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【ドラニュース】

加藤気合、開幕バズ~カ決めるぞ

2019年3月28日 紙面から

守備練習で打球を素早く送球する加藤=ナゴヤドームで(小沢徹撮影)

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 先輩だろうが後輩だろうが投手を引っ張って扇の要に定着してみせる。プロ5年目にして初となる開幕スタメンが濃厚な中日の加藤匠馬捕手(26)が27日、全試合出場を目標に掲げた。

 「それ(全試合出場)を目標にやってきた。全部がうまくいくとは思わない。だけど、うまくいかない時こそ踏ん張ってやっていきたい」

 過去4年間でわずか5試合の男が壮大な目標を口にした。セ・リーグの過去10年間で全試合出場を成し遂げたのは2010年の城島健司(阪神)だけ。捕手は過酷なポジションだけに難題だが、その意気込みは悪くない。開幕スタメンとなれば1軍公式戦ではプロ初スタメンとなる29日のDeNA戦に向けても「そういうこと(開幕マスク)があれば、今までやってきたことを試合で出すだけ」と気合を入れた。

 首脳陣の期待も高くなってきた。「最初と比べたら上達している」と話した伊東ヘッドコーチは「これからはミスは許されない。本人もわれわれもどれだけ我慢できるか」と説明。中村バッテリーコーチは「これから伸びる以外、下がるということはないですよ」とさらなる成長に期待した。

 開幕戦でバッテリーを組む笠原は2歳年下の24歳。26歳の加藤と2人合わせて50歳は、今季の開幕バッテリーの中ではリーグ最年少になる見込みだ。「後輩だろうと先輩だろうと投手を引っ張っていかないといけない」と加藤。いよいよシーズン開幕戦でその力を発揮する。 (谷大平)

 

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