【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)は26日、スイスのローザンヌで理事会第1日の審議を行い、2020年東京五輪招致疑惑でフランス司法当局の捜査対象となっている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)の任期途中でのIOC委員辞任を承認した。同会長から辞表が出されていた。
IOCのアダムス広報部長は「理事会として(同会長の)決断を最大限に尊重しつつ、改めて推定無罪の原則を訴える」と述べた。これで日本のIOC委員は国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長の1人となった。