|    ■その夜■  ■スウェーデン・ポーランド戦争■ ポーランドの王様ジギスムンドが スウェーデンの王も継承しようとしたのが事の発端。 その頃この二国の宗教はスウェーデンが プロテスタントだったのに対して ポーランドがカトリックでした。 そこでジギスムンドは 「このさいスウェーデンもカトリックでよくない?」 ってな感じで勝手に改宗を進めようとしたため 「宗教変えるような王様はいりません。お引き取りください」 とスウェーデンから丁重に御返却されてしまいました。 怒ったジギスムンドがポーランドを引き連れ スウェーデンに復讐を謀るも、返り討ちにあい リヴォニア(ラトビアの半分)を取られてしまった戦争です。 ■タンネンベルクの戦い■ ポーランドリトアニア連合とドイツ騎士団の因縁の対決となった。 戦いは戦い慣れしたドイツ騎士団の有利に進み リトアニア軍は逃げ出し、ポーランド軍も窮地に立たされました。 ドイツ騎士団が相手を壊滅させたとニヨニヨしてるうちに 逃げたと思われたリトアニア軍が軍を整え直し 油断しまくっていた騎士団めがけて総攻撃をしかけました。 結果は騎士団の惨敗。 当時不敗と言われていた最強のドイツ騎士団を 破ったことによってポーランドは大国の仲間入りを果たします。 漫画ではピンチの時に仲間が来るなんて展開よくありますが リアルでやっちゃうのがリトアニアの素敵なところです。 ■スウェーデンの異常なまでのあきらめのよさ■ スウェーデン人は異常なまでにあきらめが早く なんでそこで兵を引くのってところで 簡単にさっさと兵を引いたりします。 (対デンマーク戦や対ロシア戦 in フィンランドなど) ■突撃王様■ ポーランドの王様は上記のタンネンベルクの戦いで リトアニア軍が逃げてポーランド軍もボロボロな状態に ブチ切れて一人突撃をかまして味方の兵に止められました。 ちなみに兵士一人討ち取ったそうです。   | |