2019年3月21日 05:00 | 無料公開
野田署は20日、入管難民法違反(不法在留)の疑いで野田市平井、タイ国籍の男で解体業、ソムポン・ケンリット容疑者(61)を逮捕した。
逮捕容疑は2000年10月ごろ、入国審査官から上陸の許可を受けずに入国。今年3月8日までの約18年半、野田市などで生活し、国内に不法に在留した疑い。
容疑者は砂糖が積み荷の密輸船に身を隠し、数人の外国人と一緒に横浜から入国したという。数年前に野田へ転居した。「日本でお金を稼ぎたかった」と容疑を認めている。
同署によると今月9日、市内の路上で中型ダンプを運転していた容疑者が信号無視したため、警戒中の同署員が事情を聞いた。不法入国をほのめかしたため、道交法違反(信号無視)の容疑で逮捕し、在留資格の有無や入国の経緯などを調べていた。