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その汽車には乗らなかった

第18作目、自暴自棄の少女とカウンセラーのおはなしです。
またピアプロ内から絵をお借りしました。
さのめさん「白鳥の湖」です。ふつくしい!
GUMI参戦!仲良くしてね^^
少女役をミクさん、カウンセラー役をGUMIさんにお願いしました。
< 生きる理由がわからなくなった女の子は通りすがりの死神に会いました。
死神は自分をカウンセラーと称して女の子とはなしをします。
女の子はカウンセラーが死神であるということに勘付いて・・・というところから始まっています。
それでは、歌詞に沿いながら解説にまいります^^


その汽車には乗らなかった

「ああ、またここに来ちゃったの?」  ←カウンセラーの台詞です。
廃墟ビルの奥、階段の下にある古い非常扉
12桁数字ダイヤルして、錆びついたドアノブ回せば
そこは夢の国  ←彼岸とこちらの間にある場所です。少女は自暴自棄に陥っているのでこの場所に来ることができます。
人形ある待合過ぎて、白い衝立の向こう側から
カウンセラーは囁いた
「また迷い込んでしまったね、さて君はこれからどうしたいの?」
少女は俯いた

生きていたって、死んでいたって
誰の目にも僕は映ってないから  ←僕少女をくるりんごはプッシュします!
はじめからなかった事にして
そう考えなさんな、誰かしらきっと
君の存在を祝ってくれる輩は
確立しているから  ←カウンセラーは少女に死んで欲しくないのでこのような言動をしています。

「ああ、またここに来ちゃったね」
回転椅子に白衣かけて、カウンセラーは微笑んだ
ネオンテトラによく似た魚が、空中をひらり泳いで  ←この間カーマでネオンテトラを見ました!きらきらしててきれいだったなぁ・・
その軌跡は輝いた
フォーマルハウト行きの切符を2枚、頭上高く放り投げて  ←彼岸行きの切符を2人分出しています。
カウンセラーは仄めかした  ←カウンセラーは本当はずっと一緒にいたいので少女を死なせてしまいたいです。
「また迷い込んでしまったね、さて君はこれからどうするの?」
少女と目があった

生きていたくて、死んでいたくて
何の為に生きているか判らないから
一緒に連れてって  ←切符まで出されていますから勿論少女は食いつきます。
そう考えなさんな、少なくとも僕は
君の存在証明書、発行したいと思うから  ←やっぱり少女には生きていて欲しいカウンセラーです。
もう一度、よく考えてみて

開かなくなった非常扉が
語る事は、たった、たった一つだろう
もう既に答えは出ていた
世界は廻る、感傷は止まる
「また会える日を楽しみにしてる、それまでお元気で」  ←ちゃんと人生を送って、死んだときに迎えに来るよという意思伝えです。
遠くの汽笛に耳を澄ました  ←カウンセラーは彼岸へと帰ってゆくのでした。


少女のモデルはなばりの宵風さんです。
自分は生きてていいのか悪いのか、はじめからなかったほうがよかったのではないかと模索する姿を参考にしました。





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