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懐カーコレクション

ミニカ スキッパー/三菱(A101型)- こしゃくにも...クーペです。

■ギャランGTOを彷彿とさせる、軽スペシャリティクーペ
・モデル名 :ミニカ スキッパー GT
・メーカー名:三菱
・年式   :1972

・撮影場所 :クラシックカーフェスティバル in ところざわ2018

・撮影者  :ミノ

ミニカ70のクーペ版として登場

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360ccの軽自動車を発売している各社がパワー競争に突入し、スポーツタイプの車種が次々と登場していた60年代後半。三菱がミニカ70をベースにクーペボディを架装したスペシャリティカーを発表した。

当時ライバルはホンダZやダイハツ・フェローマックス、スズキ・フロンテクーペなど錚々たるラインナップ。そこに三菱が投入したのは、ギャランGTOを彷彿とさせるファストバックスタイルにカムテール(カットオフしたテール)のスポーティなクーペだった。

キャッチコピーは「こしゃくにも...クーペです。」まさにそんな感じの1台だ。

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スパっと大胆に切り落としたようなコーダトロンカ形状のリアエンドは、大きく寝かされたリアウインドウの下に後方視界を損なわないようにスクープドウィンドウが設けられている。

テールランプの上に後ろが見えるよう大きなのぞき窓状のウィンドウを追加したものだが、最近だと2代目以降のプリウスがよく見かける例だ。

実はこのスクープドウィンドウを日本車で初めて採用したのは、このミニカスキッパーだ。

ちなみにその寝かされたリアウィンドウも、国産初のグラスハッチゲートになっている。

 

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GTには「ゴールドエンジン」と呼ばれる最高出力38psのツインキャブエンジンが奢られ、4MTを介して120km/hの最高速とゼロヨン19.8秒を誇る。

内装の3本スポークのスポーツステアリングや、砲弾型のフェンダーミラー、ルーフのアンテナも特徴だ。

リアウィンドウには、直射日光を防ぐためスリット型のバイザーがオプション設定されていた。当時とても流行っていた、外からみると階段状になっているアレだ。セリカなどでとても人気があったね。

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