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ジェシカ

第20作目、中毒症患者の曲です。
中毒症により大切な人も忘れてしまった患者の僕が、看病する君をとおしながら自分を取り戻す!という具合になっています。
あるとき、荒川UTBの亀有病を思い出してつくろうとおもいました。 それでは解説に参ります^^


ジェシカ

空になってたんだ、缶珈琲
点滴連れて棟を徘徊  ←1番は患者ということで病院にいます。
手をたたき子どもは僕を指さして笑い
女の人は、「見ちゃダメよ」って言ってた
よく晴れた錦秋の候
白い壁にて孤立無援
ふと目をやると、少女はガーベラ腕に抱えてさ  ←僕はまだ君を思い出せないので少女になっています。
無意識に僕は花瓶を、と逆さまに床に落ちた

あー、ジェシカジェシカまさに、ガバナンス
歯が立たぬ診断書破り捨て消火器引きずって歩くの、僕は
狂っちゃいないよ
ジェシカジェシカお家に帰ろ
おっと、最終便なら間に合うかな
世界恐慌、頭痛・めまいは続く  ←世界恐慌は僕自身の世界がとんでもない状態に陥ってるよ!という意味で使っております。

借りっ放しだった代本板  ←代本板を借りるって変ですよね^^常識が通じないくらい僕は変になっていることを表しています。
点滴針の跡、左腕  ←2番ではリハビリで図書館に来ています。だんだん回復する僕です。
色鮮やかな背表紙を指でなぞる、なぞりながら
首かしげて学生は去った
よく晴れた新緑の候
伝記コーナーで孤軍奮闘
ふと目をやると、君は重そうに図鑑抱えてさ  ←少女が君だということはわかりましたが、名前までは出てこない状態です。
脚立に乗った僕はぐらりんり、バランスを崩した

さー、ジェシカジェシカ御覧、流れ星
人混みに出られず図書館の、椅子の下ガタガタ震える僕は
気違いじゃないよ
ジェシカジェシカきらり、北極点
で、最終便まだ間に合うかな
世界恐慌、不眠・耳鳴り止まぬ

そう、わかってんだ、まともじゃないのは僕なんだ
既に治療法効かないんだ、元に戻れるのかな?
包帯解いて、僕に残ったのが、
気持ち悪い傷跡だけだったとしても、
君は笑ってくれる?

あー、ジェシカジェシカ患者なんだから
も少し丁寧に扱って君が誰か思い出せそうなんだ
僕を笑ってよ
とろんとした瞳で見つめないで
3,4,5で魔法にかけられた
世界恐慌、君の名前で終止符  ←君が誰だったかまで思い出した僕です。


絵は鉛筆でガリガリ描いてみました!
ミクさんに中毒症患者役をやっていただきました^^ やっぱり最近目が細くなりがちなミクさんです。
私の趣味のあざらしを所々に散りばめてみました。是非探してみてください!





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