ご訪問ありがとうございます。
私は、自分の乳癌初期治療の経験から
燻っていた思い
(手術不能な局所進行乳癌に関する
ドラッグラグ、
pCRしなければ予後が悪いのに、
薬剤が追加できない、
期待する薬剤がステージ3であるために
使えなかった無念)
が強かった分だけ、特に薬物療法に関する
ここ2~3年の医学、医療の進歩を、
喜ばしく感じる気持ちも大きく、
振り返って臨床試験や薬事承認の
「進歩」の記事の再掲が長くなりました。
※私が自分事としても、見えているブロ友
さんに関係することとしても、
ウォッチしている臨床試験関連の記事は
ほとんど再掲したかしら(^^;)(;^^)
本題は、その根底にある、と言いましょうか
先の、と言いましょうか、
「心」なのです…。
時々リブログさせていただき、
昨年11月にご紹介した素敵な記事
2018/11/19
(高橋絵麻さんの素敵なVTRも)
の続きの記事を、最近リブログさせて
いただいた、
2019/3/13
HER2タイプ仲間、世代は随分違って、
お若い、若年性乳癌のメリーさんの
記事をリブログさせていただきます。
「
「がん研究は驚異的な進歩を遂げ、
がんの本体もかなりわかってきました。
がんの治療成績も大幅に改善向上し
がん患者の60~70%が
希望を持っていける時代になった。
にも関わらずなぜがんの死亡率が
増えているのか。」
一言で言って
「みんなが長生きする
ようになったから。
長生きすることで、
がんのリスクも高く
なります。」
(中略)
年齢補正と言う統計処理をすると
そのうえで見たがん死亡率は
いま減りつつあるのです。
がん治療法について、
新しい治療法が
次々と開発され、
随分進歩しました。
その1つに外科の領域!
最近は内視鏡手術が発達して
患者さんの体の負担が
少なくなってきました。
放射線治療も進み、
がんそのものだけにピンポイント照射する
画期的な方法も可能になりました。
化学療法も
昔は苦しい副作用で亡くなった方も
いらっしゃたそうですが、
今は「分子標的療法」でピンポイントで
がんを攻められるようになりました。
患者さんのがんの遺伝子を調べ、
その人のがんに効く薬を
あらかじめ見つける「ゲノム医療」
と言うものも始まっています。
さらに近年は、
免疫療法も注目されています。
ただし、
「まだ2割ぐらい」のがん患者さんにしか
効果が見られませんが、
効く人にはドラマティックに効くのです。
」(転記させていただきました
若干、強調ポイントに色を追加で
付けさせていただきました)
「
先生は60代で肺がんを患い
その時今まで自分がなんて幸せだったのか反省の念が出たそうです。
「がんと
どう折り合いをつけるか、
がんをたたくだけではなく、
がんは状況によっては
闘わないといけない。
でも状況によっては
共存して過ごす。」
」(転記させていただきました
若干、強調ポイントに色と下線を追加で
付けさせていただきました)
まさに、仰る通りだと思います。
乳癌の場合、大きくは、
(乳癌診療ガイドライン、標準治療では)
・ステージ3までは闘う、
(特に進行の速いタイプで、
高齢でなければ)
・転移後治療は、共存して過ごしながら
その先に完治のチャンスが巡ってくる
かもしれない、
あるいは、闘った方がよい危機が
あるかもしれない
・闘うべき時があれば闘う
そんな感じでしょうか…。
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