ケリー基準


「ケリー基準」 とか 「オプティマル f」 と呼ばれる手法の解説を試みたのですが…。

頭の悪い人がモノを説明するとこうなるという見本になってしまいました。
簡単なことをわざとわかりにくく説明しているかんじです。

まあ、書いちゃったものは仕方ないです。お暇な方は、ご覧下さい。

ただし、数学の知識が少し必要です。ページごとに水準がバラバラですが、理科系の高校生くらいの知識で大丈夫だと思います。数式をまったく使わずに説明するには、それなりの技術が必要であり、私には無理です。


「ケリー基準」 も 「オプティマル f」 も聞いたことのない人のために、ちょっと説明しておきます。

これは、ギャンブルなどで賭け金を決める方法です。

たとえば、勝てば賭け金だけ儲かり、負ければ賭け金没収という賭をします。勝つ確率は 60%で賭は何度でもできます。あなたは 1000円持っているとしましょう。いくら賭けますか?

ケリー基準によれば、手持ちの資金の 20%を賭けるのが 「正解」 です。これには数学的な根拠があるのです。

ギャンブルで使われた理論なのですが、理屈の上では、相場においても売買する株数を決定するのに使えるはずなので、それを説明してみようというわけです。


なお、ここでは、「ケリーの公式」 と 「ケリー基準」 という語を区別して使いました。一般的にそうするものなのかよく知りません。ケリー自身が、こんな区別をしていたわけではないです。

以下のページでは、「ケリーの公式」 ≠ 「ケリー基準」 = 「オプティマル f」 です。

【注】 「ケリーの公式」 = 「ケリー基準」 ≠ 「オプティマル f」 としている人もいるようです。言葉の定義の問題ですが、たぶん、私の使い方が正しいと思います。
あと、細かいことですが、テキスト部分と画像部分で数式の書体が一致していません。とくに 「 g 」 がそうです。いまから直すのは面倒なので、そのままにします。

それから、私自身は、相場でケリー基準を使うのは無理なんじゃないかと思っています。以下のページでは、ケリー基準が相場においても最適戦略であるかのように書いたところがありますけど、これは話の都合上そうしただけです。


上から順番でないと意味が通らないはずです。順番に読んでも意味をなしていないかも知れませんが。


ケリーの公式(1)(2)(3)

ケリー基準(1)(2)(3)(4)

十分大きい n とは

実験

最大損失

実際の使い方(1)(2)

1単位とは

分散投資

ドローダウン

ドローダウン対策(1)(2)

問題点

ケリー基準の歴史

ラルフ・ビンスの本について

参考文献


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