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日産のフラッグシップセダン、シーマのフルモデルチェンジ情報をお伝えします。
フルモデルチェンジ予想情報
発売時期
新型シーマの発売時期は、2019年頃と予想されています。
シーマは、一時日本から姿を消しましたが、日産車のフラッグシップであるシーマがないと、これまでシーマに乗っていたユーザーが、トヨタやレクサス、輸入車に流れてしまい、それとともに、セカンドカーや社用車まで他社に流れてしまうということで、強い要望を受けて2012年に復活されました。
そういった事情もあるので、販売台数はそれほど見込めませんが、次期型も日本で発売されることになるでしょう。
デザイン
新型シーマのコンセプトカーといわれている、Q80インスピレーションが発表されました。
スカイラインなどとも共通するインフィニティのグリルが、より大きくなっています。
サイドシルエットも、ラインが複数入っていて、凝っていますね。
その分、全幅が広くなってしまっていますが、日産のインフィニティブランドで販売されている車は、デザインは流麗な車が多いと感じます。
後部座席には、前席よりも快適そうなシートが用意されています。
Q80は、インフィニティブランド最上級車ということで、こうった4人乗りの上級グレードも用意されるのでしょう。
現在のシーマは、フーガのロングバージョンであり、海外では、フーガがインフィニティQ70、シーマはQ70Lとして販売されています。
それが、インフィニティブランド最上級の車として、Q80が設定されるのに合わせて、シーマもQ80ベースに変更されると予想されています。
スペック
Q80インスピレーションの基本的なスペックを紹介します。
サイズ・・・全長5,052mm×全幅2,027mm×全高1,350mm
V6、3.0Lターボエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、システム出力は550hpにもなります。
欧州複合モード燃費は18.2km/Lだということです。
現行シーマのサイズは、全長5,120mm×全幅1,845mm×全高1,510mmですから、全幅がかなり大きくなりそうです。
V6 3.0Lターボエンジンは、インフィニティQ50(日本名スカイライン)などにすでに搭載されています。
【V6 3.0Lターボエンジン】
最高出力・・・300hp/6400rpm
最大トルク・・・295lb-ft/1600-5200rpm
価格
現行3.5Lハイブリッドが、3.0Lターボハイブリッドにパワートレインが刷新されること、運転支援機能が充実することにより、価格は現行型よりも高くなると予想されています。
新型シーマの価格は、800万円オーバーからのスタートになるでしょう。
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2017年マイナーチェンジ情報
発売日
新型シーマの発売日は、2017年6月15日です。
デザイン
デザインに変更点はありません。
安全装備
新型シーマは、先進安全装備が全車標準装備となりました。
・インテリジェントエマージェンシーブレーキ
5km/h以上で動作する自動ブレーキです。
・インテリジェントzFCW(前方衝突予測警報)
車体の下の方に搭載されたレーダーで2台前の車の挙動を検知し、前の車の急ブレーキを予測する機能です。
・インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)
車線変更の時など、後側方の車両を検知し、ステアリングを操作します。
・インテリジェントBSW(後側方車両検知警報)
車線変更の時など、後側方の車両を検知し、ドライバーに警告します。
・インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)
車を上から見下ろしたような映像を映し出す機能です。
・インテリジェントBUI(後退時衝突防止支援システム)
後退時、後方を横切る車両を検知し、ドライバーに知らせます。
これらの機能が全グレードに搭載されます。
価格
新型シーマの価格は、安全装備の充実にともなって高くなっています。
ベースグレード・・・7,946,640円
VIP・・・8,486,640円
VIP G・・・9,026,640円
今回の変更点は、安全装備の充実と、価格の変更だけです。
正直、一部改良レベルの変更ですね。
最近のシーマの販売台数
最近のシーマの販売台数は、月間20~30台と、非常に低迷しています。
「シーマ現象」などと言われていた時代は、月間数千台も売れていたのですが、今やその面影もありません。
もちろん、その頃とは時代背景も価格も違いますが。
ずっとこの調子で低迷が続くようなら、フルモデルチェンジはなく販売終了となりそうですね。
フーガは2015年に外観のデザイン変更を伴うマイナーチェンジが実施されていますが、シーマは放っておかれている事を見ても、次期型シーマはないかもしれません。
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画像は日産自動車HPより引用
Source: 最新自動車情報マガジン
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