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安治川の河口付近対岸の交通頻度が上がってきたため計画されたのが、安治川隧道(安治川トンネル)。昭和10年11月着工、同19年9月15日開通にしました。この開通により安治川筋の源兵衛渡船を初めとして4箇所の渡船が廃止されています。総工費は130万円だったそうです(当時)。
川底部の隧道延長は80.6メートル。中央部は西側に幅2.4メートルの歩道部があり、東側には車道部4.5メートル2車線が設けられています。トンネルの両側には車用として3.0メートル×9.5メートルの昇降機を各2台(1時間15往復)、人用として1.8メートル×2.3メートルの20人乗り昇降機を各2台(1時間35往復)を用意しています。また、それとは別に人用の幅1.4メートルの階段があります。現在は人用の昇降機のみ深夜時間帯を除いて運転されています。
車用ですが、車道を昇降機連絡ではなくスロープ(坂道)連絡する計画が昭和51年に計画され、それに従って翌52年2月から車用昇降機の運転を中止しています。しかしながら、周辺住民の了解が得られず、安治川トンネルスロープ化は保留となっています。※安治川隧道の坂道化図面を入手しました。また後日公開します。
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