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泥棒と警備員

第25作目、泥棒と警備員のおはなしです!
「モルモットと傭兵」の続編となっております。
傍から見ればこの虫野郎!でも、見る人によっては神様と成りうる。
価値観をテーマにした曲です!
それではではでは!解説に参ります!!(*´∀`*)


泥棒と警備員

とある日曜の昼下がり廃墟と化した教会で ←「モルモットと傭兵」後、モルモル達が傭兵に引き取られて生活しているところから始まります。
かくれんぼしている間に神様は消えた ←2番サビ前に繋がります。

生まれながらに身分の低い僕は生きていく為に ←傭兵さんの生い立ちです。貧乏です。
息の詰まる独裁国家、都督の下機関銃持った
撃って奪って手に入れたものは報酬だけ ←敵国とはいえ、罪のない人を撃つことに矛盾を感じる傭兵さんです。
代わりにこころは磨り減っていく、無くしたものの方が多いじゃあないか

撃って見据えて蹴って壊した人体実験 ←「モルモットと傭兵」の最後の部分にあたります。
罪滅しのつもりだか引き取って面倒をみてたけど ←モルモル達を上司に内緒で引き取っています。
じゃんけん負けて鬼を被ったかくれんぼ
これじゃ世間的僕の立ち位置が危ないんだよねぇ ←バレたらただじゃ済まないだろうなぁと思う傭兵さんです。

切れた切れた価値観が切れた ←だがしかし、今までの自分の身が大事という価値観がブッちぎれます。
偽られた正義に矛と盾
ひどく澄んだそのふたつ目で
下賎な僕を見ておくれ

傭兵をやめて独裁国家からの離脱を決した
侵略して分捕ったものを返す為走り廻った ←今まで国家が奪ったものを盗んでもとに返すというのを繰り返すようになります。
大鎌持った都督の手駒の亡霊が ←心理的な描写です。
僕の背後でクツクツと笑い、「そんな事しても無駄だ」と囁いた

刷って貼られて散蒔かれた指名手配 ←国家は、国家を裏切った元傭兵を抹消しようとします。
追われぬようにと幼い頃から伸ばした髪も切り落としたけど ←変装のつもりです。
じゃんけん勝って鬼を回避したかくれんぼ ←かくれんぼしている内に逃走します。
僕と居れば君達の立ち位置が危ないんだよねぇ ←自分と一緒に居るとモルモル達が危ないと考えた泥棒さんは一人で生きることを決めます。

逃げた逃げた影から逃げた
失われた信用に火と油 ←国家から泥棒さんへ。
非道く淀んだ僕のふたつ目は
夜の街を見下ろした

時は流れて切った髪ももとの長さ伸びきって ←7年程経過しました。
あの子達はそれぞれ何処かで幸せに暮らしてるかな
なんて感傷に浸る僕の足にかかる赤センサー ←国家管轄の貴重品が保管されている倉庫へ盗みに入っている最中です。
振り返ったときにはもう遅かった

爆ぜた爆ぜた何かが爆ぜた ←国家の張った罠にはまりました。
吹き飛ばされ窓割れ崖っ縁
カツリカツリと響く足音が ←警備員が近づいてきます。
暗闇から僕へと近づいた

堕ちた堕ちた底まで堕ちた ←物理的ではなく、心理的な描写です。人間としてここまで堕ちてしまったという具合です。
感覚薄れてゆく左腕 ←左手一本で体を支えているので痺れてきました。
遠い遠いあの頃が何故か
走馬灯の如くよみがえった ←走馬灯とか言ってますが、死にません!!死にませんよ!!(;゚Д゚)!

おいでよメアリー、繋いでジェシカ ←お名前公開!!でも「メアリーと遊園地」「ジェシカ」とは全く関係ありません。
あと一人どうして思い出せない
誰よりも綺麗な瞳で真っ直ぐ前だけ見てた
もういーよ、いいよ、十分だ、ありがとう ←「もういーよ、いいよ」は思い出を見せられ泣きそうになってもうやめてくれ!と、最初から続いているかくれんぼのもういーよと2つ意味があります。
ああ泥棒の人生はここで終わった ←「泥棒」とかいて「ぼく」と読みます。泥棒としての人生はここで終わりです。

見つけたよ、長いかくれんぼだったね ←モルモルGUMIちゃんの台詞です。
次は置いてかないでね、手を貸して ←置いて行かれたモルモル達は元泥棒を探しながら、自活して警備員として生きていました。
さあ
地に足の着いた神様を引き上げるんだ ←人間的に落ちぶれていてもモルモル達にとっては神様です。
地に足の着いた神様を引き上げるんだ

この後、独裁国家に対する反逆が始まったり・・・

もともと最後のGUMIちゃんがミクさんを引き上げるところを思いついたのがきっかけです。
そこから「モルモットと傭兵」も誕生しました!(本当はこの曲だけでした!)

今回もガリガリとゑを描いてみました!
アルバム制作と重なって予想以上にハードでした!
今回はあざらしを1匹だけ入れてみました(´∀`*)
わかりやすいですが、お暇があったら探してみてくださいまし^^





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