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Gジャンはこう着こなす! おしゃれな男のコーデ術【秋冬編】
秋は主役として、冬はインナーとして。季節をまたぎ活躍するジージャンは、夏が終わる前に押さえておきたいマストハブ。選択時のポイント&秋冬のコーデ術を解説します。
2018.08.30
夏が終わると、Gジャンが手放せません
秋口にサラッとカットソーやシャツの上から羽織れるGジャンは、着こなしの主役として欠かせません! アメカジ好きの大人にとって不動の定番アイテムであるのはもちろんのこと、昨今の秋冬トレンドとしてもハズせないアイテムです。
秋だけにとどまらない。冬だってGジャンが活躍するんです
アウターのイメージが強いGジャンですが、冬にはヘビーアウターのインナーとしても活用可能。レイヤード力がきわめて高いおかげで、シーズンをまたいで着こなせるというワケです。長期的に使えるとなると、コストパフォーマンス的にも助かりますよね。
秋も冬も“使える1着”を選ぶポイントをチェック
Gジャンならどんなモデルでも秋冬の2シーズン着回せるかというと、そういうわけでもありません。賢く着回すために、見ておくべきポイントを詳しく解説していきましょう。
ポイント1コンパクトなショート丈が着こなしやすい
アウター&インナー、どちらとしても使うのであれば着丈はショート丈が断然おすすめ! 合わせやすさはもちろん、コーディネートをすっきりと見せられるのも大きな理由です。丈が長いモデルだと、上にアウターを重ねたときにバランスが悪く野暮ったく見える恐れがあります。
ポイント2ハードすぎないダメージ感のモデルをチョイス
あまりに強いヴィンテージ加工がボディーに入っていると、ほかのアイテムとの親和性が低くなるため、汎用性にやや難あり! クリーンなリジットタイプ、もしくは“程良く”色落ちしているぐらいの控えめなヴィンテージ加工モデルをチョイスしたいところです。
ポイント3余計なデザインが入っていないほうが使いやすい
ペイントや刺しゅうが目立つ、装飾性の高いモデルは避けたほうが無難。きれいめのウェアとマッチしにくいうえ、その派手さゆえにコーデが子供っぽく映ってしまう可能性もあります。シンプルなデザインを選ぶのが常道といえるでしょう。
秋の着こなしと冬の着こなし。Gジャンを着回すコツは?
秋と冬の着こなしの違いはレイヤード。おすすめテクをまとめてみました。
▼秋のスタイリングは、Gジャンが主役
過ごしやすい気候の秋口は、ライトアウターであるGジャンがコーディネートの中心として大活躍!センス良く着こなすためのポイントと、スタイルサンプルをお届けしていきます。
着こなしのコツ1首元広めのカットソーと合わせリラックス感を
Gジャン×カットソーは言わずもがなの名コンビ。今季らしさを呼び込むなら、Vネックなどの首元広めのカットソーを抜てきするのが吉です。シンプルなコーデに適度なリラックス感が生まれ、装いがグッと今っぽく映ります。
ブラックのカットソー&パンツでまとめたスタイルに、Gジャンをオン。全体的にトーンの暗い着こなしであっても、軽やかなVネックデザインのTシャツをインナーに用いるだけで、ヘビーさを感じさせません。
リジッドのGジャンにレザーシューズ、黒パンツなどシックな雰囲気のアイテムでコーデメイク。ただし、単調な印象になるのを防ぐため、インナーには真っ白なVネックTシャツをピックしています。メリハリ感が絶妙ですね。
カットソーのレイヤードも真似したいテクニック。着丈の長さに変化をつけることでメリハリのある着こなしに仕上がります。広めの首元に加え、袖をまくって手首を見せることで、程良い抜け感が生まれています。
着こなしのコツ2パーカーとのコンビでアメカジ感を全開に!
パーカーとGジャンのコンビもおすすめしたいレイヤードスタイル。ともにアメカジの定番アイテムだけに、相性の良さは申し分ありません。パーカーはいろいろなタイプがありますが、大人っぽく着るなら無地かつプルオーバーのモデルを推奨。
Gジャン&パーカーはブラック、ボトムスはグレーと、無彩色で全体をリンク。下手を打つと幼く見えてしまうアメカジスタイルですが、これならスマートなムードを醸せます。白ソックスを差し色として使うテクニックも真似したいところ。
タイトなホワイトのプルオーバーパーカーを差したことで、ワーク感の強いアメカジスタイルに清潔感が加わっています。ベレー帽やラウンドメガネといった、知的な印象を放つ顔周りの小物がアカ抜けたイメージを高める一因に!
Gジャン、ワイドパンツ、パーカーと使っているアイテムはどれもベーシック。それでいてスタイリッシュに見えるのは、パーカーの鮮やかな色合いのおかげです。パーカーのカラーがアクセントとして際立つよう、その他のアイテムは定番色をセレクト。
着こなしのコツ3品良さを狙うならタートルネックを投入
あえて品良くGジャンを着こなす場合は、タートルネックとのコンビネーションがグッド。Gジャンが持つラフさを、ニットがうまく緩和してくれます。タートルネックは旬度の強いアイテムにつき、今っぽさも高まり一石二鳥!
Gジャンの下からちらりとのぞく白のタートルニットが、着こなしを端正な印象にブラッシュアップ。クラス感あるレザートート&レザーローファーも上品さの向上に一役買っています。まさしく、大人アメカジの模範解答ですね。
インナーにボーダー柄のタートルを差したことによって、清々しさが大幅にアップ! 計算力の高さが光る小粋な着こなしです。加えて、リーフ柄が全面に散りばめられた『バンズ』のスニーカーが絶妙なアイキャッチとして作用。
ローゲージ編みのタートルで着こなしに温もり感をブレンド。さらに、ニットの下からデニムシャツをのぞかせた、Gジャン&シャツによる“デニムサンドイッチ”が高鮮度です。重くなりすぎないよう、足元は少し肌見せしました。
▼冬のスタイリングはGジャンをインナー使いで!
寒さが厳しくなる冬場は、Gジャンをインナーアイテムとしてシフト。意外にも万能インナーとしてさまざまなアウターに合わせられるので、5パターンのコーデ術を指南します。
着こなしのコツ1ミリタリーコートとのマッチングで男らしく
タフな雰囲気を放つミリタリーコートとGジャンの組み合わせならば、男らしさを簡単にアピール可能です。コーディネートが野暮ったく見えてしまわないように、サイズバランスやカラーリングに注意しましょう。
ワイドシルエットのミリタリーコート&パンツと、スリムなGジャンのシルエット対比が印象的なスタイリング。武骨さが前に出過ぎないように、スマートなカラーリングを意識しているのもポイントです。バランスの取り方が技アリ!
細身のアイテムで全体をまとめて、洗練したミリタリーアメカジに仕上げています。インナーにホワイトのタートルニットを活用して、品行方正さも巧妙に織り交ぜました。柄ソックスのチラ見せもニクいですね。
着こなしのコツ2トレンチコートで大人の風格を加味
トラッドなトレンチコートに、アメカジの王道をいくGジャン。まったくテイストの異なる両アイテムですが、実は相性が非常に良いんです。Gジャンのカジュアル感をトレンチコートが緩和し、ほんのり品格の香るスタイルに帰結しました。
Gジャン、カットソー、アンクルパンツを使ったラフなカジュアルスタイルを、ベージュトレンチで見事に引き締め! サイドを刈り上げたクラシックな7:3ヘアとも雰囲気が合っていますね。トータルバランスに秀でた装いです。
抜け感が強いウォッシュドのGジャンを、トレンチコート&タイドアップでカチッと着こなしています。その一方、ビッグフェイスのサングラス投入で、男らしさもしっかりとキープ! リズムの付け方が上手なおしゃれ巧者です。
着こなしのコツ3ダウンジャケットでアウトドアMIX
昨年に引き続きトレンドアウターとして君臨するダウンジャケットを羽織れば、アウトドアMIXスタイルが即座に完成。ダウンは防寒性の面でも頼もしいアイテムなので、真冬の主力コーデとなってくれそうです。
着ぶくれしないよう、薄手のダウンジャケットをGジャンにオン。スウェットパンツ&バケットハットで、アクティブなムードを一段と強めています。モダンなサイズバランスに徹しているので、“ガチ”っぽく見えてしまうことはありません。
しっかり肉厚な『ザ・ノース・フェイス』のダウンなら、真冬にも難なく対応。着こなしをシャープに見せるため、ブルー系カラーで色みを同調させているのも見どころです。各所にホワイトを差しで軽さも巧みに注入しました。
着こなしのコツ4レザーアウターを織り交ぜスタイルに味を
レザーとデニムは不動のベストパートナー。味たっぷりなカジュアルスタイルを打ち出せます。とはいえ、男クサさが全面に出てしまうのは避けたいので、ボトムスはスラックスなどの品行方正なモデルを合わせましょう。
Gジャンにレザーアウターを重ねるとハードさが色濃くなりがち。しかし、彼のように清潔感あるホワイトパンツを合わせると都会的なカジュアルコーデに帰結します。レザー特有の重さも同時に払拭できるので、まさにいいことずくめ。
ライダースジャケット×Gジャンのバイカー的レイヤード。対照的に、ボトムスには品の良さが香るグレースラックスをピックし骨太さを中和しています。この上下の緩急が、今ドキ感演出のキーポイントとなるんです。
着こなしのコツ5テーラードジャケットでエレガンスな趣を注入!
オーバー30世代なら誰しもが持っている、ドレッシーなテーラードジャケット。このアイテムも、Gジャンとの重ね着に最適なんです。着こなしがグッとエレガンスに見えるので、デートファッションとしてもおすすめです。
チェック柄のテーラードジャケットは、エレガンス感を強調すると同時にプレーンな着こなしのスパイスとしても作用。Gジャンの襟立てやタイドアップで、首周りにニュアンスを出すテクも参考にしたいところですね。
ワイルドなデニム・オン・デニムスタイルに、ストライプジャケットで品を注入。クロコ柄のトートで大人にふさわしいリッチな印象もブレンドしました。また、足元にもってきた『アレンエドモンズ』がこなれ感を一段と促進します。
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