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静岡白いスズメ 磐田の中村さん撮影
磐田市川袋の会社員中村恒安さん(61)が、白い羽毛に覆われたスズメを自宅の庭で撮影した。色素の減少により羽毛が白化した白変種とみられ、全国的に珍しいという。 茶褐色の頭部や腹部が真っ白で、羽などは白と茶褐色のまだら模様になっている。体長や毛並みは普通のスズメと変わらないという。 中村さんは三年ほど前から、趣味で庭に餌をまいてさまざまな鳥を観察していた。今年一月下旬、集団で飛来したスズメの中に白スズメを見つけた。その後、毎日のように飛来し、ほかのスズメと一緒に餌をついばんでいるという。 掛川花鳥園(掛川市)のバードスタッフチーフ北條龍哉さんによると、突然変異のアルビノではなく、何らかの原因で色素が減少した白変種とみられる。白い外観は目立つため、外敵に襲われたり仲間に入れてもらえなかったりして、成鳥にまでなるのは珍しいという。 白スズメは縁起が良い生き物ともされ、中村さんは「何とか無事に生き残ってほしいですね」と気に掛けている。 (夏目貴史) 今、あなたにオススメ Recommended by PR情報 | |
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