中村蒼と石橋菜津美が夫婦を演じるドラマ『夫のちんぽが入らない』が、3月20日(水)からフジテレビが運営する動画配信サービス「FOD(フジテレビオンデマンド)」と世界最大級のオンライン定額制ストリーミングサービス「Netflix」で配信されることが決定。また、尾野真千子、松尾諭、坂井真紀ら豪華出演者も発表された。
同ドラマは、こだまによる自伝短編小説「夫のちんぽが入らない」を原作とした作品。夫となる男性と交際してから約20年、“入らない”女性がこれまでの自分と向き合い、ドライかつユーモアあふれる筆致で綴った“愛と堕落”の半生、“衝撃の実話”を綴った処女作。とにかくタイトルが衝撃的なインパクトを持つ本作だが、描かれるのはごく普通の夫婦が絆を育む物語となっている。
今回発表となったキャストとして、石橋演じる久美子の生徒の母親・寺田朋美役を尾野が演じるほか、久美子の最初の不倫相手となるミッキー役を松尾、精神を病んでいる久美子の浮気相手・アリハラ役を落合モトキが務める。
また、久美子の母親・山本冴子役を筒井真理子、父親・山本祐介役を春海四方。研一の父親・渡辺和之役を国広富之、母親・渡辺京子役を千葉雅子が演じる。さらに、演出・タナダユキとのつながりで、坂井、江口のりこ、浜野謙太も出演する。
物語は、久美子(石橋)が大学に入学し、同じアパートに入居していた研一(中村)と交際を始めるところからスタート。そして、初めて体を重ねようとした夜、研一の性器が全く入らないという事件が起こるが「性交為ができなくても、それ以上に好きな人と一緒にいたい」という強い思いにより2人は結婚を決意する。
しかし、久美子は「当たり前のことができない自分は“不良品”である」という劣等感を抱え、研一は久美子を幸せにしてやれないという思いに苦しみ、2人の心は徐々に離れてしまう。そんな夫婦が一般的でない悩みを抱え苦しみつつも、自分たちだけの夫婦のカタチを見つけ出していく……。