提督の憂鬱   作:sognathus
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残りのグループの様子です。
......特に後はないかな。
最後の試合の準備をするのみです(筆者が)


第55話 「インターバル②」

雷巡・特務グループ

 

明石「総合順位は3位かぁ」

 

あき「試合で獲得した最高順位は木曾さんの2位でありますね」

 

木曾「総合2位は十分狙える。1位もキツイかもしれないが不可能じゃないな」

 

大井「ちっ。この私が7位なんて......」

 

北上「まぁあれは仕方ないよ~。結構混戦してたしねぇ」

 

大井「き、北上さんありがとう! キスする!?」

 

北上「床としてね」ゴス

 

木曾「お前ら相変わらずだな......まぁ調子がいつも通りなのはいい事だ」

 

明石「緊張してちゃ大望も成就成らざるってね」

 

あき「そうです!私達は大器晩成型なのであります!」

 

大井「う......つまり最後の最後で勝利を掴むのは......」

 

木曾「俺たちってことだな」ニヤ

 

北上「あっさ~ん。いい事言うじゃ~ん」

 

大井「私も北上さんとイイことsあうっ」ベシ

 

北上「そこは『北上様なら優勝間違いないわ』でしょ?」ニッ

 

大井「北上さん......」ウル

 

大井「よぉぉし、お前ら締って征くぞー!!」

 

明石・あき「ひっ!?」

 

北上(あ~あ、変なスイッチは入っちゃったかな。でもま、いっか)

 

木曾「おい。こいつ止めろよ」

 

 

軽巡グループ

 

夕張「7位、か」

 

天龍「総合か?」

 

夕張「うん。出だしは快調だと思ったんだけどなぁ」

 

川内「まぁ、いきなり2位だったしね」

 

長良「でも、その後がねぇ......」

 

矢矧「ああ。散々な結果だ。長良も頑張ってくれたが......」

 

長良「5位でごめんなさい......」グス

 

矢矧「ああ、いや。別にその事を言いたかったわけじゃない」アセアセ

 

天龍「おいおい、泣かすなよ」

 

川内「あんた余計な事を......!」

 

夕張(あ、なんか雰囲気が......)

 

天龍「勘違いすんなって。泣かせるなら嬉し泣きさせてくれよ」

 

矢矧「む......」

 

長良「でも、入賞は難しいと思うよ?」

 

川内「個人の1位を狙うの?」

 

天龍「それしかないだろ?」

 

夕張「できるかしら」

 

矢矧「簡単ではないわね。下の順位の者ほどそれに懸けてくる可能性大だし」

 

矢矧「だけど......」

 

長良「やろう!」

 

夕張「長良?」

 

長良「わたし達の全力最後に見せてやろうよ!」

 

川内「賛成!それしかないっしょ」

 

天龍「だな。夕張?」

 

夕張「そうね。最後には自由時間もあるし!」

 

天龍「おいおい......最後の最後でそれかよ」

 

矢矧「ふふふ、だけど前向きなのは良いことだわ」

 

矢矧「リーダーとして恥じない姿を皆に見せてあげる!」

 

天龍「よっしゃ! 鬨を上げようぜ!」

 

川内「いわね!それじゃいくわよ。......せーの」

 

軽巡グループ一同「オー!!」

 

 

駆逐Aグループ

 

初春「総合順位はそんなに悲観する程のものではないな」

 

雷「5位だけど6位の駆逐グループと比べてもそんなに差はないわね」

 

深雪「上を目指すにしても入賞は何とか狙える位置だね」

 

菊月「おまけに個人成績も狙えるぞ」

 

綾波「まぁ、その代わりここまでに獲得した試合の順位はあまりよくありませんけどね。はは」ニガワライ

 

初春「ま、総合力で勝負という事じゃな」

 

雷「さっすが初春ね。組長の補佐をやってるだけあって落ち着いてるわね」

 

初春「そういう事は言うでない。妾だて本当はこの役は叢雲に頼みたかったのだからな」

 

菊月「組長にそれだけ信頼されてるってことだな」

 

深雪「組長は大佐とデートだから仕方ないさ」

 

綾波「いいなぁ。綾波も大佐と......あわわ」アセアセ

 

初春「ははは。まぁそのことに関しては大会の後大佐に期待しよう」

 

初春「ここまで懸命な乙女に褒美の一つもくれないのでは漢が廃るというもの故」

 

菊月「初春。いけるか一位?」

 

初春「愚問じゃな。皆が納得できる結果を持って帰る事を約束しようではないか」

 

綾波「頼りになります~」

 

深雪「いよっ大将!」

 

雷「任せたわよ」

 

初春「うむ。この初春に任せておけい」ニコ

 

 

駆逐Bグループ

 

長波「うーん、初春達にギリ負けてる感じだなぁ」

 

島風「こんなに速さで勝てなかったのは初めてだよ!」

 

白露「もう一番は無理かなぁ」

 

霞「総合は諦めた方が良さそうね」

 

島風「えー! 諦めちゃうの!?」

 

陽炎「別に全部諦めるわけじゃないわよ。無理なものは捨てて別の目的に集中するだけ」

 

白露「目的っていうと」

 

長波「どこも考えることは同じだろうけどまず個人トップね」

 

霞「それと入賞かしら」

 

陽炎「3位まではいけるかもしれないわ」

 

白露「個人かぁ。ふふ、それもいいかも♪」

 

霞「なんでもう1位になった気でいるのよ」

 

陽炎「泳ぐのはわたしよ? まぁ、頑張るけど」

 

長波「期待してるわよ?」

 

島風「陽炎、頑張ってね!」

 

霞「あんたなら大丈夫でしょ」

 

白露「応援してるよー!」

 

陽炎「あー緊張してきた! ふふふ、やるわよー!」

 

霞「超やる気じゃない」クス




これであとは第五ゲーム目指すのみですね!


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