◆第51回ダービー卿CT・G3(3月30日、中山・芝1600メートル、良)
中山メインのハンデ重賞は16頭立てで争われ、川田将雅騎手騎乗で2番人気だった55キロのフィアーノロマーノ(牡5歳、栗東・高野友和厩舎、父ファストネットロック)が直線で抜け出し、重賞初制覇を飾った。勝ち時計は1分31秒7。
3番人気で55キロのプリモシーン(福永祐一騎手)が首差の2着に迫り、7番人気だった56キロのマイスタイル(横山典弘騎手)がさらに鼻差の3着に続いた。
蛯名騎手(ギベオン=5着)「勝った馬の後ろで絶好の形で運べてますけど…。今日はある程度流れに乗せてスムーズにと思っていた。最後は(トップハンデ57・5キロを)しょっているのもあるし、バテてはいないけど、脚いろが一緒になった。でも、いろんな競馬をしたらチャンスはあると思うし、まだまだよくなる余地がありそう」