秋葉原で詐欺に。。。
本日、12時すぎ秋葉原のヨドバシカメラ北をぼーっと歩いていると、すれ違った男性から、「おひさしぶり」と声をかけられました。
中肉中背の50過ぎの男性で、見たことのあるような顔なのですが名前が出てきません。
「どちらさまでしたっけ」と言うと、相手は「斎藤です」と答えます。思い出せません。
「どちらの斎藤さんでしたっけ」と尋ねると、「渡辺さんのとこの。昔、電気の方の配達とかしてたから。。。」
頭の中で知っている渡辺さんを思い浮かべますが、電気の仕事で配達が関係するような人は思い出せません。
でも、ここは秋葉原です。昔、アマチュア無線をやっていた時にどこかで知り合った人かもしれません。
頭をフル回転させていると、急に背後から男の声がしました。「こっちで話をしよう」
振り向くと知らない人です。「どういうことですか」と尋ねると、「とにかく別のところで話をしよう」と私をどこかへ連れていこうとします。
真っ昼間に私を拉致することはないと思うのですが、気味が悪いので、「いいです」といってその場を去りました。
振り向くと一人目の男性は何が起こったのが分からず呆然とした様子です。
二人目の男性と歩く方向が同じだったのですが、彼いわく、「あれは詐欺だから」。
とりあえず、「ありがとうございました」と言って別れました。
たぶん、知り合いの振りをして、お金を借りていく寸借詐欺だったのではないかと思います。
私がびっくりしたのは寸借詐欺の方でなく、二人目の男性が現れてどこかに連れていこうとしたことでした。
二人目の男性は、本当に善意の人だったのでしょうか?
詐欺から救ったことを恩にきせるという詐欺だったという可能性も否定できません。
でも、あの呼びかけでついていく大人はいないと思うので、やはり善意の人のような気もします。
部屋に帰って検索すると、秋葉原ではいくつかの詐欺的行為が日常的にあるようです。
- シルクスクリーンの絵を売る
- 外国製の時計をただであげるから、飲み代程度をちょうだい
- あやしい募金
- メイド服のオネエサンについていくと、安物の服をカスタムメイドといって買わされる
そういえば、一年ほど前まではジャンク街のあたりで、黒いメイド服のおねえさんがやたらに若い男性と話をしていました。
メイド喫茶の勧誘なのだと思っていたのですが、公園の近くのお店は一階に何もなくておかしいなと思った事があります。
いろいろあるようですが、一番情けないのは、私がいかにも騙されそうな顔でぼーっと歩いていた事です。
追伸:
6月30日で「俺コンハウス」が閉店になってました。
結構好きだったので残念。
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