ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手(35)は25日、ホワイトソックスとのオープン(OP)戦に3-1の7回から2番手で登板。2/3イニングを4安打3失点と逆転を許し、敗戦投手となった。ロブロ監督は試合後、平野、ブラッドリーと三つどもえで争っていた抑え投手に通算189セーブのホランドを指名した。
平野はOP戦4試合目での初失点が響き、今春防御率は7・36。共同電などによれば「やっぱり簡単ではない、甘い世界ではないと感じるところもある。本番では気を引き締めていかなければ」と語り、抑えの座を譲ったことは「ホランドは抑えの経験が豊富だから、いい判断だと思う」と悔しさを押し殺した。指揮官は「難しい選択だった。素晴らしい守護神争いをしてくれた。3人ともにチャンスがあった」とたたえた。