犬丸芝居小屋第6作目「クノエル」できあがりましたよ!!!
前回の「はかないあらし」に引き続いて犬丸が曲を担当しました。丸井さんじゃなくてなんかすみません。
クリスマスシーズンなのでクリスマスっぽい曲になっちゃいました。
「かえらず」同様、動画は丸井っちにお願いしました。最初は静止画だけだったのにいつの間にか動画になってたので、
丸井っちは静止画やるやる詐欺の名人だと思いました。ええ。
「プレゼントは何が欲しい?」
「しごとをしないパパ!」 →パパは仕事が忙しく普段かまってくれない。娘は単純にパパと遊びたかっただけ
娘は無邪気に笑った
男の表情、読めなかった →ここで仕事にも家庭にも疲れてしまった男は命を絶つことに決める
「良い子の元にしか、サンタさんは来ないのよ」
ママは笑顔で冬の口癖を言った
「パパのためにいいこでいなきゃだね」 →パパと遊ぶためには良い子でいなければという娘の思い
一人分の手料理は今日も冷めていく →パパは仕事で帰りが遅く、いつも食卓はママと娘のふたり
『授業で描いた家族絵、ふたりしかいないのです』 →「家族の絵を描きましょう」という授業。「なぜかふたりしかいないのですが・・・」と先生からの電話
幸せな風景、溶けて水の泡
あの人の顔が見えないの →娘はパパの顔を長い間見ていないため、忘れてしまった。ぼんやりとした感じなので「パパ」ではなく「あの人」
知らぬ間に誰かの心は今日も冷めていく →パパなのかママなのか、それとも娘なのか
「苦しいです、サンタマリア」
男はそう叫んだ
正しいとか正しくないとか
選択肢は無くて
「苦しいです、サンタマリア」
男は膝をついた
戦うとか戦わないとか
どうあがいても負け犬 →仕事でうまくいかず、パパは自暴自棄に陥る
クリスマスの当日に、サンタさんはやってこない
代わりにパパがそこにいた
しごとをしないパパがそこにいた
見慣れない大きな装飾、キラキラのツリー
クリスマスの当日に、サンタさんはやってこない
しごとをしないパパがそこにいた
ツリーに吊られてる男がそこに
ママの叫び声、鼓膜が震える、サイレン音
「苦しいです、サンタマリア」
男はそう嘆いた
家庭にも社会にも見放され
火の車、背水の陣
「苦しいです、サンタマリア」
男はそう溢した
しごとをしないパパになろうと
あの日、背中押された →冒頭のパパと娘のやり取りに繋がる
「ごめんなさい、サンタマリア」
少女は泣き叫んだ
端から自分は悪い子だと、
良い子じゃなかったと →「しごとをしないパパ」=「パパの自殺」にまで繋げていたということを幼いながらも理解してしまう
「良い子になります、サンタマリア」
娘はそう誓った →もうあんなことは言いませんという娘の思い
すべて捨てた父親の指が微かに動いた →パパは未遂で助かった
「『プレゼントは何が欲しい?-仕事をしないパパ』
あの日欲しかったものは、もういらないの?」 →「こんな駄目な父親でもまだ君の父親でいいのかい?」という問い
彼女の表情、読めなかった →娘は成長して、あの日の自分の言葉の重さを余計に知ってしまっているから、何も言えなかった
どもども!犬丸芝居小屋の最初の名前の方、犬丸梅吉です!
今回もオヤジギャグみたいなノリでなんだかとっても、さ・む・い・よ
最初考えていた時は救いがなかったのですが、丸井っちのポリシーに則って今回は救おうと無理矢理話を捻じ曲げました。
個人的に、動画の最後のところで恥ずかしながらぶわっとなってしまいました。( ;∀;) カンドーシタ
あと、曲を調整するにあたって繰り返し聞いていたらだんだん子守唄に聞こえ、1番サビにたどり着く頃には船を漕いでいました。
この曲は子守唄だと思ってます。安眠できるよ!多分!
メンルイィィィィィィィィィィクリッスムアアアアアアアス、丸井だよ!
今回は画と動画を担当させていただきました!!
また、梅きっちゃんのおやじぎゃg・・・じゃなかった駄洒落から生まれたよ!!!
キャラデザもさせていただき、毎度毎度女の子を描くのが楽しいです。
殺伐とした曲ですが、最後はちゃんと救いがあるのでご安心くださいませ。
仕事に行けるようになったパパと女子高生になった娘の朝通勤&通学後姿を描いてるときが一番楽しかったです!!!
あ!動画の中に、犬丸芝居小屋トレードマーク(?)のわんこをところどころに入れてみました。
何匹いるか探してみてください(笑)
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