昨年9月に予約を開始して話題となったレトロゲーム互換機「POLYMEGA」ですが、メーカーのPlaymajiは公式Twitterアカウントにて本機の最新情報を伝えました。
- 「POLYMEGA」のハードウェアは完成した。35W Intel Coffee Lake Sシリーズプロセッサで動作しており、必要であれば将来的にアップグレードすることが可能。
- コンソール下部の拡張ポートを介してNVMe M.2 2280 SSDをサポート。1TBまでのSD拡張も残っており、合計3TBまでゲームをインストールすることができる。
- セガサターンのディスクライブラリ全体でゲーム/HLE BIOSともにフルスピードで99%の互換性を達成した。プレイステーションのHLE BIOSは現在90%の互換性で、今後2ヶ月でさらに改善される。
- 「POLYMEGA」では社内で作成されたソフトウェアあるいは合法的にライセンスを取得したソフトウェアのみが使用されている。エミュレーターは低電力ARMデバイスで実行できる、最高かつオンリーワンのもの。それには“大きな”違いがあり、来週ゲームプレイのサンプルをYouTubeで公開する。
- 高品質のSNESエミュレーターは拡張チップをサポートしており、現時点でSA1、SuperFX、CX-4、DSP-1/2、S-DD1、その他亜種が実装されている。無劣化オーディオを含むゲームプレイのサンプルは近日中に公開予定。
- 悪いニュース。14nmの供給不足が出荷日に影響を及ぼしており、CPUを受け取って出荷するのは夏になる。プレスプレビューユニットと予約注文分は受け取り次第発送される。
- GDCではプレスプレビューを実演し、セガサターン、プレイステーション、メガCD/Sega CD、32XCD、ネオジオCD、Turbo CD/CD-ROM2、すべてのディスク機の動作を披露する。
- 5月に2回目の予約受付を行う予定。詳細は今後公開。5月にハンズオンイベントを実施する他、E3にも参加する。
モジュール式の本体により30機種、9,000本以上のゲームへの対応を謳う「POLYMEGA」。果たしてその実力は如何なるものなのか、今後のさらなる続報に期待です。