挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
踏み台転生者になったので全力で役割を全うします。〜世界最強の踏み台転生者〜 作者:清水 彩葉

第一章 ニュウガク

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
16/16

幕間その三 彼は踏み台転生者(闇の原初の精霊)――前編

 幕間です。今回はテーネから見たアランのお話です。

 どうぞ楽しんでいって下さいませ。


 彼の存在は元々知っていた。だって、グレンくんが口を開く度に彼の名前を出していたから。



「さてさて。いよいよだね、グレンくん。緊張とかしてない? 大丈夫?」

「問題無い。実技試験くらい簡単にクリア出来ないとな。少なくとも、兄さんならこの程度の試験で躓くなんてありえない筈だ」



 ほら、まただ。グレンくんは事ある毎にお兄さんのことを引き合いに出す。

 今日は『国立アルカナム魔法学院』、通称『アルカナム校』の入学試験の日。今日の実技試験で合格した一握りの受験者のみが筆記試験を受けることが出来る、そんな重要な日。



「もー、またお兄さんの話? 今日はグレンくんの人生が決まりかねない大事な日なんだからしっかりしてよ?」

「ああ、分かっている。兄さんを引き合いに出すのは僕なりの精神統一みたいなものだ。僕にとっての理想は兄さんなんだから、イメージする相手としてこれ以上は無いだろう?」

「理想、ねぇ……。………………こんなこと、すっごい言いにくいんだけどさ、グレンくんはお兄さんのことが憎くないの? 家族からも冷遇されてたんだよね?」

「ああ。けどあの人は、兄さんだけは違うんだ」



 お兄さんのことを語っている時のグレンくんは、なんというか、活き活きしてる。楽しそうに瞳輝かしちゃってまあ……。



「兄さんは誰よりも強くて、賢くて、努力家で……。そもそもの話、僕なんかが嫉妬出来るような人じゃ無いんだ。例え僕に魔法の才能があったとしても、武術の才能があったとしても、誰より賢かったとしても、兄さんには勝てなかっただろうね」

「そうかな? そのお兄さんだって、結局は人間でしょう?」

「ああ、兄さんは人間だ。そして、だからこそ僕じゃ勝てないと確信出来るくらいに凄い」

「? どういうこと?」

「兄さんは誰よりも強い。なのに、どこまでも人間なんだ。力に溺れた鬼にはならないし、誰かを悲しませる悪魔にもならない。力だけを追い求める修羅には決してならず人間として誰よりもストイックに鍛錬をするし、力しか振りかざせない怪物にも決してならず人間としての知恵をも持つ。だから僕も、復讐に囚われた亡者にはならないように、こうして人間として生きていくことが出来る」



 おーおー、語るねぇ……。グレンくんがそこまで言うなら私もちょっと興味あるかも。ちょっとだけどね。



「つまり、グレンくんのお兄さんは神様みたいに凄い人だから恨んでないってこと?」

「だから全然違う……。……兄さんは神様なんかじゃない、神様より凄いかもしれないけどあくまでも人間なんだ。それに、僕が兄さんを恨まないのは当然だよ。僕を救ってくれたのは、他ならない兄さんなんだから」

「へー。お兄さんに救われた、ねぇ……」



 そういえば、グレンくんの過去の話はあんまり詳しくは聞いたことがなかったなぁ。と、試験会場内に居た人達が静まり出した。どうやら試験管が来たようだ。

 ちなみにここは第二十八実技試験会場。文字通り二十八個目の試験会場だが、受験生はめちゃくちゃいっぱいいる。一体何人くらいの人がこの試験を受けてるんだろう?



「おっ。グレンくん、魔力探知に反応あり。どうやら今からグレンくんのお兄さんが試験を受けるみたいだよ」

「……流石はテーネ。ここから兄さんの居る第一実技試験会場まではかなりの距離なのに、よく分かるな」

「ふふんっ、まあね! でも、こうしてお兄さんの魔力を探知してみてもやっぱり普通の人間と変わらな――――――」



 変わらないと思うんだけどなぁ……。そう言おうとした私は、絶句した。何故なら――――――



「えっ……!? 何このふざけた魔力量っ!? しかもなんて高純度な魔力…………こんなの、とてもじゃないけど人間に内包出来る魔力じゃないよ!? え、なに、グレン君のお兄さんって伝説上のドラゴンか何かなの!?」

「これは………………凄いな、相変わらず。兄さんはやっぱり、凄いや」



 いや感心してる場合じゃないでしょ!? 最早この会場も実技試験どころの話ではなくなっている。お兄さんのとてつもなく膨大で高濃度の魔力は最早時空を歪ませ、世界そのものを震わす程の現象と化している。

 撒き散らされていた魔力が収縮し、一瞬の静寂が訪れる。


 そして、世界が爆ぜた。



 ここからでも視認出来るほどの大炎の柱が天を焼き焦がす。遠く離れたこの場所にいる私ですらその熱に飲み込まれてしまうのではないかと錯覚するほどの熱波を含んだ衝撃。


 あれが人類の最高峰? ありえない。あれじゃあまるで――――――





「……とてもじゃないけど信じられないよ。グレンくんのお兄さんってほんとに人間? あんなの炎の原初の精霊、フラムスに匹敵しかねない、神話クラスの魔法じゃんか……」

「あぁ。流石は兄さんだ……!」



 いや、もしかしたらフラムスですらあんな魔法は使えないかもしれない。人間の身であそこまでの魔法なんて使えるはずがない……。

 このお兄さんのどこが人間らしいんだよぅ……。人外どころの話じゃないじゃんかよぅ……。

 グレンくんはキラキラした瞳でお兄さんが居る第一実技試験会場の方を見つめてるし……。


 でも、そうだなぁ。純粋な魔法の威力ならこの私と比べても遜色なくて、話によれば武術も学問も様々なジャンルにおいて並ぶ者が居ないらしい。

 そして何より、あのグレンくんがここまで手放しで評価する人間、か……。


 アラン・フォン・フラムスくん。ふふっ、会うのが楽しみになってきたよ。

 ここまで言わせたんだから、私を失望させないでよ?





 * * *





 失望なんてとんでもないです。はい。

 結論から言うとアランくんは私の想像を遥かに超越していた。なんというか……凄いなぁ……。

 新入生代表挨拶も、有力者達からの人望も、そして彼の自己紹介も。その全てが、尽く私の想像していたアラン・フォン・フラムス像を超えていた。


 ……全く、君は悪い人だ。この私をこんなに夢中にさせちゃうなんてさぁ。君の能力も、人間性も、全く底が知れない。もっと、もっと、知りたい。


 だから私は、アランくんの相方に立候補した。倍率はかなり高かったけど、何とか上手くアランくんのパートナーになることが出来て良かった。

 よろしくね! と手を差し伸べれば、こちらこそ宜しく頼むと手を握り返してくるアランくん。


 もしも、この今目の前にいる存在が人類に仇なす闇の原初の精霊だと知ったら。もしも、今握ってる手に隠蔽した解析の魔法が付与(エンチャント)されてると知ったら。もしも――――――もしも、私がアランくんに浅ましく救いを求めていると知ったら。彼は一体、どうするのだろうか。

 考えて、少し怖くなった。頭を降って考えるのをやめる。


 と、いうか。アランくんってば私の手のひらに触れた瞬間付与魔法(エンチャント)を破壊してきたんだけど。これ、もしかしなくても解析魔法を使ったことすらバレてるんじゃ…………。

 あはは……。仮にも原初の精霊である私が本気で隠蔽した魔法だというのに、一瞬で気付くどころか完全に破壊するとか本格的に人間やめてるなぁ……。


 何はともあれ、大切なのは授業の内容である。思考停止? 現実逃避? うるさい、私だって自分で分かってるやい。


 ……こほんっ。授業の内容は『悪夢の迷い森』という、国から立ち入り禁止ダンジョンに指定されているとても危険なダンジョンに自生する『除魔草』という薬草を採取してくるというもの。

 入学したての子供だけで行くようなダンジョンじゃない気がするんだけど……まあいっか。


 移動にはなんと転移の古代魔法(ロスト・マジック)、しかも風の原初の精霊であるヴェントが作った大魔法を使うという事でとても驚いたけど、その驚愕もすぐにアランくんに塗り替えられてしまった。なんで陣を一目見ただけで複雑な魔法の大部分を理解出来るのかとか、数秒で原初の精霊の大魔法を解析しないでくれだとか、色々言いたいことがある。普段ほんわかとした笑みを崩すことのないあのフレア先生でさえも顔を引き攣らせてドン引きしてたよ……。


 まあ、アランくんの説明でみんなが安心出来たのも事実だし、フレア先生の言う通りアランくんが人間離れしてるのは今更の話だもんね。うん、授業授業! 思考停止でもしなきゃやってらんないよほんとに……。


 まあみんな初見の魔法陣に飛び込むのは勇気がいるだろうし、ここは私達が一番槍になろうじゃないか。私はそう考え、アランくんと共に魔法陣の上に乗る。


 さて、遂に初授業。そして、アランくんと二人っきりだ。この授業の中で、アランくんを見極めなければ。



「楽しみだね、アランくん」

「あぁ。頼りにしてるぞ、テーネ」

「ふふっ、こちらこそ!」



 …………アランくんに頼りにしていると言われたら、なんだか無性に嬉しいな。


 幕間なのに前後編って? と疑問に思った方。正直私もそう思います。

 想定していたよりも少し長くなってしまったので二つに分割致しました。次回でテーネ視点の幕間は終わります。テーネから見たアラン像も次回の後書きに書かせて頂きますね。


 それでは、今話も読了ありがとうございました。是非次話以降もお楽しみ下さいませ。


               清水彩葉

宜しければワンクリックお願い致します!→小説家になろう 勝手にランキング ↓こちらの方もよろしくお願い致します!→cont_access.php?citi_cont_id=879252013&s script?guid=on

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です

現代日本から転生した世界は――まさかの女尊男卑の乙女ゲー世界だった!? 男爵家の三男として第二の人生を歩むことになった「リオン」だが、そこはまさかの知っている乙//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全138部分)
  • 2230 user
  • 最終掲載日:2019/03/28 20:00
元・世界1位のサブキャラ育成日記 ~廃プレイヤー、異世界を攻略中!~

(原題:世界一位の異世界サブキャラ育成日記)  中学も高校もろくに通わず、成人しても働かず、朝昼晩とネットゲーム。たかがネトゲに人生賭けちゃった彼は、世界ラン//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全184部分)
  • 2419 user
  • 最終掲載日:2019/03/26 21:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全146部分)
  • 2083 user
  • 最終掲載日:2019/02/27 22:55
異世界賢者の転生無双 ~ゲームの知識で異世界最強~

貴族家の厄介者として不遇な人生を送っていた少年が、不遇な死を迎えた。 次に少年が目を覚ましたのは、夢でプレイしていたVRMMOによく似た世界。 しかしその世界の//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全61部分)
  • 2125 user
  • 最終掲載日:2019/03/26 18:00
一億年ボタンを連打した俺は、気付いたら最強になっていた~落第剣士の学院無双~

 剣術学院の落第剣士に『一億年ボタン』を持ちかけた謎の老人がいた。押せば一億年修業したのと同じ効果が得られる魔法のボタン。落第剣士が疑い半分でボタンを押した次の//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全57部分)
  • 2059 user
  • 最終掲載日:2019/03/28 17:42
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 2509 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全270部分)
  • 2146 user
  • 最終掲載日:2019/03/27 19:00
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【一巻 2017/10/30 発売中!】  【二巻 2018/03/05 発売中!】  【三巻 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全532部分)
  • 2184 user
  • 最終掲載日:2019/03/24 23:52
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版15巻+EX巻、コミカライズ版7+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願いします//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全620部分)
  • 2439 user
  • 最終掲載日:2019/03/24 18:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全175部分)
  • 2201 user
  • 最終掲載日:2019/01/11 12:00
陰の実力者になりたくて!

【書籍2巻発売中!】  どこにでもいる普通の少年が――実は最強。  そんな『陰の実力者』に憧れた少年が異世界に転生する。  実力を隠して学園に入学し……誘//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全185部分)
  • 3320 user
  • 最終掲載日:2019/03/24 00:00
異世界でスローライフを(願望)

忍宮一樹は女神によって異世界に転移する事となり、そこでチート能力を選択できることになった。 だが異世界に来てチート能力を貰おうと戦闘しなくてはいけないわけでは//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全225部分)
  • 2077 user
  • 最終掲載日:2019/03/23 02:01
最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

フォーゲル大陸にあるアードラシア帝国。 強大な軍事力と広大な領土を保有するこの帝国では、帝位を巡って争いが起きていた。 皇太子が決まらず、皇帝の子供たちがあの//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全80部分)
  • 2406 user
  • 最終掲載日:2019/03/29 00:00
転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~

◆◇4巻&コミック1巻 11月15日より好評発売中です◇◆ 通り魔から幼馴染の妹をかばうために刺され死んでしまった主人公、椎名和也はカイン・フォン・シルフォード//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全186部分)
  • 2260 user
  • 最終掲載日:2019/03/26 01:03
モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います

会社からの帰り道、主人公は大きな犬を轢いてしまう。 その瞬間、彼の頭の中に声が響いた。 ≪モンスターを討伐しました。経験値を獲得しました≫ 「え?」 突如として//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全156部分)
  • 2086 user
  • 最終掲載日:2019/03/24 18:00
マジカル★エクスプローラー -エロゲの世界で主人公の友人になったようだけど、魔法が楽しいから役割半放棄して自分鍛える-

日本の紳士の間で一世風靡した伝説の美少女ゲームがある。 それは『マジカル★エクスプローラー』通称マジエロだ。 俺はこのゲームのチートじみた能力を持つ主人公に、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全90部分)
  • 3329 user
  • 最終掲載日:2019/03/27 20:01
社畜ダンジョンマスターの食堂経営 〜断じて史上最悪の魔王などでは無い!!〜

現代日本で、どこに出しても恥ずかしくない立派な社畜の渥目雄馬は今日も一人、会社に残り残業していた。 そんな時、渥目は自身のデスクの上に謎の契約書を見つける。その//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全116部分)
  • 2130 user
  • 最終掲載日:2019/03/10 13:50
そのおっさん、異世界で二周目プレイを満喫中

4/28 Mノベルス様から書籍化されました。コミカライズも決定! 中年冒険者ユーヤは努力家だが才能がなく、報われない日々を送っていた。 ある日、彼は社畜だった前//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全164部分)
  • 2303 user
  • 最終掲載日:2019/03/27 18:40
無職の英雄 ~別にスキルなんか要らなかったんだが~

【アース・スターノベルさんより書籍版発売中】 女神から祝福を受けて〝職業〟を与えられたアレル。 しかしそれは《無職》という何のスキルも習得できない最低の職業だっ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全148部分)
  • 2041 user
  • 最終掲載日:2019/03/23 19:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 2077 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全351部分)
  • 2430 user
  • 最終掲載日:2019/03/23 18:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全463部分)
  • 2494 user
  • 最終掲載日:2019/03/25 23:12
ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

 空気モブとして生きてきた高校生――三森灯河。  修学旅行中に灯河はクラスメイトたちと異世界へ召喚されてしまう。  召喚した女神によると最高ランクのS級や//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全156部分)
  • 2177 user
  • 最終掲載日:2019/03/27 21:04
ファンタジーキャンパス 学園魔法RPGのエリート系かませ犬に転生したけど、主人公に構わず真面目に過ごしてみる

12歳になる春、俺はとあることに気が付いた。 俺って水琴春鷹(みずこと はるたか)じゃん!! いや、生まれた時から知っているけど、俺が気が付いたのはそういうこ//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全50部分)
  • 2813 user
  • 最終掲載日:2019/03/28 14:18
貴族転生~恵まれた生まれから最強の力を得る

十三王子として生まれたノアは本来帝位継承に絡める立場ではないため、自分に与えられた領地で自由気ままに過ごしていた。 しかし皇太子が皇帝より先に死んだことにより、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全37部分)
  • 2323 user
  • 最終掲載日:2019/03/28 22:53
俺は星間国家の悪徳領主!

リアム・セラ・バンフィールドは転生者だ。 剣と魔法のファンタジー世界に転生したのだが、その世界は宇宙進出を果たしていた。 星間国家が存在し、人型兵器や宇宙戦艦が//

  • 宇宙〔SF〕
  • 連載(全50部分)
  • 2302 user
  • 最終掲載日:2019/03/01 21:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全246部分)
  • 2070 user
  • 最終掲載日:2019/03/21 00:00
転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~

 ブラック企業に酷使された男が転生したのは、ステータスやスキルのある世界。  その世界で彼は、冒険者になることさえ難しい不遇職『テイマー』になってしまう。 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全117部分)
  • 2149 user
  • 最終掲載日:2019/03/26 19:00