エンゼルスのマイク・トラウト外野手(27)は24日、北米プロスポーツ史上最高額の12年総額4億2650万ドル(約469億1500万円)で契約延長し、アナハイムの本拠地エンゼルスタジアム前で公開会見=写真(共同)。大谷も同僚らと観客席の最前列に陣取り“兄貴分”の晴れの日を祝った。
「ここにいる全ての瞬間を楽しんでいる。ここが家だ。愛している。生涯エンゼルスだ。間違いない。俺はアナハイムにもう一度優勝をもたらしたい。レッツゴー・ベイビー!」。トラウトが叫ぶと、集ったファンから大歓声が沸き起こった。
契約は全球団へのトレードを拒否できる「完全ノートレード条項」が盛り込まれている。地元紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)によれば、トラウトは大谷について「去年はすごい数字を残した。今年が楽しみ。一番すごいのは修正能力。昨春もすり足打法に変えたと思ったら、開幕戦で500フィート(約152メートル)弾だ。信じられない」と語り、残留の理由の一端だったことをうかがわせた。