“無職”批判がきっかけか 名古屋60代夫婦殺害事件[2019/03/27 11:53]
名古屋市の住宅で殺害された夫婦の遺体が見つかった事件で、警察は逮捕された長男が仕事に就かないことを両親にとがめられたことが事件につながった可能性があるとみて調べています。
名古屋市港区の無職・米原育隆容疑者(37)は1月、父親の達治さん(68)の遺体を自宅に遺棄した疑いで27日朝に送検されました。警察の調べに対して米原容疑者は容疑を認めていて、達治さんと同じく室内で遺体で見つかった母親の孝子さん(66)の2人の殺害についてもほのめかす供述をしているということです。その後の捜査関係者などへの取材で、米原容疑者は去年2月ごろ、勤務先だったメーカーを無断欠勤するなどして5月ごろに辞め、その後、仕事に就かないことを両親にとがめられていたことが分かりました。
米原容疑者の元勤務先の関係者:「給料日の時に(給料を)取りに来て、それから来なくなった」