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【プロ野球】

KKKK…巨人・丸に古巣の強烈しっぺ返し

2019年3月30日 紙面から

広島-巨人 8回表1死一、二塁、見逃しで4打席連続三振に倒れる巨人・丸=マツダスタジアムで(武藤健一撮影)

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◇広島5-0巨人

 広島は3回に安部のソロで先制し、8回には会沢の2点二塁打などで4点を奪い突き放した。大瀬良が8イニング無失点で白星を挙げた。巨人は丸が4三振を喫するなど好機での拙攻が目立ち、菅野の7イニング1失点の力投を援護できなかった。

 昨季までの本拠地で、かつての仲間たちの引き立て役になってしまった。巨人の丸が移籍後初の開幕戦で4打席連続三振。「結果が出なかったので悔しい」。自分を打ち取った大瀬良に送られるコイ党の大声援を聞きながら、すごすごとベンチに下がるほかなかった。

 マツダスタジアムが一番盛り上がったのは、1点を追う8回1死一、二塁で迎えた第4打席だった。2球ファウルの後に1球ボールをはさみ、外角、142キロの真っすぐに手が出ず見逃し三振。「(大瀬良)大地は良いボールを投げていた。自分のポイントで打てない、いいコースに来ていた。その中で甘いところにも来ていたけど、仕留め切れなかった」。相手の好投をたたえる一方、全打席で記録した打ち損じのファウルを悔やんだ。

 3番に入った2年連続リーグMVPの強打者が完璧に打ち取られ、打線は分断された。塁上をにぎわせたが、10残塁で屈辱のゼロ行進。2012年のヤクルト戦以来、7年ぶりに開幕戦の零封負けを喫した。

 当然、原監督は「なんとか打線がね、0点ではいけませんね」と敗因を打線に求めた。新戦力として大きな期待を寄せる丸には「すべて糧ですよ」とリベンジを期待。丸本人も「切り替えて」と繰り返し口にした。

 3連覇チームから移籍してきた背番号8は「目の前の試合をいかに全力で戦えるかがすごく大事だと思ってやってきた」と語っていた。反省こそすれ、引きずらずに次戦へ向かう。その姿勢で戦い続けることこそが、4年連続で負け越している広島に対する反転攻勢の始まりとなる。 (小林孝一郎)

 

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