少女と言える歳でもないし、売っていたのはマッチではなくプライドだけどね…
写真提供:ロイター(嘘です。心の優しいクラスメート2人です。)
【日時】 2005年12月24日15:15~17:55 【商品】 マッチ40箱 (柄は鳥(6)・象(6)・桃(12)・鴎(6)・それから時計台(10)←私の通う大学のオリジナルマッチ;) 【価格】 設定せず、カンパという形でお願いした。 その方が人の愛の深さを知れるかな、と思って(笑)。 【天候】 晴れ・4℃ 道路わきには残雪 【ルート】 三条大橋→河原町三条南西角(カッパ寿司前)→阪急百貨店前→四条大橋→三条大橋 ※河原町三条~四条は京都市内で最も賑やかなスポット。 【ライヴァル】 三条大橋: お坊さん 河童寿司前: あえて言うならビラ配り 阪急百貨店前: NPO(約10人が一列に並んで呼びかけてる) 四条大橋: ビッグイシューを売るホームレス 【衣装】 赤いもこもこのスカーフ(ケープ??)を頭巾のように見立ててかぶった 赤いチェックのコート 赤いスカート スパッツ・ブーツ やはり裸足でやるべきかと思ったが、シャレにならない寒さだったので断念。靴用のホカロン使っちゃったし。 衣装は全て自前(笑)!!! | 100均のマッチ(6個で100円)はなかなか可愛い。 南無妙法蓮華経を唱えるお坊さんも、「歳末助け合い募金」ということでハリキリモード。 |
【戦果】 2416円(完売!)+飴玉1個 一箱平均60円(感涙) |
【Frequently Asked Questions】 Q: 何の団体なの? A: 団体ではありません。個人的にやってます。 Q:何のためにやってるの? A: 何のためでもありません。 Q:貯まったお金はどこにいくの? A: 今日の晩ご飯になります。 【記念すべき1人目のお客さんは・・・】 守山から走ってきたというスポーティーなおじ様。 100円もくれた。記念に、と写真も撮られた。 【優しい人がたくさんいて楽しかった】 私: お腹すいて死にそうなんです! 通行人: めちゃ顔色良いし大丈夫やで! (※実は、前日の晩にゼミ生とプロジェクトの打ち上げで「しゃぶしゃぶ・すき焼き食べ放題」に行っていたのでした。あはは バレた?) 通行人: 普段は何やってるの? 私: これが本業ですよー。 通行人: 絶対うそや~。 私: 生きるか死ぬかは皆さんにかかってるんです。 (若いカップルがしゃぁないな、という顔で買ってくれる) カップル(男): これで死なないですむな! 私: マッチ買ってくださ~い。1円でもいいです。 (2円くれた!200%のお気持ちに感謝ですよ) 私: マッチ買ってください。 おやじさん: あー、マッチは使わないんだ、今はライターのほうが便利だからねー、でこう見えて実はタバコ吸わないんだけどね、あははは、今の人はライターをよく使うからライターのほうが・・・・・(略)・・・でこれから飲みに行くんだけどね・・・(略)・・・・・ 私:(他の通行人に)マッチ買ってくださーい! 私: お腹すいてるんです、お願いします。 強面のダンディオヤジ:そうなんか・・・・(と言って13円(原価+1円)くれる) マッチは要らん(そう言って去って行った) 敬礼!! あとは ・「YEN?」と聞いてきたあまり英語のわからないドイツ人 ユーロでもルピアでもいいですよ! ・サンタコスプレしたエネルギッシュな中3生グループ ・(K大マッチを見て)「頭の良い人は変なこと考えるんだな」と言ってくれたおじさん (頭悪い人しかこーゆーことしませんよ!!!) ・手持ちの小銭を全部くれたモンゴルの大草原のような心を持った人 【感想】 話しかけてくれる人が多くて楽しかった。 一番恥ずかしかったのは、この格好で家を出た瞬間&三条まで自転車をこいでた時。 売り始めてからは何かが吹っ切れ、恥ずかしさはなかった。 2回生のときにやってた試食販売のアルバイトと同じ要領だったし、人によっていろんな言い方を試すのが楽しかった。(これぞマーケティングの実践だ!ぇっ) 「えっ?マジ?マジでやってんの?」とか仲間同士でひそひそ話してるのがちらほら聞こえたときは、ちょっと頭いっちゃってる人みたいに思われてんのかな、って思って胸がきゅんと苦しくなった。 マジでやってたよ、命がけだったよ、私は!(核爆) |