その他の話題

コンシューマー版の話題や、スコア稼ぎの方法、その他のネタなどを紹介。
コンシューマー版の裏モードはなかなか爽快なので是非体験してみよう。


■ アーケード版と家庭用ゲーム機版との差異

コンシューマー版はよく出来ており殆ど違和感無くプレイできるのだが、
2人同時プレイまでしかできなかったり、効果音や演出面などで若干の違いがある。
差異は以下の通りである。

アーケード版 プレイステーション版 セガサターン版
プレイ人数 専用筐体などで最大で3人。 最大2人。 最大2人。
ディスク
アクセス
基板なので
当然そんな煩わしいものはない。
読み込みが遅く、酷い時は
ステージ中にすらLodingがある。
ステージ中の読み込みは殆どないが、
面の切り替え時などにはやはりLodingあり。
拡張RAMに対応してくれれば良かったのに……
流血 迸る真紅の流血。 オレンジジュースで代用。
(血の色がオレンジ色)
アーケード同様の真っ赤な流血。
残虐描写 当然ある。 一応あるのだが、
首が飛んだりした瞬間、
すぐに点滅して消えてしまう。
アーケードとほぼ同様。
これがオリジナルである。 効果音などに若干差がある。 効果音などに若干差がある。
裏モード ない。 ある。 ある。
備考 カプコンCPシステムの基板。
価格は時価だが1~2万円くらい。
一番簡単に入手できる。
ただし、差異は結構あって、
読み込みが遅いので快適さはない。
一番アーケードに近いが、
ソフト、ハード共に入手困難。
そしてプレステよりはマシだが、
結局ディスクの読み込み時間はある。

細かい差異は実際のゲームのプレイ上は殆ど関係ないものだが、
コンシューマー版には色々とシステムの調整がなされたオプションモードの「裏モード」が存在しており、
これがアーケード版と大きく異なる部分である。
ここでは、この裏モードにする為の隠しコマンドを掲載しておこう。

★ 裏モード突入方法 ★
タイトル画面(天地を喰らうⅡのロゴが表示されている間)で、
以下の順番通りにコントローラーのボタンを押す。

・プレステ版
R1 → △ → L1 → □ → × → ○ → R1

・セガサターン版
>> → Y → << → X → A → B → >>

※ 「>>」はサターンパッド後部の右ボタン、プレステパッドで言うところのRボタン、
「<<」は左ボタン、プレステパッドでのLボタン)

コマンド入力に成功すると、タイトルの「天地を喰らう」の文字が青く変化する。
これで裏モード突入成功である。

で、裏モードによる変更点は以下の3点。
1:3発ダウンの法則が無くなる
2:空中投げと超必殺技が追加
3:一部の技に必殺技でキャンセルがかかる


①の3発ダウンの法則が無いと言うのはかなり強烈な変更点で、
要するにダウン属性攻撃以外では敵も味方もダウンしなくなるため、
刻みパンチだけで延々と敵を殴り続ける事が出来たり
逆に曹仁のモーニングスター一発で凄い回数の攻撃がヒットして即死したりする。
色々な意味で爽快なゲーム展開となり、
天地の欠点とも言えたテンポの悪さが改善され、非常にテンポよく遊べるようになる。

ただし、3発ダウンの法則がないと言う事は、
馬に乗った敵は、他の敵を投げつけて落馬させる以外、
ダウンさせる方法がなくなる
と言う事でもあるので、苦しさも増す事を忘れてはならない。
まぁ、この場合も刻みパンチや、武器攻撃の連発で、馬に乗ったまま倒してしまえばよいのだが。
黄忠は弓矢で敵をダウンさせる事が不可能になるので通常モード以上にタックルが重要になる。

②は新しく使える技が追加されたと言う事。
まずはノーマルモードで趙雲が使えた「空中投げ」が裏モードでは全員が使用可能になった。
・関羽:空中腰折り(ジャンプ投げのモーション)
・張飛:空中パイルドライバー(垂直ジャンプ投げのモーション)
・趙雲:通常の空中投げとモーションは同じ
・黄忠:空中回転投げ(ジャンプ投げのモーション)
・魏延:空中剣刺し投げ(パンチ投げのモーション)
コマンドは全員 ジャンプ中に↓+A である。
なお、この空中投げはバルログのイズナドロップの如く、空中から地上の敵を掴めると言う特徴がある。
(ジャンプ中に地上の敵と接近して↓+Aで地上の敵を掴んで投げられる)
これは非常に爽快である。

超必殺技は以下の通りで、使用しても体力を消耗したりはしない。

武将 操作法 出せる技 備考
関羽 ↓↑↓↑+A タックル2回からの断剴撃 普通のタックルよりは出が早いが、
最後の断剴撃は相変わらず隙が大きい。
使い勝手はイマイチ。
張飛 軸を合わせた敵の近くで
↑↓←→+A
ファイナルアトミックバスター
(ブレーンバスター → スクリューパイル)
慣れると普通のスクリューより出しやすい。
威力は非常に大きい。
趙雲 ↓↑↓↑+A 昇龍裂破(飛翔剣2回) ショートジャンプ飛翔剣から大ジャンプ飛翔剣の連携。
黄忠 ↓↑↓↑+A タックル2回からの斬断弓 近距離で出すと敵を突き抜けてしまう事がある。
魏延 ↓↑↓↑+A ダブルサマーソルト ショートジャンプ斬馬蹴り→前進斬馬蹴りの連携。

通常技と必殺技の連発による使い回しの技ばかりではあるが、魏延のダブルサマーなどはなかなか爽快である。

③は、一部の投げ技の終わり際と、タックルの最中に必殺技(超必殺技)のコマンドを入力すると、
モーションをキャンセルして連続技にすることが出来るようになっている。キャンセルできる技は以下の通り。

武将 キャンセルできる技 備考
関羽 タックル、ジャンプ投げ、空中投げ ジャンプ投げからのキャンセル技は実用的。
張飛 垂直ジャンプ投げ(パイルドライバー)
タックル、空中投げ
パイルドライバーからキャンセルできるので、
夢にまで見た掴み攻撃からのキャンセル粉砕拳が!
趙雲 タックル、空中投げ あまり実用性はない。
黄忠 タックル 投げからのキャンセルは確認できず。
魏延 タックル、ジャンプ投げ あまり実用性はない。

投げキャンセルは、ジャンプ投げや空中投げで、
敵を地面に叩き付けた瞬間に必殺技コマンドを入れるとモーションをキャンセルできる。
しかし、黄忠は出来ないし、趙雲は空中投げからなので実用性がなく、
魏延はジャンプ投げ自使わないので意味がないのだが、関羽の場合は敵を掴んで、
掴み攻撃×2→ジャンプ投げ→キャンセル超必殺技と繋ぐとなかなか爽快な連続技になる。
一番理想的なのは張飛で、夢にまで見た掴み攻撃からの粉砕拳が可能になる。
掴み攻撃×2→ジャンプ投げ(パイルドライバー)→キャンセル粉砕拳は凄まじい破壊力を生み出す。
また、粉砕拳では敵はダウンしない為、そこからスクリューパイルドライバーや超必殺技に移行できる。

タックルのキャンセルに関しては、通常モードではタックルの終わり際しかキャンセルがかからなかったが、
裏モードではタックル中ならいつでもどこでも任意でキャンセル可能になっている。
これで、特に間合いを気にせず、近距離からでもタックル→必殺技が連続攻撃になるが、
やはり趙雲と黄忠以外はタックルから必殺技が繋がらないので実用性はない。
ただ、張飛はタックルキャンセル粉砕拳で遠距離から粉砕拳で襲いかかれるので結構使える。



■ 1コインクリアへの道

アーケードでプレイするからには、何としてもワンコインクリアを達成したい。
そうなるとまず重要なのは自機の数と、エクステンドスコア(自機が増えるスコア)の関係である。
天地2において残機が増えるパターンは筐体の設定で異なり、

1:全く増えない台
2:10万点で一人増える台
3:30万点で一人増える台
4:10万点、30万点、50万点、100万点で一人づつ増える台
の4種類がある。
この中で4の最終的に四人も増える設定のぬるい台ならば1コインクリアは楽勝だが、
市場で稼働している天地2は、殆どの場合2か3の、一人しか残機が増えない設定である。
ゲーム開始時に残機が一人あり、その後のスコアで一人増えるわけだから、
ワンコインクリアを達成するためには、最大で2回のミスしか許されないと言う事だ。

天地2において死んでしまう確率が高いのは晏明、徐晃、呂布の三人の敵将戦である。
この三名のうち、8面の敵将「徐晃」をノーミスで倒すのは難しいため、
ここでのミスを覚悟し、一人落ちを予定の範囲内とすると、あと残されたのは1ミスのみ。
つまり、晏明か呂布のどちらかをノーミスで倒さねばならない。
そして、残機が増えない台では、徐晃戦以外でのミスはほぼ許されない。

呂布はそれほど強い相手ではなく、慣れればノーミスクリアも楽なのだが、
問題は時間との戦い(タイムアップ)で、攻撃力の弱い趙雲辺りだとノーミスでは勝てない事がある。
そう言った意味でも残機ゼロの状態で呂布と戦うのはかなりのプレッシャーがかかる。

晏明戦で死ななければ、徐晃で一人死んでも、
残機が残り一人の状態で呂布と戦えるので、余裕を持って優位に戦うことが出来る。
よって、1コインクリアを目指すにあたっては晏明で死なない事が一つのポイントと言えるだろう。

難易度に関してはアーケード版の天地2では、エクストライージーからハーデストまでの8段階存在し、
難易度上層と共に、敵の攻撃が苛烈になる。
ハーデストともなると雑魚の槍兵ですら槍振り回しやジャンプ攻撃を多発するようになり、
敵将戦どころか道中でも死の危険が迫ってくる。
ハーデストモードで1コインクリアできた人はまさしく天地2の達人である。



■ ハイスコアへの道

「得点稼ぎ」に関する話題を少々。
もちろん、ここに書かれたこと以外にもスコア稼ぎの方法はあるが、有名な物だけ抜粋。

・究極神拳フェイタリティボーナスを狙え
敵を倒す際、メイスでぶっ叩いてトドメを刺すと敵が粉々になったり、
剣でトドメを刺すと敵が真っ二つになってしまう演出があるが、これらの方法でトドメを刺すと、
フェイタリティボーナスポイントとして200点入るので、点稼ぎをするなら積極的に狙いたい。
ただ、武器で攻撃すると得点が入らないため、こう言った特殊効果のある「技」でトドメを刺すと良い。
具体的に言うと、各キャラクターの必殺技と、メガクラッシュ、馬上での流星剣、真空剣や旋風斬りである。
これらの技は当てただけでも500点前後の得点が入るので、これでトドメを刺すだけで合計して700点も獲得できる。
また、関羽と張飛の必殺技だけは例外的に、敵の上半身だけが吹っ飛ぶような特殊な残虐奥義になっており、
ボーナスポイントが400点と他より高く設定されている。
この両名は必殺技が使いにくいので多用するのは難しいが、得点を稼ぎたい人は狙ってみよう。
ちなみに、天地Ⅱにおける残虐行為手当は以下の通り。

残虐行為 手当 備考
丸焼け 200 火炎攻撃でトドメを刺すレアなフェイタリティ。
火計以外は黄忠の馬上技、真空剣(弓)位しかやる方法がない。
真っ二つになる 200 馬上技や剣での攻撃、メガクラッシュや各人の必殺技で拝める、
比較的メジャーなフェイタリティ。また、黄忠の弓矢にも何故か真っ二つ効果がある。
木っ端微塵の肉片と化す 200 実はメイス系武器での攻撃くらいでしか見られないレアなフェイタリティ。
後は敵が爆弾で自爆した時に拝める程度。
上半身だけ吹っ飛んで
首と内臓が飛び散る
400 最も残虐性が高いフェイタリティで、ボーナスも他の倍。
関羽の断剴撃と張飛の粉砕拳のみで拝める。


・馬に乗って戦う
ダッシュ突きは得点が大きい割に攻撃力が低いので、これで攻撃すると良い稼ぎになる。
また、ダッシュ突きでなくとも、馬上での攻撃はどれも500点前後の得点が入るため、
適当に馬で攻撃しているだけでもかなりの稼ぎになる。
(ただし、刺突投げ(馬上投げ)は得点が極端に低いため、得点稼ぎが目的なら使ってはならない。)
特に、ダッシュ旋風斬りは多くの敵を巻き込める上、前述のフェイタリティがある技なので、
これでトドメを刺すと敵は真っ二つになってボーナスポイントが200点入る。
槍兵相手にこれで左右を往復しているだけでも結構な得点になる。
また、馬に乗ったままステージをクリアすると5,000点のボーナスが入る。

・武器は使わないが、ステージの終了時には持っておく
武器で攻撃しても得点はゼロなので、武器を使ってはならないのだが、
武器を持った状態でステージが終了すると持っていた武器に応じて最大で5,000点のボーナスが入る。
「ステージの終了」と言うのは、画面が切り替わるときに武器を強制的に落としてしまう時のこと。
その時、武器を自動的に失うのと同時にボーナスポイントが加算される。
また、敵将を倒した時も、武器を持っていれば同様にボーナスポイントが加算される。

武器は持っているだけで得点に加算される為、
武器を持ったまま敵将を掴んで必殺技などでトドメを刺せば最良である。
また、敵将を倒した後の僅かに動ける時間を利用して落ちている武器を拾っても良い。

・弓やナイフを撃ち落とす
弓矢をパンチで落とすだけでも得点になる。
なお、女のナイフをメガクラッシュで破壊するのも良い。
(メガクラでナイフを破壊しても、体力は消耗しないが、得点は入る)

・火計を使え
火計で敵を倒すと一体につき12,000点もの得点が入る。
(実際にはこれに丸焼けのフェイタリティボーナス200点も加算される)
なるべく多くの敵を巻き込んで倒してみよう。

・回復アイテムのボーナス得点を狙う
要は「敵の攻撃を喰らわない事で、回復アイテムもポイントアイテムにしてしまおう」と言う主旨。
体力が最大の時に肉まんセットを取れば8,000点、ロブスターや魚なら15,000点入るし、
「赤壁の戦い二」で出てくる豚の丸焼きは100,000点も入るので是非狙いたい。
武具、道具の方でも記載したが、これ以下の回復アイテムの場合、体力最大で取るのではなく、
メガクラッシュで体力を消耗してから肉まんやフライドチキンを取る事で、得点稼ぎが出来る。

・序盤の敵将戦で雑魚を出来る限り倒す
敵将戦の雑魚は無限に沸いてくるので、それらを倒しまくって稼ぐ。
序盤の敵将はクリア後のボーナス点が少なく、素早く倒しても大した得点にならない為、雑魚で稼いだ方がよい。
特に弓兵やナイフ兵、デブなどは倒すと宝物を出したりするので、それも含めて雑魚狩りの方が沢山稼げる。
さらに、李典、夏侯惇、キョチョ、淳于導は馬に乗ったままで敵将と戦えるので、熟練者はここで稼ぎまくれる。
張遼、徐晃、呂布、曹操の4名はクリア後のボーナス点が大きいので、早めに倒した方が良い。
呂布と徐晃に関してはわざとタイムアップしてタイムをリセットすると特に稼げる。

・敵将の首を取る
敵将を倒す際、必殺技の一段目でトドメを刺すと、敵将の首を飛ばす事が出来る。
そうすると特別な勝利ボーナスとして10,000点が入るので、可能なかぎり狙っていきたい。
また、必殺技で首を飛ばさずとも、真っ二つにしたり、粉々にしたりと、
前述のフェイタリティボーナスの入る倒し方で敵将にトドメを刺すと、5,000点のボーナスが入る。
必殺技を当てるのが難しそうな相手にはこちらのボーナスで我慢しよう。

また、体力が最大の状態(要するにノーダメージ)の状態で敵将を倒すと、
パーフェクトボーナスとして20,000点入るので、余裕があればこちらも狙っていきたい。

・ボーナスステージで勝つ
早食い競争で35,000~40,000点。
木人戦で50,000点くらいは稼げるので、結構無視できない数字になる。
パーフェクトを取りこぼさないようにしよう。

・呂布戦でタイム稼ぎ
呂布戦で呂布を殺す寸前まで追い込んだら、雑魚を倒して稼ぎつつも、
わざとタイムアップして死に、残りタイムを99に戻してからすぐ呂布を倒す。
ボス戦ではタイムアップになっても体力が徐々に減少するだけで即死はしないが、
この状態で体力が減少してゼロになると「タイムアップ」となり、残機が一人減ってタイムが99に戻る。
(このタイムアップ状態の時に「敵の攻撃で死んでしまう」と、
ただ「殺された」と言う事になり、タイムは99に戻らないので注意。)

これで呂布の得点80,000点とパーフェクトボーナス20,000点、タイムボーナス9,500点前後、
ゲームクリア後のボーナスで95前後×3000=285,000点前後、
合計して、394,500点もの得点が稼げる。(実際には活躍などのポイントも加算されるのでこれ以上)
呂布だけで40万点近い得点が稼げるので、ハイスコアを狙うなら是非狙いたい。

難しいが、徐晃でも同じ方法で180,000点ほど稼げる。
残機に余裕がある熟練者にはお勧め。



■ 相打ちでも生還

敵将と相打ちになって死んだ場合はミスにならない。
叫び声とともに倒れるのだが、その後起きあがって元気に「敵将~~討ち取ったりぃ~!」と叫んでくれる。
無論残機も減らない。
ただし、面クリア時の体力点ボーナスはゼロになってしまう。




左側のリンクメニューから、見たいコンテンツを選択してください。
左側のフレームが表示されていない場合は、ここをクリックしてTOPへどうぞ。