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兵庫県の中学校給食実施率は?
兵庫県の公立中学校の完全給食実施率は55.59% 捕食給食は0.29% ミルク給食は28.08% 学校給食未実施は16.05%です。兵庫県も中学校において学校給食実施はワースト10に入る都道府県です。詳しい統計は別ページにまとめてあります。
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学校給食実施状況等調査について3 都道府県別学校給食実施状況
続いて、都道府県別学校給食実施状況です。 これを完全給食実施率の高い順に並び替えます。 順位 都道府県名 完全給食 補食給食 ミルク給食 給食なし 1 埼玉県 100.00 0.00 0 ...
どのような段階を踏んで中学校給食が実施されたの?
おおよそ10回の検討委員会が開かれており、様々な議論がされていきています。
開 催 日 時 | 議 題 ・ 配 付 資 料 等 |
第1回 平成24年5月18日(金) 16:00~ | 1.明石市中学校給食検討委員会の設置目的及び運営 方法等について 2.中学校給食の実施に向けた取り組み経緯及び今後 の予定について 3.給食実施方式について 4.中学校給食学校運営課題について 5.アンケートの実施内容等について 6.今後の検討スケジュールについて |
第2回 平成24年6月16日(土) 10:00~ | 1.給食実施方式について 2.アンケートの実施内容について 3.中学校給食学校運営課題について 4.今後の検討スケジュールについて |
第3回 平成24年7月10日(火) 16:00~ | 1.アンケートの実施内容について 2.給食実施方式について 3.中学校給食学校運営課題について 4.給食運用について |
第4回 平成24年8月7日(火) 15:00~ | 1.中学校給食学校運営課題について 2.給食実施方式について 3.給食運用について 4.食育について |
第5回 平成24年8月24日(金) 15:00~ | 1.アンケートの集計結果について 2.給食実施方式について 3.食育について 4.給食運用について |
第6回 平成24年9月26日(水) 16:00~ | 1.食育及び給食運用について 2.地産地消について 3.その他 |
第7回 平成24年10月12日(金) 16:00~ | 1.給食運用について 2.地産地消について 3.実施方式について |
第8回 平成24年11月2日(金) 15:00~ | 1.実施方式について 2.学校運営上の課題について 3.検討報告書(素案)について |
第9回 平成24年11月17日(土) 10:00~ | 1.学校運営上の課題について 2.検討報告書(素案)について |
第10回 平成25年1月17日(木) 18:00~ | 1.これまでの経過について 2.検討報告について |
第10回(継続) 平成25年1月28日(月) 18:00~ | 1.最終検討報告書について |
明石市中学校給食基本計画
明石市中学校給食検討報告書を踏まえ総合的に判断をした結果、教育委員会としてより良い中学校給食を実現するための明石市中学校給食基本計画(案)を策定しました。 その後、基本計画(案)に対して、市民の方々から「中学校給食意見交換会」や「パブリックコメント」を通じてご意見をいただき、そのご意見も参考としたうえで、明石市中学校給食基本計画を決定しました。
- 中学校給食意見交換会(2月19日開催)での主なご意見と教育委員会の考え方 (PDFファイル:192KB)
- パブリックコメント(平成25年2月4日~平成25年2月25日)に寄せられたご意見と 教育委員会の考え方(PDFファイル:329KB)
- 明石市中学校給食基本計画(PDFファイル:474KB)
現在の状況は?
平成28年9月26日より、全13中学校のうち、3校のモデル校で給食を開始しました。給食は、西部給食センターで調理し、3校へ配送する共同調理場方式です。
西部給食センターの紹介(調理能力3,000食)
給食センターは、市内中学校の生徒の学校給食を調理するための施設として、平成28年6月に完成しました。現在、モデル3校に配送する約2,000食の給食を調理しています。 以下、給食センターについて紹介します。
■1日の流れ
≪検収≫
・納入業者から食材を受け取り、鮮度・品質・数量などを確認します。
・衛生面から〔魚・肉・卵〕と〔野菜・果物〕の検収は、別々の検収エリアで行います。
・検収後は清潔な容器へ移し替えてから、下処理室に運びます。
≪下処理≫
・衛生面から〔魚・肉〕、〔卵〕、〔野菜・果物〕は、別々の処理室を設けています。
・〔魚・肉〕、〔卵〕、〔野菜・果物〕は常温で放置しないように、冷蔵室・冷凍室で保管します。
・じゃがいも・さといもなどの〔根菜野菜〕は、球根皮剥機で皮を剥きます。
・キャベツや白菜などの〔葉物野菜〕は、傷んでいないかチェックし、水槽で3回水をかえながら1枚ずつ丁寧に洗浄します。
・〔乾物、缶詰、調味料〕は調味料室に保管し、計量します。
≪調理≫
・献立によって各部屋で様々な調理を行います。
【煮炊き調理室】
・下処理した〔野菜〕を、料理に合わせた大きさに
フードスライサーなどで切ります。
・カレーなどの煮込み料理、炒め物、汁物などを大きい釜で調理します。
・和え物やサラダに使う食材は加熱します。
・加熱した食材は真空冷却機で10℃以下に急速冷却させて、和え物室へ
運びます。
【和え物室】
・和え物やサラダの和え作業や、配缶を行います。
・〔パススルー冷蔵庫〕を配置しています。
・保冷剤をのせた和え物食缶を使い、冷たい状態で学校に届けています。
【揚物・焼物・蒸物調理室】
・コロッケなどの揚物は〔連続式フライヤー〕で、
魚の塩焼きやハンバーグなどの焼物、シュウマイなどの蒸物は
〔スチームコンベクションオーブン〕で調理します。
【アレルギー食調理室】
・アレルギー対応食の食材が、他の食材と混ざらないように、
専用の調理室を設けています。
・調理器具などもアレルギー食調理室専用のものを使います。
≪配送≫
・出来上がった給食を食缶に入れ、コンテナに積み込みます。
・食缶を積み込んだコンテナをトラックに乗せて、各学校へ配送します。
≪洗浄≫
・学校から戻ってきた食器、食缶、コンテナなどを専用の洗浄機で洗浄します。
・洗い終わった食器はコンテナに入れて、コンテナごと熱風で乾燥・
消毒して、翌日まで保管します。
全中学校での給食実施について
現在、平成30年4月の全13中学校での給食実施に向け、東部給食センター建設や配膳室整備などの準備を進めています。
東部給食センターの整備状況(調理能力7,000食)
東部給食センターについては、建設予定地の土中から産業廃棄物が発見されたことから工事を中止し、工事請負契約の解除を行うとともに、用地を適切に管理するため、アスファルトによる表面被覆などの保全工事を行いました。
給食センターの方向性については、環境分野の専門家から意見をいただきながら、用地の安全性を確認した後、定めることとし、平成27年4月に(仮称)明石市東部中学校給食センターの土壌等に関する専門家会議を設置しました。
・参考2:平成27年6月26日文教厚生常任委員会資料(関連箇所抜粋)
第1回専門家会議の意見をふまえ、用地の土壌調査を実施し、第2回専門家会議で調査結果の評価と今後の対策について協議していただきました。
・参考3:平成27年9月16日文教厚生常任委員会資料(関連箇所抜粋)
第3回専門家会議で報告書のとりまとめを行っていただいた後、会議の座長から教育長へ報告書が提出されました。この報告書において、用地の安全対策についての考え方が示されたことから、教育委員会としては、当該安全対策を講じつつ、和坂にて東部中学校給食センターを整備していきたいという方向性を示しました。
・参考4:平成27年12月15日文教厚生常任委員会資料
国の補助金を受ける見込みがつき財源が確保されるとともに、平成28年6月議会で事業を進めるための関連経費を盛り込んだ補正予算議案が可決され、平成28年9月議会では建設工事の契約議案が可決されました。今後、平成30年1月の建設工事完了、及び同年4月の給食提供(全校実施)を目指し、準備を進めてまいります。