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【芸能・社会】

「滝沢革命」手応え着々 Jr.3組単独コンサート

2019年3月26日 紙面から

 ジャニーズJr.の3つのグループによるそれぞれの単独コンサートが21日から横浜市の横浜アリーナでスタート。6人から9人体制となった新生「Snow Man」が2日目の公演を迎えた25日には「SixTONES」と「Travis Japan」も駆けつけ合同で会見を開いた。ライブをプロデュースしたのは、昨年タレントを引退し、ジャニーズJr.を育成する「ジャニーズアイランド」の社長に就任した滝沢秀明さん(36)。“滝沢革命”により、Jr.の注目度と人気はうなぎ上りだ。

 先輩のバックで踊り、将来のCDデビューを夢見るのがジャニーズJr.の“定義”とすれば、その常識を滝沢社長が覆そうとしている。「Jr.といえども単独で横浜アリーナでやるのは、デビュー組でも(デビュー前は)ないくらいのことやっている。自信をもってステージに立ってもらいたい」。滝沢社長は、目を輝かせながら答えた。

 現役時代から同じステージにも立っていた新進気鋭のJr.3組のコンサートをプロデュース。21~23日にSixTONESが5公演、24、25日にSnow Manが3公演、26日にTravis Japanが2公演を行う。

 滝沢社長は「セットリスト(曲目)は本人たちが決めてやっている。僕は根っこの部分を、自分がやってきた経験を伝えています」と謙遜気味に語ったが、後輩たちは絶大な信頼を寄せる。

 SixTONESの京本大我(24)は「滝沢君がいてくださっている分、チャレンジ精神がふくらんできていて、ライブでの自分の見せ方を1回ぶちこわして、いつもとは違う動きをしてみたり…。新たな発見もありますし、常に進化し続けていきたいという気持ちを滝沢君が作ってくれています。スタッフさんとも、前より絆が深まって、ライブが楽しくなりました」と語った。

 この日は新たに5月25、26日にさいたまスーパーアリーナで、Snow ManとTravis Japan、なにわ男子の3グループによる初の合同コンサート開催も発表。滝沢社長は「僕の中ではまだ10分の1くらい。年内にいろんなプロジェクトを手掛けます」と予告。Jr.旋風はさらに勢いを増しそうだ。

 〇…24、25日にステージに立ったSnow Manは向井康二(24)、目黒蓮(22)、ラウール(15)の3人が加わり、9人体制のお披露目となった。25日は、後輩のゲストパフォーマンスを加えた全27曲を披露し、ファン1万5000人を魅了。岩本照(25)は「9人が一つになった時、会場が小さく見えた。15歳のラウールの若さも借りつつ、この感じを出して行けたら新しいSnow Manらしさが出ると思う」と手応え。15歳のラウールも「毎日が楽しいですね。初めてのことが多くていろんなメンバーに支えていただきチームワークが高まっていく過程を見られているような気がします」と大人びた回答で取材陣を沸かせた。

 

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