2019/03/27 11:05

NGT48事件「犯人と交際していたメンバー」が明らかになっているのに処分できないAKSの闇

 NGT48山口真帆が昨年12月に自宅で暴行を受けた事件で、NGTを運営する株式会社AKSの言い訳が限界を突破している。AKSは3月21日に第三者委員会による調査報告書を公開し、22日に記者会見を開いた。しかし会見では松村匠取締役が「メンバーと話し合う」「コミュニケーションをとっていく」と繰り返すばかりだった。

 会見中に山口真帆が「松村取締役に公開謝罪を強要された」「犯人と交際していたメンバーがいる」等のツイートをぶつけたことで、質疑応答は非常に長引いたが、やはりAKS側の言葉はすべて要領を得なかった。AKSは会見の前に臨時取締役会を開いたそうだが、調査報告書の内容を読み込んでいれば「このままではツッコミどころが多すぎる」と気付きそうなものだ。にもかかわらず、丸腰で会見したAKSの経営陣には疑問しかない。

 まずこの報告書には、なぜ犯人たちを検察が不起訴にしたかの記述は一切ない。意図的に省かれているのかと勘繰りたくなるほどだ。また事件発覚からTwitterを中心に、一部のメンバーだけでなくNGT前支配人やAKS上層部にいた人物たちが“ごく一部のファン”との“私的領域で接触”、具体的に酒の場で一緒に写真を撮るなどしていることが明らかになってきたが、それに関する記述も全くなかった。

 そしてAKSは“ごく一部のファン”と“私的領域で接触”したと思しき12人のメンバーを不問にするとしたが、報告書をよく読めば、私的領域で接触していたメンバーのうち数名に関しては「思しき」ではなく「事実」である。山口真帆が犯人グループと親しくしていたメンバーの解雇を主張するのは当然のことだろう。

 報告書において犯人グループは甲、乙、丙と記されている。この3名のNGTファン男性は、調査に協力しなかったそうだ。

 この甲、乙、丙は握手会を含む多くのNGTの活動現場へ積極的に足を運んでおり、彼らを「ファン」と認識していたメンバーは多いだろう。山口もその一人と考えられる。だが「ファンとアイドル」という関係ではなく、友人もしくは恋人のような親密さでもって、私的領域で接触していたメンバーが数名いることは、報告書から明らかである。

 山口を襲った甲は、「メンバー(AとBとC)にも相談して、こうすればまほほんと話せるよ、と提案されてやった」と、山口に説明したという(録音データあり)。

 山口は、そもそも2018年10月7日の握手会で甲から「Cがお前の家に行けってめっちゃ言ってくるんだけど」などと言われていたという。また事件後、新潟警察署の警察官から、甲が当該マンションのほかに新潟市内に3つの部屋を借りておりそのうちのひとつがCの居住するマンションであると聞いたことを指摘して、Cの本件事件への関与を主張している。

 要するにこの「C」なるメンバーが、「犯人と交際しているメンバー」だと山口は目しているのだろう。

 さらに、おそらく「B」と表記されているメンバーにあたると考えられるが、報告書の別の項目では、丙と親密だったメンバーもいることが事実として記されている。

 報告書の「(5)ごく一部のファンとメンバーとの関係」には、<本件調査野中で、「噂」レベルではなく、具体的な事実として垣間見ることができた>として、次のように箇条書きされている。太字はwezzy編集部による。

1 丙と思われる男性から話しかけられ、何の抵抗もなく会話をしているメンバーがいること、しかも、その内容が他の複数のメンバーの現時点での行動に関するものであること

2 丙と複数回個別に会っていたメンバーがいること

3 甲が、山口氏の部屋の番号を知った経緯について、相当前に何人かのメンバーに聞いたと述べていること(録音データより)

4 甲が、本件事件が発生することを知っていたかもしれないとして特定のメンバーの名前を挙げていること(録音データより)

5 甲が、以前より、当該マンション内で、他のメンバーと会うなどしていたことから、その延長線上で、山口氏が公演終了後に帰ってきた際に、外で話すより当該マンション内で声をかけたほうがいいと考えて当該マンション内で山口氏に声をかけたと述べていること

6 甲が山口氏と話すために山口氏の家に行くことについて相談していたメンバーがいるような発言をしていること(録音データより)

7 本件事件後に、数名のメンバーがファンとの「つながり」があったとして自ら申告していること

 この1と2を「B」と考えることが出来る。ちなみに、Bは以前、当該マンションに居住していたが、事件発生の数カ月前に退去しているともある。

 そして先に報告書から引用した「山口は2018年10月7日の握手会で甲から『Cがお前の家に行けってめっちゃ言ってくるんだけど』などと言われていた」「山口は事件後、新潟警察署の警察官から、甲が当該マンションのほかに新潟市内に3つの部屋を借りておりそのうちのひとつがCの居住するマンションであると聞いた」という点を合わせると、3~6に該当するのが「C」ということになるだろう。

 これを踏まえて、山口真帆は会見中、<他のファンには公表できないような、特定のファンとの私的交流を繋がりと言うのはメンバーのみならずファンの皆さんも認識していると思います。証拠がないと仰っていますが、犯人グループとの交際を認めたメンバーもいます>とツイートしているのだ。

 会見終盤、このツイートについて記者から質問を受けたAKS松村匠取締役は、「把握していない」としている。

 記者がこの山口のツイート内容を引き、「第三者委員会もAKSさんも、誰か犯行グループとつながっているメンバーがいたっていう事実を、今日、今、初めて知ったということでよろしいでしょうか」と質問すると、松村氏は「そうですね」としどろもどろで答えてしまっているのだ。

 丙と「つながって」いたことが事実として第三者委員会の調査でも認められているメンバーB。そして甲が「つながって」いたと供述しているメンバーC。犯人グループとのつながりを持つメンバーを、“不問”にしたまま、NGTは“前向きに”“メンバーとスタッフがコミュニケーションをとることで”再生しようという、そんな所信表明の会見だった。



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