第1位はやはり大阪府だった。その数は73人、外国人選手を除く全体の10%、約1割を占めた。2位以下をはるかに引き離して断然トップ、予想通りの結果となってしまった。
野茂英雄や桑田真澄といったかつてのスター選手はもちろん、現役メジャーリーガ―のダルビッシュ有、前田健太、元メジャーリーガ―の松井稼頭央、黒田正樹、上原浩治も大阪出身で、とにかく大物選手が多い印象がある。高校野球の強豪校がしのぎを削っている激戦区だ。
今シーズン登録選手の中にも、昨年秋、西武から楽天にFA移籍した浅村栄斗や、おかわり君こと中村剛也など、大阪出身者が圧倒的に多い。もっとも多いのは、横浜DeNAベイスターズの10人だった。
次に第2位は、神奈川県と兵庫県で、共に44人、6%である。どちらも高校野球が強い。やはりね、と納得するしかない。神奈川県出身というと、巨人の菅野智之、西武の秋山翔吾、楽天の松井裕樹などがいる。また兵庫県出身は、巨人の坂本勇人、ヤクルトの山田哲人、阪神の能見篤史など。
4位に入ったのが福岡県で、43人、5.9%だった。正直のところ、こんなに多いとは予想外だった。北海道日ハムの田中賢介など。
5位東京、39人、5.4%、6位千葉、38人、5.2%、8位埼玉、25人、3.4%と、関東の各県も健闘している。また10位は北海道、20人、2.7%。プロ野球選手に北海道出身者が20人もいるとは素晴らしいと思う。
ところで、出身地ランキング最下位はどこだろう。
それは、山梨県と鳥取県、共に1人だった。プロ野球選手約800人の中で、山梨県出身者と鳥取県出身者はたった1人。それはそれで、貴重なことだ。
今シーズンも、球界には新たなヒーローが誕生するはず。そのときは、出身地も気にしてみてはどうだろう。
半年の改築を経て、生まれ変わった城をめぐってみませんか?
安心安全を証明するために。
駅が約100年前の姿を取り戻した! 今こそ遊びに行こう。
独自の視点でビジネス&メディアをウォッチ。毎日更新。
セール、クーポンから新商品情報まで、その日に使える掘り出しもの情報満載!
クイズも、診断、投票も。あなたが作る。みんなが解いてくれる。