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日本株は反落へ、米経済指標の悪化と権利落ち影響ー電機など売り

  • 3月の米消費者信頼感指数124.1に低下、2月の米住宅着工は8.7%減
  • 配当権利落ち影響はTOPIXが17.74ポイント-ブルームバーグ

27日の東京株式相場は反落する見込み。米国で消費や住宅関連指標が低下し、景気に対して慎重な見方が広がる。業績が景気の影響を受けやすい電機、シクリカル銘柄が下げそう。3月期決算銘柄の権利落ちも影響する。

背景

  いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は「米国は景気後退モードに入っている。米国株も上値が重いことを確認した」と話した。前日の上昇が急だった反動も出やすく、配当権利落ちの影響を埋めるのは難しそうとの見方だ。

  • 米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の26日清算値は2万1270円と、大阪取引所の通常取引終値(2万1150円)に比べ120円高
  • けさのドル・円相場は1ドル=110円60銭付近、前日の日本株終値時点は110円14銭

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26日は大幅に反発
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