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さて今日のお客様は去年横綱貴乃花さんと23年間のご結婚生活にピリオドをお打ちになった河野景子さんにおいで頂いております。
色んなお話を伺います。どうぞこちらにおいでください。

今日はその23年間について色々お伺いしたいと思います。
いえ今日はありがとうございますお招き頂きまして。いえ。奇麗なお着物。
アハハそんな…。そんな大きいお子さんがいらっしゃるお母さんには見えません。
そうですよね。はい。ピンクの着物を選ばせて頂きました。とってもいいと思います。
でもあれですかね女将さんの時も着物着てらっしゃいました?
はい。着物を着てましたけど。私は母が着物が大好きで。
あっそう。小さい頃からよく着物を着てましたので。そうでいらしたの。ええ。
徹子さんに呼んで頂いて『徹子の部屋』に出演させて頂けるので着物でまいりました。フフ。

フジテレビのアナウンサーでいらした時は人気女子アナとしてまあね大変人気のおありの方だったんですけども。
ちょっと昭和のテレビ局勤めのファッションじゃないですか?
私あんなに年下って知らなかったんだけど年下だった横綱の貴乃花さん。
お兄様と一緒の兄弟横綱っていう事で。はいそうですね。
それでその奥様におなりなんですからもう大変だったでしょう?

でも大変でしたでしょうね。知らない事ばかりでした。
そうですね。それから要するに横綱の…お相撲の奥さんになるっていう事がねどういう事かって…。はい。
そうですね。この人に人生を懸けようと…懸けたいなというふうに思いましたし…。
知らないので飛び込めたっていうのもありますし一つ一つが勉強でした。
でも23年間ご結婚してらしてその23年間はどんな23年間…。うーん…。
もう今までに味わった事のないような喜びや感動もたくさんあったんですね。
そうでしょうね。でも知らなかった悲しみとか苦しさといいますか悔しい思いとか…。そりゃそうでしょうね。

ただ自分が感情を表に出すとか言葉に出す事は控えようと思いましたしどこかやはり元夫貴乃花にすごく守られていたなというのは感じます。
あっそうですか。まあいきなり伺っちゃうのもなんですが離婚なすった理由はどういう…。
ハハハハ…徹子さんいきなりお聞きになりますか?ちょっとだけでも。
でも離婚の理由というのは1つではなくて色々な事の積み重ねというものもありますし。
あとお互い色んな事を乗り越えてきましてもう同志なんですね。戦友といいますか同志…。
それは2人で協力し合って乗り越えてきた部分もありますしほとんどそうです。もしくは彼が前にいる事で私はついていくだけで気が付いたらその山を乗り越えていたという事もたくさんあるんですが…。

やはりだんだんだんだんそれを乗り越えるのに2人が…お互いこう思いやる気持ちが…なんでしょうね少なくなってきたというかいっぱいいっぱいになってる部分もあり…。
それぞれがこう人生のゴールを見定めた時にちょっと違うものもあったりしたのかなと。
ただすごく嫌な関係かといいますと全然違ってましてね。
用事があればメールをしたり電話をする事もかかってくる事もありますし。
また彼も…彼自身も私の今後の人生の事を思って今じゃなきゃ遅くなりすぎるかなという思いもあったのかもしれないんですけど。そうでしょうかね。
でもあれですよねやっぱり相撲部屋をなくしちゃうっていうふうにあの方がおっしゃった…。はい。
あれはやっぱり離婚という事にもつながってきました?そうですね。

もう前々からそういう「離婚」という言葉は夫婦の中で時折出てきてはいたんですがそれはついついね感情的になる普通の夫婦ゲンカの中でっていう事もありますけど。
やはり2人が大事にしていた…特に彼は大事にしていたのは相撲とか相撲部屋。しかも弟子たちなのでこれがなくなったというのは本当に大きな事でした。
うーん…薄々そんな決断は下すのではないかなという…。
でもかわいそうだったのはお部屋にいらした方たちねお相撲さんたち。はい。
もうそれは私が理解するに彼らもわかっていたと思いますし。

あっそう。彼らの事を思っての苦渋の決断でもあったと思います。あっそうなの。
そうですね。貴乃花親方…元貴乃花親方の苦渋の決断。
あっそう。弟子たちもそれはきっと残念で仕方がないでしょうけど…。だってみんな貴乃花さんが好きで入ってきたわけでしょ?
いや色々な所に行く事を避けて元二子山親方ですねお父様でいらっしゃる。
…の付き人をしていたすごく先代二子山親方が可愛がっていて。
でしかも親しみを持って貴乃花部屋の部屋付き親方でもいらっしゃいましたので千賀ノ浦部屋に全員が…。あっ全員が?

テレビでもよく映ると思うんですけど大きな座布団が…「貴乃花」という四股名が書いてある座布団。
その座席の前に先代の二子山親方のお写真もかけてあるんです。
そこに全員がズラッと並びましてそして私が挨拶をし彼らもひと言ずつ…。
でそこにもう貴乃花は下りてこなかったんです師匠は。
なんだから?それは。でみんなでお別れを言って私が2階に上がって部屋に行きましたらいつもいる椅子に座ってませんので寝室に行きましたら「もういいよ」って。
自分がそこの瞬間に別れを惜しむ時間にはもうしたくないというような…。
それで私がまた1人で下りていきましたらもう彼らはそういう師匠であるという事師匠とのもう心の絆はしっかりとできてるので「女将さん大丈夫です」って言いまして。
女将では入り込む事はできないしっかりとした絆があり彼らはもうそれが…理解してるんだなと…。

多分女性としての色んなホルモンのバランスも崩れてる時でもあったかもしれないんですが次々と色んな事がありまして。どこら辺の所?
ショボショボっていうものもなくツルッてなくなったんです。
でも人間そうなんだなと思うんですが乗り越えたあとに…もう立ち直ってる時にあとから体にくるんだという事がわかりました。
やはり苦しい時って気が張ってますからそういう所には出ないんでしょうね体にはサインが。へえー。

なんでだろうと思ったらまあああいう事もあったのかなとか色々と。
あとから?それからあなたなんか壁に頭ぶつける…なんていうんでしょう?
ポストに行くと「なんで結婚したんだ」とかちょっとあまりよくない手紙が…。
だから見る事ができるハガキがたくさん入っていますし。
また雑誌やテレビとかでも色々と報じられている事とあと新しいそういう環境に自分も慣れないというか…。

ちょっと私がポストに行く時の様子が変だなと思って追いかけてきて。でそういう…私が壁に頭をぶつけてるのを見てびっくりして押さえるっていう事は…。あった…。
うん。でも今思えばそれがあったから気持ちも強くなったのかなとか。そう。
ストレスみたいなものが原因?ええ。ストレスですね。
でもわからなかった事が一つ一つわかってくるとこういう時にどう対処すればいいかっていうのも自分なりにわかってきますし。
それは家族全体がそうだったような気がするんですけど。


で坊ちゃんこちらに来てくださって靴屋さんになってって…。その節はお世話になりました。
とってもねいい息子さんでね。ありがとうございます。
とってもいい靴作ってたんだけどなんだかあのあとでなんか息子さんゴタゴタしてなんだって…なんですかね?なんでしょうね?
いい靴作って。それで注文してもそんなすぐにはできないんですけども。
なんかそれで「みんなお待たせしてるんですよ」って優一さんおっしゃってたんでねああそうかと思って…。
とても感じのいい息子さんでね。ありがとうございました。
あなたあんな大きい坊ちゃんがね貴乃花さんにいらっしゃるとは思わなかったので。
色々と親子関係を誤解されてしまう報じられ方もあるんですがもう23歳ですから私も…。
私が言う事をそのまま聞く事もないでしょうし男の子ですし。ですからちょっと距離を置いて見守ろうと思っています。あっそうなの。

あのあとゴタゴタしちゃったから何がゴタゴタしたのかよくわからなかったんですけど。
私はですね本人がやりたいのであれば人生一度しかないので本業をしっかりとやりながらであればそれは自分で責任を取って…責任ですからね。
ただ自分の責任はしっかりと果たさなくてはいけないというふうに思ってるんですね。なるほど。
なんかどのように育てたかあまり覚えてない感じですね。
で離婚の事は子供たちにはどんなふうにお伝えになったの?
そうですね。長男が私も一緒にいる時にサラッと言ってくれました。あっそうなの。

私がちゃんと口火を切ろうと思いましたら軽く息子が言ってくれて。
今でも?はいそうです。だからちょっと形態が変わった不思議な家族だなという感じで普通にしてます。あっそう。じゃあ今でもなんか用事があればどんどんお付き合いはある?
変わらない…ただ私が河野になっただけで中変わらないなという感じで…。でも離婚なさったあとでもお相撲見てらっしゃるとやっぱり応援しちゃうでしょ?
それはやはりもう元ね貴乃花部屋にいたお相撲さんたちの取組はついつい興奮して見てしまいますね。

そうですね。あれはちょうど部屋がなくなった翌場所でしたので…。
あんなふうに大活躍してくれるとは思ってもみませんでしたので。
優勝が決まった瞬間にすぐ電話をしましたら彼もすぐ出まして「よかった」って。
心の奥底からの喜びの声を…。まあそうでしょうよね。
でもあの方が随分長い事相撲についての事を色々説明したりとか…。はい。
もちろんとってもストイックに相撲の事を考えてらっしゃる方だとわかるんだけど随分長い事説明してらした時があったじゃない?

ああいうのを聞いてらっしゃる時はおっしゃってる事はわかる?私ははいわかります。
やはり最初はわからない事もたくさんあったんですけれども彼が何を大事にしているのかどうしてあのように戦ってきたというか…。
まあね。…というその深い意味は私なりに理解してるつもりです。
やっぱりそれはずっと23年そばで見てきましたので。
いつも彼を応援するっていう感じ。ああもうそうですね。
そういう意味ではなんかもしかしたら私が一番の貴乃花ファンかもしれないですしそれは子供たちもそうでしょうし。
そのように家族であった時には一緒に…共に戦ってきましたので。
なるほど。この思いは私は今後も大事にしていこうと思うんですね。
なるほど。たくさんの学びもありましたしそれをいつも支えながらまた戦ってくれた彼の人生…彼には深い感謝の念を持ってます。これはもう間違いはないです。

ちょっと深く伺って申し訳ないんですけどそうすると円満離婚という事ですか?
彼がね「円満離婚ではない」とポロッと何かでどういう思いか発してしまった事がまた波紋を呼んだんですけど。あっそうなの?
そうなんですね。でも私は円満離婚でなかったら誰かを介してでないと会話ができないのが円満離婚ではない離婚だと思うんですけど。
直接何かがあれば話したりあとメールをしたりという事もできますし。
でも離婚したくないっていう気持ちはなかったですか?別々の人生を歩みたいというのは強く思いました。あっそう。やっぱり。うん。
じゃあお兄ちゃんと比べて…お兄ちゃんと比べて貴乃花さんはやっぱり随分性格違う?逆?そうですね。

そう語れるほど深くはわからないんですがでも多分違うんじゃないかなと思いますね。
お兄ちゃんの方がもうちょっとなんかねよくわかんないけども人生楽しい事あったらやっていこうっていう感じがちょっとね見られますけれども。
相撲ですし多分お父様の事をすごく尊敬して大事に思っているので。
その先代からの…父親からの受け継いだものを大切に守っていこうというそのかたくなな思いっていうのが強かったと思うんですね。なるほどね。

でもそういうふうなのに全部を…相撲部屋もなくしちゃって相撲からも身を引いちゃうっていうのはそれはどういう…。でも相撲というのはまああのねっすばらしい…あの組織から離れても彼自身がやっていけばまたできる事かもしれませんし。あっそうなの。
あっそうなの。そうしちゃっても相撲はやっていけるの?
例えば土俵で取組をするとかそれはなくても例えば相撲の精神を伝えるとか相撲の鍛え方を広めるとか子供たちに相撲を教えるとかそういう携わり方を彼はしていくんだと思います。

それが一番彼がやりたかった事ですし苦しまずにやってほしいなと思います。
そうなのね。ちょっと見ると苦しくなっちゃうんじゃないかと心配になるでしょう?みんなが。
ただ色々と真っすぐなのでかたくなになってしまうところというかこうあらねばというところも過分にある人ですからね。
うーんなるほどね。元夫の事をそんなに語っていいんでしょうか。いいと思いますよ。
だからそりゃもうきっとあの方なりのお考えがあったんだとは思いますけどただ苦しかっただろうなってねちょっと思う。
あんなに若いのにお気の毒ってちょっと思ったりします。

ああーそれはもう心配心配の…色んな事が心配でしたね。
だけどなんかそれをなるべくこう私自身表に出さないようにしようというふうにはしている自分がいました。
それは子供たちもそうですしお部屋のお相撲さんたちもなんか全体が沈んでピリピリしてるよりはせめて私は明るくにこやかにしてる方がみんなもそれで安心するだろうし。
一般的にちょっとそういう質問はしょっちゅうあるだろうと思うので伺ってみただけの事なんですけど。はい。

でもこのね人生長いですからね何があるかわかりませんよね。
ねえ。そう。またおめでたい事がねあるかもしれない。そうですね。
でも今あれですかねさっきもちょっと伺ったけど親方に…貴乃花さんにおっしゃる事があるとしたらどういう…。
23年間彼の生き方を間近で見ていた私としては彼に対して感謝の気持ちもうそれはいっぱいです。
なぜならばもう23年前の私も河野景子でありましたけれどもあの時よりも今の河野景子の方がやはり随分と成長してると思いますし。あっそう。
人の心のもっと奥底の色んな思いも理解でき何かがあった時に右往左往せず立ち向かえる強さといいますかそういうものも学んできましたのでそういう意味では彼にとても感謝してます。