掛かり、拘禁されたこと 危うく市街戦になりかけるも、ワーレン、ミュラーらの行動で解決 地球教徒224名、3名を残し死亡、29名服毒自殺、 憲兵隊も27名の死者を出し、フェザーン支部は壊滅した 同盟からの亡命者を乗せた「新世紀」号は、かろうじて帝国の 追撃に追いつかれる前にイゼルローン軍に収容された しかし、帝国軍、イゼルローン軍が逐次戦力を投入したため 戦線は一気に拡大する 参加艦艇、新帝国軍約5万1700隻イゼルローン軍約9800隻 8:50 戦闘開始 帝国軍、無線封鎖、帝国軍内に混乱が発生 帝国軍前衛部隊、一時混乱 1:55 ブリュンヒルトにイゼルローン軍肉迫 強襲揚陸艦イストリア、ブリュンヒルトに強行接舷 白兵戦を展開 2:10 黒色槍騎兵艦隊、イゼルローン軍に全面攻勢 メルカッツ提督、猛攻を受け戦死 シェーンコップ中将、不意をつかれ負傷、出血多量で戦死 マシュンゴ少尉、ミンツ、ポプランをかばい戦死 薔薇の騎士14代目隊長リンツ大佐、負傷 ユリアン、ラインハルトの前で気絶 イゼルローン軍戦死者20万人 メルカッツ、シェーンコップ両提督を失う ユリアンは、ワーレンと再会する 彼の脳には極低周波の爆弾制御装置が埋め込まれていた ルビンスキーの自殺から始まった、道ずれテロ ラインハルト、ビッテンフェルトの活躍で非難成功 3日続いた都市大炎上で、都市30%が焼かれ、死者と 行方不明者は5000人を超え、被害者250万人が出た 釈放された後、行方不明に ユリアンとラインハルトは、ヤンの話をしたらしい ラインハルト最後の恒星間移動となる 彼の話で、皇帝の暗殺を企み、 地球教が最後の行動に出ようとしていることが分かった フェザーン各地で爆破テロが起こる ケスラー、各地の鎮圧のため仮皇宮を離れる 20:25 オーベルシュタイン元帥、皇帝の身代わりとなり 地球教のしかけた爆発物の爆発で死亡 地球教、完全に壊滅 命数を使い果たしたためとヒルダは言った |