【サッカー】鎌田、初スタメン濃厚 ペナルティー内での動き擦り合わせ2019年3月26日 紙面から
サッカー日本代表は26日午後7時半から、ノエビアスタジアム神戸でボリビア代表との国際親善試合に臨む。チームは25日、試合会場で約1時間半にわたり最終調整。代表初招集となったFW鎌田大地(22)=シントトロイデン=は先発スタメンが決定的となった。ベルギーリーグ24試合12発で代表入りした森保ジャパンの隠し玉・鎌田が、大迫勇也(28)=ブレーメン=に次ぐストライカー探しに終止符を打つ。 次世代を担うストライカーがベールを脱ぐ。冒頭以外、非公開練習だったこの日。主力組として香川らとのコミュニケーションを確認したとみられる鎌田が初のスタメン出場へ闘志を燃やした。 「スタメンであれば長い時間のプレーになります。うまく我慢しながらやれれば、いいパスが来ると思う。その時に自分がどれだけできるかだと思います」 22日のコロンビア戦では後半34分から出場し、代表デビュー。それから3日。近距離でパスをつなぐ森保スタイルにもなじんできた。ペナルティーエリア内での動きを擦り合わせるなどして、先発デビューへ準備を整えた。 鎌田の働きが森保ジャパンの行く道を照らす。絶対エース大迫に次ぐFW探しは喫緊の課題。これまで選出された浅野(ハノーバー)や杉本(浦和)、小林(川崎)らはことごとく満足いく結果を示せず。代表定着とはならなかった。 そこで、指揮官のお眼鏡にかなったのこそ鎌田。昨年末、欧州視察でインパクトを与えていた。ベルギーリーグで24戦12発。たくましさを増す22歳が代表内で存在感を発揮すれば、代表の不安要素も薄まる。 「求められていることをやって、チームを高められれば。得点に絡められれば一番です」。鎌田大地、22歳。まだ認知度は低い。代表デビューで知名度を一気に上げる。 (川本光憲)
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