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【グラニュース】

中谷、鈴木武蔵止める「スピード乗らせない」 今季開幕戦負けられない!

2019年3月30日 紙面から

ロングパスを送る中谷=トヨタスポーツセンターで(牧原広幸撮影)

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 名古屋グランパスは30日、第5節札幌戦に臨む。DF中谷進之介(23)は日本代表FW鈴木武蔵(25)封じを宣言した。今月の親善試合で代表初招集されるものの無得点に終わった傷心の点取り屋を完封し、2試合ぶりの勝利を手にする。29日は、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習した。

 中谷が、日本代表FW鈴木を奈落の底へ突き落とす。今季4戦3発と勢い満点で今月行われたキリンチャレンジカップで代表デビューを飾るも、結果を残せなかったストライカーを、札幌戦のターゲットに定めた。

 「スピードはありますし、そこにヘディングで点を取ったりと、新しいスタイルになってきた。まずはスピードに乗らせないこと。うまくスペースを消したい」

 攻略法を練るのに、十分な知識がある。ともに2016年のリオ五輪のバックアップメンバー。辞退者が出た影響で鈴木は代表に追加招集された。「頑張り合えた」。かつて、日の丸の旗に集った仲間。苦楽をともにした印象深い選手のひとりという。

 だが、勝利のために鈴木斬りは欠かせない。チームは昨季(現J2)長崎所属の鈴木に2戦4発を献上。昨年9月のホーム・パロマ瑞穂ではハットトリックも許した。同じ相手にこれ以上やられることは許されない。

 17日の前節FC東京戦で今季初黒星を喫したチームを、再び連勝街道へ舞い戻したい。「前節で負けているので、連敗しないように勝ちを収めたい」と意気込んだ。

 

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