【芸能・社会】高橋克典、萩原さんへの思いつづる 「クソジジイなのに人をひきつける」2019年3月30日 紙面から
主演を務めた昨年のNHKドラマ「不惑のスクラム」で萩原健一さんと共演した俳優の高橋克典(54)は29日、自身のインスタグラムで撮影時の思い出をつづった。 「子供のころ一番憧れたショーケン。『前略…』のころ、梅宮辰夫叔父に頼んで芝居を見学させてもらったこともあり」と切り出したが、昨年6月の顔合わせで「うわさにたがわずいろんなことがありました」と振り返った。 「数々の名監督たちと素晴らしい作品を創られてきたショーケン。言い方はひどいが理にはかなってる。今の時代がいかに核心を突かず、柔らかすぎることに気づく。でもそう思ってもツリがくるほど頭にくる。現場のムードも悪くなる一方。でも失礼ながら言い返すと意外にもシュンとなり、たまらなくかわいい、チャーミングな部分もあって。クソジジイなのに、たまらなく人をひきつける」 撮影時の写真なども添え、続けた。「なんでそうすぐ怒るのか、とか。笑 ショーケンてなんでついたアダ名なのか、作品の話、車の話、女性の話。でもあんまり過去の話はしたがらなかった。目線は先にあるような印象でした。それもショーケンか、とカッコ良かった」。人生観にも触れたという。そして、高橋はこう結んだ。 「『不惑のスクラム』という作品、ショーケンさん、とても楽しんでもらえたと聞きました。やっぱりショーケンは魅力的な人でした。めちゃくちゃでバラバラでエネルギッシュで、でもとてもかわいくて。で、圧倒的にセンスがよかったショーケン。あなたのこと忘れません。お会いできて、ご一緒できて本当にうれしかったです。お疲れさまでした」
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