ウイスキーをロックで味わう！種類や人気の銘柄を紹介
ウイスキーをロックで飲むのは格別ですよ？
ウイスキーの飲み方にはロック以外にも、ストレートや水割り、お湯割りやソーダ割りといった楽しみ方があります。
例えばソーダ割りは非常に口当たりもよく「アルコール度数の高いお酒が苦手」というウイスキー初心者の方でも気軽に楽しめる飲み方なのですが、お酒を嗜むという大人のステップを昇っていくにあたり、次にウイスキーを飲む時はロックという楽しみ方はいかがでしょうか？
なぜ数あるウイスキーの飲み方の中でロックをお勧めするのか？それにはこんな理由があります。
氷が解けることでいろいろな表情を楽しめる
ロックゆっくり飲めば、時間の経過とともにウイスキーの中の氷が溶けてゆき、一杯飲む間にいろいろな表情を楽しむことが出来るのです。
ウイスキーは非常にアルコール度数の高いお酒ですが、ロックを飲み始めたばかりのころ、特に最初の一口目はほぼストレートに近い味わいです。
しばらくすると徐々に、そしてゆっくりとグラスの中の氷が溶けてゆき、いい具合にウイスキーが薄まってきます。
するとストレートの時には気が付かなかった、隠れていたそのウイスキーブランド特有の香りの成分がフワッと立ち上り、新しい魅力に気が付くことでしょう。
ウイスキーはそのブランドによって全く違う表情がありますし、樽の中で寝かせた年数によっても特徴は大きく異なります。
シングルモルトなのか、それともブレンデッドウイスキーなのか、その産地によってもそれぞれの個性があります。
ウイスキーが薄まるにつれ、それぞれの個性がゆっくりと、つぼみが花開くように艶やかに主張してくるのです。
それはまるで、最初のうちは小さな音で聞いていた音楽を徐々にボリュームを上げていきゆっくりと大きな音で楽しむようなイメージです。
一杯のウイスキーを飲み終わるころにはそのブランドに対しての理解が深まり、その特徴をしっかりと掴めるようになっているはずです。
これはストレートや水割りといった飲み方では気が付くことが出来ない、ロックならではの最高の楽しみ方と言えるでしょう。
氷が解けるにつれアルコール度数も低くなり、口当たりもマイルドに、さらに飲みやすくなってきます。
冷たい口当たりが楽しい
ウイスキーをロックで楽しむ醍醐味の一つにその冷たい口当たりがあります。
ウイスキーはアルコール度数の高いお酒ですが、氷で冷やしてあげることで口当たりがよくなり、飲みやすくなるのです。
例えば冬の寒い日でも、ほどよく暖房のきいた部屋の中で冷たいロックを飲むと、ひんやりとした口当たりをより一層心地よく感じることでしょう。
その心地よさはクセになり、いつまでも楽しみたくなります。
もちろん夏の暑い日の汗をたくさんかいたあとのひんやりとしたロックもまた格別です。
氷の音を楽しむ
ロックでウイスキーを飲んでいると、グラスを傾けたときやテーブルに置いた時に氷がグラスに当たって「カラーン」という音がします。
このウイスキーをロックで飲むときにしか聞こえない音は非常に心地よく涼しげで、「ウイスキーを嗜んでいる」という世界観に思う存分浸れることでしょう。
お酒を飲むときはその雰囲気も非常に大切です。例えば、静かなバーのカウンターで一人、氷の音を楽しみながらロックを楽しむなんてとってもかっこいいのではないでしょうか？
ウィスキーは幅広い世代から好まれているお酒の種類で、最近ではハイボールの流行もあり世間に広く知れ渡っています。
ウィスキーの飲み方の中でも、特に人気があるのはロックです。
ウィスキー本来の味や香りを楽しむことができるため、晩酌にもぴったりと言えます。
では、どのような銘柄が選ばれているのでしょうか。
ここからは、ウィスキーのロックの種類や、多くの人から選ばれている人気の銘柄について紹介し解説していきます。
ウィスキーのロックによる飲み方の種類とは？
お酒の飲み方としてロックと言えば、お酒に対して氷を入れるだけの絵をイメージする方が多くいます。
しかし、ウィスキーについてはロックの中にも種類があり、知らない人も少なくありません。
では、一体どういった種類の飲み方があるのでしょうか。
ここからは、ウィスキーのロックによる飲み方の種類について説明していきます。
オン・ザ・ロックス
ウィスキーのロックの中で、最も好む人が多く定番となる飲み方となります。
飲み方は、ロックグラスに大きなサイズの氷を入れ、そこにウィスキーを半分ほど入れるというものです。
ウィスキーをロックグラスに注いだ後は、軽くマドラーで混ぜると良い具合に味が整います。
また、オン・ザ・ロックスで美味しく飲むためのポイントとして、ウィスキーを注ぐ前にしっかりとロックグラスを冷やしておくことが挙げられます。
いかに氷を長く溶かさずにキープできるかがポイントとなるため、冷たいロックグラスを用意しておくとゆっくりとウィスキーを良い状態で味わうことが可能です。
氷が溶けるまでは、ほぼストレートでウィスキーを飲んでいる感覚に近いものがありますが、徐々に氷が溶けていくうちに水でウィスキーを割った状態に近くなっていきます。
ウィスキーを提供しているバーでも最も人気がある飲み方で、自宅での晩酌でも簡単に楽しめます。
ハーフロック
ハーフロックとは、いわゆる水割りのような飲み方になります。
ロックグラスに大きなサイズの氷をはじめに入れ、そこにウィスキーと水を同じくらいの量で注ぎます。
ウィスキーはアルコールや味をきつく感じてしまう人が多くいますが、ハーフロックであれば少し味を薄めることができるため、初心者には適した飲み方と言えます。
水をウィスキーと同等の量を入れているため、氷が溶けるスピードも早くなります。
そのため、お酒自体があまり強くない人にとっても飲みやすいロックの種類となり、ウィスキーの香りや味を楽しみつつゆっくりと嗜むことができます。
ミスト
女性にも人気があるウィスキーのロックによる飲み方で、クラッシュアイスと呼ばれる細かく砕いた氷をロックグラスに入れてウィスキーを注ぎます。
非常にウィスキーを冷たい状態にすることができ、特に夏場には最適なロックによる飲み方です。
大量の氷が入っているためウィスキーの味も変化しやすく、すぐに味は薄まるためお酒が弱い人やウィスキー初心者にもおすすめとなります。
お店でも提供されていることが多く、見た目もおしゃれなため自宅でのパーティーにも最適です。
クラッシュアイスは、コンビニやスーパーで売っている氷を購入し、ピックで砕くと簡単に作ることができます。
また、レモンピールをロックグラスにウィスキーと共に混ぜることで、さらにさっぱりとした爽やかな味わいとなり飲みやすくなります。
ウィスキーをロックで飲む際に人気の銘柄とは？
ウィスキーは、数あるお酒の種類の中でも銘柄が多く存在します。
世界中で製造されており、一つ一つにしっかりと個性があるため、お酒ずきにはたまらない種類です。
では、ロックでウィスキーを飲む場合に、美味しいと評判の銘柄はどれになるのでしょうか。
ここからは、ロックでウィスキーを飲む場合に、多くの人から選ばれている人気の銘柄について紹介していきます。
ザ・マッカラン
数あるウィスキーの中でも非常に人気がある銘柄で、ロックで飲むことにより味や香りを存分に楽しむことができます。
12年樽で熟成されたマッカランは非常に香りが良く、ウィスキー好きからも高く評価されています。
世界はもちろん、日本でも徐々に認知度を高めており、ウィスキー通から初心者まで楽しむことができる銘柄の一つです。
味わい深い果実のような風味は癖になり、女性からも飲みやすいウィスキーとして好まれています。
価格はおよそ6,000円となるため少し高価ではありますが、ウィスキーをロックで楽しむ場合は是非口にしていただきたい種類です。
アルコール度数は40％となるため、お酒があまり強くない人はハーフロックやミストでの飲み方がおすすめとなります。
フォアローゼズ シングルバレル
香りが良いウィスキーとして人気があり、特に女性から好まれる銘柄となります。
香りだけでなく味についても口当たりが良く、ウィスキー初心者の人でも飲みやすいためネット通販でも売れ行きを伸ばしています。
パーティーで出されることが多いウィスキーで、アルコール度数については50％となり少し高い設定となります。
そのため、お酒が得意でない人はハーフロックで水割りに近い状態にして飲むことをおすすめします。
少し苦味のあるチョコレートと良く合うウィスキーで、晩酌時に用意しておくと最大限に味わいを引き立たせることができます。
バランタインマスターズ
日本では有名なウィスキーの銘柄で、街の酒屋でも置かれている定番とも言える種類です。
口当たりの良さから飲みやすくなっており、ウィスキーを初めて飲む方でもロックで楽しむことができます。
香りも程よくなっており、銘柄によって癖の強いものがありますが、バランタインマスターズは比較的癖は強くないウィスキーです。
アルコール度数は40％となっており、平均的な数値となります。
ロックで飲む場合は、オン・ザ・ロックスかハーフロックがおすすめで、徐々に味が薄まるにつれて飲みやすさも増していきます。
あえて、ハーフロックにソーダを少量入れる飲み方も人気があります。
価格についてもおよそ4,000円ほどとなっているため、購入しやすい金額も魅力的です。
シングルモルト 余市
北海道の余市で醸造されたウィスキーで、日本が誇る名作の一つです。
味わい深いウィスキーで、程よい甘さが際立つためウィスキーに慣れていない人でも飲みやすい銘柄となります。
また、ウィスキー特有のスモーキーさもあるため、初心者から通まで幅広い人から好まれています。
国産のウィスキーとして多くの人に認知されており、アルコール度数については45％となっています。
価格はおよそ5,000円で販売されているため購入もしやすく、晩酌で楽しむ方も多いです。
まとめ
ウィスキーは多くの人から愛されているお酒の種類で、なかでもロックによる飲み方はウィスキー通を始め初心者からも好まれています。
ウィスキーにはロックといってもいくつか種類があるため、自分に合った飲み方を選択できる点は魅力的です。
人気がある銘柄を押さえておくことで、プレゼントとしてウィスキーを贈ることもできます。
自宅での晩酌用に購入する方が多く、今では通販サイトでも取り扱いが増えているため、是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
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